まずは採取してきた冬イチゴを
全部鍋に入れて、洗浄にかかります。
採取時にビニール袋に入れてあると、
少しずつつぶれて果汁が少し
底にたまります。
これもとてもうまそうなんですが
今回はそんな果汁も我慢して捨て、
水で何度も何度も洗うのです。
冬いちごの実の根元の
がくの部分などは多く残っています。
それらを水の中で引っ張り出して
のけていきます。
実を撮るときに有毒な植物の実なども
混ざっていたなんて言うことにも
対応しておきましょう。
何度か洗って、実がきれいになったら、
水分を切っていきます。
それを鍋に移し砂糖を加えていきましょう。
量的には重さをはかるのではなく、
見た目の感覚でいちご10に対し
砂糖9くらいの割合で一気に投入し、
弱火で煮始めます。
まあ見た目の感覚でいいですよ。
砂糖は一気に溶けてゆきます。
そこからどんどん弱火で20分くらい。
水分が半分くらいになったら、
火の消しどころを決めるために
スプーンでジャムを救いながら
様子を見てゆきます。
レモンを入れた時や冷えた時に
難くなるので、水分すこし多めかなあ
と思うくらいでも、火を消しましょう。
そこへレモン汁を投入です。
見た目これくらいなら
レモン半分くらいでいいですね。
そうして鍋のまま冷やして
いったら完成です。
いらなくなった瓶をきれいに熱湯消毒して
そこへ投入してゆきます。
こうして完成したのがこれです。
味は、山で冬いちごの実を
つまんで食べた時のような
味そのままです。
そこに少しレモンの酸味が
効いておいしいです。
これをパンに塗りつけたり、
カステラにぜいたくに
つけたりしながらいただくわけですね。
忘年会の会場にこれを持っていくと、
まあかなりのお世辞が
あるかもしれませんが、
とてもおいしいと評判でした。
で、そんな話に華が咲き、
年明けの正月に今度は
麻雀のメンバーで取りに行こう
ということになりました。
まあ前回さんざん採集したけど、
山の様子はあまり変わらず
豊作のままでしょう。
行こう行こうということで、
年明けにまたまた神於山へ
ビニール袋をもって向かうことにしました。
車も二台の大人数です。
そしてこの時も山での冬いちご狩りは
初めてというメンバーが
たくさんいましたし、
家族もつれてきている人もありました。
よっしゃー、ではまたまた採集です。
大人数ですが、みんな無言で
頑張っています。
今回は二人がジャム作りに
挑戦するそうです。
いっぱい集めなきゃと気合が
入っていますねえ。
あっという間に時間が過ぎ、
では何時までで終わりましょう
と決めないとどんどん続いていきます。
doironの腰も今回は快調です。
前回よりも多く頑張って
とって帰ることができました。
そして帰ったらさっそく
ジャム作りです。
2022年初めての遊び調理でした。
で、頑張っているときに思ったのですが、
今回と前回で違っていることが
一つありました。
それは、いちごの中に入っている種が
成長していることです。
作っていて、前回よりも種の
プチプチ感が強いような気がします。
といっても食べられない
ということはないんですよ。
おいしさは同じですが、
そんな種の成長を考えると、
自然を相手に遊んでるんやなあ
って感じです。
同時に挑戦している二人からも
メールが届いて、ジャム作りに
成功したそうです。
特に一人は料理に造詣が深く、
ヨーグルトにかけるソースにも変身。
次回麻雀の時には自作の
レアチーズケーキにぶっかけて
持ってきてくれるそうです。
いやあ、皆さん楽しんでくれて、
よかったですう。
次回は何に挑戦しましょうかね。