友だちが和泉市で行われる
ワンコイン落語の券を
買っていたのだが、
急遽いけなくなったので、
その参加券をいらないかと
声をかけてくれた。
場所は、シティプラザというところだ。
小さな会議室風のところで
行われるというので、
まあ落語家の生の声をきくのも
楽しみだから、ありがたく
参加させていただくことにした。
落語というと、あれは昨年だったかなあ、
鶴瓶の落語界に、それも急遽券をいただいて
出かけて行って以来やなあ。
でっかいホールでの落語会
だったのですが、今回は客も
60人という少人数なんで
またかなり感覚も違うだろうと
楽しみに出かけていった。
開演時間を確認しつつ
車でそこへ向かってゆきます。
30分前につけば大丈夫だ
というので逆算して出かけて行った。
車で30分あればつくようなところだ。
ここを曲がったらシティホールの
駐車場というところを曲がると、
あれ?なんと駐車場の入り口が
大渋滞じゃないですか。
こんな小規模の落語会なんで
それが原因じゃないでしょう。
きっとほかになにかイベントを
開催しているんでしょうね。
一台出ていけば一台入るという状態で、
時間がどんどん過ぎてゆきます。
開演時間がどんどん近づいてくる
というなか、あと一台というところで
なかなか進みません。
もう、開演のお囃子がなり始めることでしょう。
やっと入ってくださいと
指摘があったので、車を止めたのが
開演の5分前でした。
慌てて会場に入ってゆくと、
「本日はご来場ありがとうございます。」
と挨拶があり、弟子が座布団を
運んできました。
ひゃあ、何とか間に合ったぞ
って感じです。
お囃子が鳴り終わると、
若い落語家が出てきます。
ああ、武者修行って感じやな
と思いつつ見ていると、
すぐに始まりました。
「え~皆さんこんにちは」という一言。
でもこの挨拶が衝撃でした。
なんという圧力のある声でしょう。
まるで耳元にスピーカーを
置かれたような感じです。
さすがに声を商売にする人ですねえ、
大ホールで声をきいたような
感じではありません。
もう全く生きた声です。
もうこの声をきいただけで、
なんかもう丸儲けです。
ただでもらった券ですから
当然ですけど・・。
話の内容はここにかけるほど
覚えてもいないのですが、
しゃべることを商売にしている人の
見事な声に酔った落語会。
券をいただいて参加し、
意外に感動したひと時でした。
ありがとうございました。