ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

神於山の冬イチゴをジャムに3

2022-01-25 20:56:21 | 山行き

藤戸池横の保全クラブの山小屋から、
大きなクスノキ広場に至る道が
冬イチゴ群生地です。



少し歩くと、ありましたよ。



森の地面に冬いちごの草が広がり、
小さな実をいっぱいつけています。
こんな人が通りそうなところなのに、
ほとんどの実が採取されていません。

これまで槇尾山や熊取なんかで
採集した地点なんて比べ物にならないくらいに、
ここには広くたくさんの株が群生しています。

一度しゃがむとしばらくその姿勢で
積みまくります。

中途半端に腰を伸ばしたようにして
中腰でしゃがむと腰が持ちませんね。
ましてや腰痛が治りかけの
doironにとっては、
非常に注意しないといけません。

もしこんなところでぎっくり腰になったら
「冬イチゴ狩りしててね」というと
「冬イチゴって何?」なんて言う質問が
返ってきたりするだろうから厄介です。
慎重に狩ってゆきましょう。

でもねえ、ここには本当に
たくさんあるんです。

冬イチゴって実は小さくて、
一個の果実にキイチゴが4、5個
くらいしかついていません。
よく実っているなあていうのでも、
10個くらいしかついていませんから、
ジャムにするためには
数をこなしていくしかないのです。

これもこれもと夢中になってとってゆきます。
山でのいちご狩りなんて初めて
という人は、「めちゃ面白い~」と
興奮されていましたね。

ある程度実をとったところで、
四五歩動いて場所を変えて
またしゃがみます。

そういう動きを繰り返していた時です。

腰痛がすっかり頭から抜けていて、
ふと立ち上がろうとした時です。
腰にぐぐっと痛みが走りそうになりました。

ウヒャーと電池の亡くなった時計のように、
じっと立ち止まるdoironでした。
これはいかんぞ、注意しなきゃと
その時に心を入れ替えましたね。

たぶん、その違和感に気付くのに
あと0.5秒長くかかっていたら
完全にぎっくり腰になっていたでしょうねえ。

そこからは、非常に慎重な動きになってゆきます。

まるでナマケモノが
木から降りるときみたいに、
ふわふわと行動してゆきます。

痛みがひどくならないように、
気持ちも込めて冬イチゴを狩ります。

動きは全くのスローモーションです。
初めて山菜狩りをする人は、

「ジャム作るのなんてできないから、
つんだいちごはあとで上げるよ。
それにしても冬いちご狩りそのものが面白い」
と感激して言ってくれたので、
気持ち的には楽です。

もう腰が悪くなって介護が必要に
なったりしたら、原因は冬いちごなんですと、
わけのわからない発言に
なってしまいますから要注意ですね。

でもまあそんなことを言いながらも、
ここはいちごの密度も濃いので、
doironでも腰を抑えながら
これだけ採集しました。



ここに別の人の最終も合わせたら、
充分ジャムが作成できますね。



初めての冬イチゴ狩りをした人と
知り合えてできたいちご、

「これこそ『いちごいちえ』のジャムやなあ」
と気の効いたような、
わけのわからんようなことを言いつつ、
冬いちご狩りは無事に終了するのです。

それにしてもここは本当にいちごが多い。
これだけ頑張ってとったのに、
まだまだ林の下はいちご畑の状態です。

これは年明けにでもまた来ないと
いけないねえとかいいつつ、



最後に展望台に上り、
山道を帰っていく我々だったのです。

はあ、年末に正月を寝て
過ごさないといけないほどの
腰痛にはならなくてよかったです。

神社でおみくじを授与しながら、
あちちと腰を抑えるようなことに
ならなかったのは幸いでした。

帰宅後、ではさっそくジャムづくりです。

続く

コメント
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