ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

サマーデンボ1

2023-09-20 20:45:31 | 日常

おしりに大きなデンボができている。
プリンプリンのお尻である。

脂肪のカタマリのようなもので、
それをデンボと呼ぶのかどうかは
よくわからないので、
まあかろうじて出来物の象徴的な
呼び方であるデンボと言っている。

実はもう20年くらい前から、
右臀部の先端ではなく、
おしりに近い方向にぽっつりと
できてるのだ。
まあ汚い話ですみません。
ご飯を食べようかというときや、
正常な心でいるときは、
これを読んで心を乱さないようにしてください。

大きさ的には、生涯最大というわけではありません。

子供の時は何のアレルギーか知らんけど、
腕に大きなできものができており、
最終ビールの500ml缶くらいの
かさぶたが取れたことがありますね。
あれが生涯最大のデンボでした。

今回のこのデンボはある程度内分泌液がたまると、
指でエイやと抑えて正常化していたのです。
そのデンボがねえ、ここんところ
指で押さえても反応しないのです。

もうクルミが割れるんじゃないか
というくらい圧力をかけても反応がないのである。

ミセスに見てもらうと確かに
反応しそうな先端があるのだが、
これがもう固く固まっているような
感じだったのです。
これはいよいよ切開による治療かなあ
と思いつつも、その時は甲子園観戦や
ジダンの講演会などあり、
甲子園ではいきなりのホームランに
絶叫したりしつつ時がたっていました。
するともう、ばい菌が入ったのかなあ。
おしりはどんどん膨れてゆき、
ぼちぼち噴火かなあと思っていましたが、
それより痛みが出てきました。

これはいかんとすぐに皮膚科に行きますと、
どうも腫れが出ているようなので、
抗生物質で押さえたうえで、
一週間後に針で穴を開けましょう
という治療になりました。
でももうこの時点で腫れは最大になっており、
かなり痛みが走ります。

最初は「デンボ」やから「ジャンボ」が
当たるかなあとか冗談を言っていたのに、
だんだんと冗談も言えなくなってきました。

サマーデンボでサマージャンボ、
年末には年末デンボだなんてもういけません。

たまらず5日ほどで皮膚科にいくと
「うわ~これは痛いね」と言い張ります。

そう、膨れ上がったデンボの腫れが
表面の皮膚をきりさいているようです。

「じゃあ、もう穴をあけて
中身を絞り出しましょう」
と判断されました。

ベッドの上にお尻を出して寝ころびます。

「消毒は大丈夫ですかあ」と聞くので
「あまりおしりを消毒されたことはないですが、
たぶん大丈夫です」

「はい。では穴をあけますよ。
ここは痛いので我慢してくださいね。」
足元を看護士が抑えます。

ぶちっ!ううここは意識を外へ飛ばしましょう。

「三垂線の定理はどんなんやったけ」
とほかのことを考えますが、
おしりに衝撃が走ります。

そして医者が「はい穴が開きましたので
少し絞りますよ」といいます。
「痛いけど我慢ね」と言われたので、
今度は三角関数の定理を思い出しましょう。
とまあ冷静に言ってますが、
doironの体形は、枕を抱いてもだえる
リスのようなものです。

そんなおしぼりが3回ほど続いて、
医者が「はいおわりましたよ」と
言ってくれました。

現実に戻ったdoironは、
意外に軽くなったおしりに
喜びを爆発させます。



右臀部、デンボ富士山の見事な噴火でした。

火山灰もかなりの量が出ています。
かるくなったおしりにも喜ぶと同時に、
これで体重も減ったぞ
なんていう変な安心感さえ生まれてきます。

ではこのまま毎日ガーゼを変えて
一週間したらまた来てください
と言われます。

ああ、この時点で予定していた
軽井沢旅行もキャンセルですね。
こんなおしりで、車を運転し続けるのは
無理があります。

孫をたずね、軽井沢の千住博の展示館は、
また秋の紅葉のきれいな頃にでも行きますかと、
泣く泣く予定を変えたdoironだったのでした。

続く

コメント
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