さて、出来上がったカレンダーを
少し見てみましょう。
全体的には色の種類が肌色系の紙を使っています。
まあ以前の黄色に比べて
色合い的には濃い色なんですが、
逆に発色はよくなっているような気がします。
紙を購入する時に、
両面印刷なので裏の色があまり
すけなさそうなやつであるとか
値段とか、目立つやつとか考えて
黄色というかクリーム系を
選んでいたのですが、
色見本をいただいて
いろいろ試してみたら、
今回の肌色系がいいなあって
思ったのでそれを採用しました。
また受け取っていただいた人の
参考意見を聞かせてもらおうと思っています。
ではさらに見ていきましょう。
表紙にはこの頃はこの一年間に
行った場所の写真を採用しています。
昨年は山では中央アルプスや
開聞岳などの写真があったのですが、
今年はあまり高山には登っていません。
なので写真となると素材が
あまりないですねえ。
旅行に行った先は山口とか
軽井沢などがあったので、
そこの特徴のある景色を並べています。
来年はもう少し山に登って
みたいなあと考えたりしています。
右下の徳島から帰りの船の中で
見た日没の景色はとても印象的でした。
そんな表紙をめくると、
一年分の絵をちらっと紹介しています。
まず一月号は今年の干支である辰を描いています。
これがねえ、想像上の生き物なんで
見本もなく、頭の中で色々考えながら
絵にしたものです。
これがとてもむつかしかった。
辰の絵は全部で５枚ほど描きましたが、
なかなか思うようにはいきませんでした。
この龍の絵もなんかふにゃふにゃした
顔かたちですが、まあオリジナリティ
ということで暖かく理解しておいてくださいね。
二月の帽子の絵はちょっと
麦わら帽を書いてみようかなと
思って書いた絵です。
帽子だけじゃさみしいので、
飲み物の絵も横に描いておきました。
三月は、たまに行く山手にある
蕎麦屋の店先で笑っているタヌキの絵です。
４月のダンベルは、スタジオ内で
いつも見かけるやつを描きました。
５月のなわしろイチゴは、
日根野で見つけた群落の絵なんです。
来年も出かけるのが楽しみです。
６月は今回の絵の中でも
お気に入りの一つです。
絵は大したことはないのですが、
書いてある言葉がとても好きです。
また見ておいてください。
７月は産経新聞で掲載していただいた
生ビールの絵です。
よくある絵なんでしょうが、
そこに書き込んである言葉も
なんかにんまりとしてしまう言葉で、
これも大好きです。
８月は、夏に雲の絵を描こうとして
あちこち眺めたのを思い出しつつ
書いたものです。
みんなと出かけた海で見た景色を
頭の中に思い浮かべて
描いたらこんな絵になりました。
９月は時計草。
なんかぴったしの名前ですねえ。
これも日根野の村中で見かけたのを
写真なんかで思い出しながら描いたものです。
１０月はもう大谷君ですね。
普通に彼の姿を書いたら
彼の運動神経の良さなんか
描けないので、案山子にしてみました。
毎日新聞に掲載されましたが、
ニュースの中で同じような
大谷カカシを何体か見ましたねえ。
来年はユニホームが変わるのかなあ。
１１月は野菜です。
家庭菜園でできた野菜は、
見てくれはきれいではありませんが、
味はしっかりとおいしかったです。
そして最後はお豆を箸でつかむ姿。
歳をとってくると、箸の使い方が
下手になるよなあと言いながら
それなりに練習したので、
その時の絵です。
みんなそれなりに明るい心で描けました。
健康っていいですね。
来年もまたそんな感じで
絵を描いていこうと思っており、
秋ごろに展示会ができればなあ
などと思ったりしています。
あしたに続く
