道具屋筋の大きな商店で
センヌキを買っています。
こんな大きなお店で小さな買い物
って変な感じですがね。
気に入ったのは、変わったおしゃれな
感じで小さなやつです。
形は同じでも、色が黄色であったり
赤であったり、青であったり
ピンクであったりといろいろです。
で最終的に買ったのがこれ。
緑色のセンヌキです。
アウトドアにはぴったりでしょう。
周りの自然に向かって乾杯!
といいながらおいしいビールを
飲むことにしましょう。
これでまあ目的は達成なんですが、
こんな大きなお店で
センヌキ一つとはさみしいですね。
ほかにも買っておくものはないでしょうか。
そば切り包丁は高いしなあ。
あ、そうや。前から探していた
オリーブの種抜き機はどうでしょう。
近所の麻雀友達の家に
大きなオリーブが二本あって、
祭りのころに実をいっぱいつけるのです。
「この実をどうしてるの」と聞くと、
「捨ててるよ」とのことです。
「え~」ですよねえ。
そんな捨てるんやったら
何か使えないかとずっと思っていたのです。
調べてみると、種抜きをしたうえで、
若漬けをしたり、オリーブ油を取ったり
としているようなので、
いつか何とかできないかと
考えていたのです。
じつは小豆島に旅行に行ったときも
探したのですが、なんと5000円
近くする高級品でした。
これは遊びにしては道楽すぎるなあ、
しかも他人の家の実でもあるしなあ。
じゃまさかこんなものまで
置いてないやろなあと思いつつ、
ここでも聞いてみるかと思い、
店員に聞いてみますと、
「はい」と言って案内を
始めるじゃないですか。
え~オリーブの種取を間違えて
クルミの種取とかと言ったんや
ないやろなあと思いつつ、
ついていってみると
「この辺りですねえ」と言って
紹介されました。
おお~あるじゃないですか。
オリーブ園のグッズコーナーにも
負けないほどの展示があります。
パッと見たのが、小豆島で
売ってたのと同じ商品です。
ああ、これは高かったなあと
値札を見ると、おおなんと
半額ほどの値段じゃないですか。
さすがに大阪の道具屋筋です。
まあこの金額やったら、
オリーブと戯れるのには
いいかもしれません。
オリーブの絵手紙なんかも
書けるしなあ~とか思いながら、
センヌキと一緒に会計です。
こんな器具です。
いやあ、いいものを見つけました。
さて誕生パーティまで
まだ時間がありますから、
道具屋筋を端っこまで歩いてみましょう。
途中、のれん屋さんも眺めましたよ。
以前我が家ではトトロの暖簾を
ぶら下げていましたが、
これはミセスが職場に
持っていったらそこに
取り込まれてしまいました。
またよければ買おうかなと
眺めていると、店員さんが
どうですかあと聞いてきます。
あ、さほどまだ購買意欲も
高くない頃に話をするのも
ちょっと抵抗があるので、
ここは秘策が登場です。
ニコッと笑いながら、
何もしゃべらずに歩いていく
ことにしました。
中国人、韓国人に変身ですね。
まあ周りにそういう人が多いからね。
これはいい手です。
そしてこのあと誕生パーティで
海鮮屋さんで騒いだdoiron。
この歳もいい年になれば
いいなあとよろこんだ
68歳の道具屋筋散策でした。
NHKのテレビ番組BSで、
六角精児がやっている
吞み鉄本線というテレビ番組があります。
日本各地の鉄道に乗って旅をし、
酒蔵などを尋ねていくという番組なんです。
廃線になりそうな鉄道だと
少し切ない気持ちになったり、
名所も訪ねては行ってみたいなあと
郷愁をそそられる番組です。
時折、彼が缶ビールやコップ酒を開けて、
景色に乾杯をしながら
飲んでいくのもまたいいもので、
なんかとても旅をしたくなるのだ。
その中で、彼もいろんな歌を歌っている。
もちろん自作の歌もあるというから
彼の人柄もよく出てくるのが面白い。
「若いころからの偏食が祟り、
尿酸値が異常に高い~」と
歌ったりするのも、なんか身につまされて
無性に楽しい。
先日、そんな彼の歌に関する特集番組が行われ、
いろんな歌が紹介されたのですが、
そのコーナーの一つとして
彼が旅に持ち歩くカバンの中身を
紹介するというコーナーがあった。
番組を見ていると時折カバンの中から
缶ビールが出てきたりするのだが、
これはテレビのスタッフが
用意してくれるというので
結構冷たかったりすると言ってた。
持ち物はほかにもある。
まずは簡単な時刻表もある。
そしてチーズ入り蒲鉾が3本入っている。
電車なので時刻表の関係で
食堂に入れない時もあるので、
補給食としてつまみにもなるようにと
入れてあるそうだ。
そしてもうひとつ、
地ビールをよく飲むので
よく必要になる栓抜きも
必ず入っているそうだ。
いいですねえ。
あとこれにカメラや携帯充電器、傘
なんかが入っていれば、
とりあえずは持ち物としては
合格点である。
本当は、いろんな機能もある
マタニティナイフとか入れて
いればいいのだが、
テレビ放映なんでそこは
ナイフはいけないだろうという
設定なんでしょう。
でもいいですよねえ、
栓抜きなんてのんびり感があって
いいものです。
じゃ、僕も自分で使うのを
買いに行くかと考えたのであります。
マイセンヌキなのだ。
買うとなったらちょっと変わったのを
買いたいなと思ったので、
これはもう難波の道具屋筋に
行くに限るなあと考えていたら、
誕生日にパーティをしてくれる
というので、そのときに
買いに行くことにしたのだ。
電車に乗って出発です。
難波で降りて、向かってゆきます。
道具屋筋に入ると、
台所器具なんかが山のように売られています。
一つの店に入りました。
「あのーセンヌキとかありますか」
と聞くと「あ、ちょうどいま最後の
一個が売れたところや」と
店の人が言います。
え~道具屋筋で手に入らないって
どういうこと?
しかもたかがセンヌキやで。
これはもう六角精児の仕業なのか
って感じですね。
ではもう一軒行ってみましょう。
お、ここは大きいお店ですね。
ここならあるだろうと
店の中にはいっていくのですが、
物が多すぎて大変です。
店の人に「センヌキありますか」と
聞いたら「はい」と言って
案内してくれました。
おお~いっぱいあるじゃないですか、
小さいのからでかいのまで、
またいろんな色のおしゃれなものもあります。
さすがに道具屋筋ですね。
さっきの店はたまたまだったんでしょう。
ではお気に入りを一つ選んでみましょう。
続く
友だちが、市立図書館の活動の
一つとして人形劇や紙芝居、
お話会などをやっています。
こういう趣味を持つに至った経緯は
よくわからないのですが、
一緒に山に登ったり遊んでいる仲間が
こういうことをしているので、
そんな開催イベントに
何回か参加したことがある。
まあ、動物園の話やランニングの話
などをしている友達もいるし、
自分だってこの歳になって
病気と向き合いながら絵を
描いたりしているので、
皆さん高齢化してきても
いろんなことと向き合いながら
人生を謳歌しているようだ。
でも最近そんなお話会も
中心になってやっている人も高齢化し、
ぼちぼち中止になるという話も聞いた。
まあいろんな背景があって
やっていることだから、
様々な障害を乗り越えて
やってきているんだろうが、
なかなかさらなる高齢化
というのは戦うのもむつかしい。
遅かれ早かれ中止となっていくはずである。
このお話会等のイベントは、
これまで和泉府中の駅のそばの
図書館横の会場で行われていたのですが、
今回は少し遠方の和泉中央で
行われることになりました。
まあぼちぼち終わるということなので
頑張って見に行くことにしました。
昼まで仕事をやっている人を乗せて
現場に向かってゆきます。
駐車場で車を降りて会場に向かってゆくと、
いましたいました。
山に一緒に登った人や、
ジムで一緒に運動をしている
おっちゃんとかもいます。
10人くらいは知り合いでした。
なんと北海道からきている
人までいるじゃないですか。
みんな友達の晴れ姿を見に
来ているのですねえ。
ありがたいことです。
イベントは午後3時から始まります。
席に着きましょう。
観客の半分くらいは子供の様です。
そんな子供らが前のシートに座り、
大人は後方の席で鑑賞となります。
友達の「エプロンシアター」は二本目です。
紙芝居のあと出てきましたよ。
大きなエプロンを着て、
そのエプロンには動物が
いっぱいくっついています。
それらをもとにお話が進んでいきます。
所々で出す声が「練習してるなあ」
って感じで心地よいです。
きっとお孫さんにも
見せていたりするのかなあ。
そしてもう一人は紙芝居です。
これも子供の関心をひこうと、
抑揚の付いたきれいな話し方で
進んでいきます。
時々前の画面を見ながら
進めていくのも、
なんか一生懸命でいいですねえ。
じつはこの二人は、
なんとキリマンジャロにも
上っているのですから驚きでしょ。
ほかにも人形劇でも役をやったりと、
イベント中は大忙し。
音楽がちょっと伸びているのが
気になりましたが、でも全然平気。
何も問題なく無事感動的に終了です。
みんな一生懸命でいいですねえ。
感動の一時間をいただきました。
で、このあとは韓国料理屋で
打ち上げの宴会に突入していくのでありました。
宴会へと続く。
和泉市の山手にあるリサイクル環境公園に
菜の花を見にきています。
駐車場から見て奥の方に
菜の花の咲いている場所があるので
そちらに向かって、
写真を撮りながら進んでいます。
真ん中に大きなヤシの木が
ランドマーク的に立っています。
一枚、ぱちり。
しかしまあよくもこんな幾何学的な
姿になるものです。
造形の神様には本当に最敬礼です。
その日はお客さんも少ないですね。
見ていると、若い女性が大きな
カメラを持って歩いています。
ああ、写真が趣味ですねんといった感じで、
あちこちをきょろきょろ見ながら
歩いていますね。
近くにきたその人の手元のカメラをみますと、
おお~キャノンじゃないですか。
いい写真がとれるといいですねえ。
ここの花には名前の看板が立っていて
「菜の花」と書かれています。
でもねえ菜の花というのは総称なんです。
種の名前で言うと、
菜の花の種類は「アブラナ」と
「西洋アブラナ」というのが主流なんですが、
どうもここの花はセイヨウアブラナの様ですねえ。
葉っぱも少し大振りですねえ。
なんか菜の花を見ていると
お浸しが食べたくなってきます。
自然観照と食欲が一体化しています。
花が終わったら食品製造会社に
販売したりするのかなあなんて考えてしまいます。
この公園の土は、全体的に
赤というか濃い紫のような感じです。
肥料の影響なんかなあ。
なにも植えていないところには
全面にその色の土が広がっているだけなんですが、
こんな黄色の菜の花の姿は
一気に春を感じさせてくれます。
そうそう昔、潮岬に一月に行ったときに、
異常に暖かかった気温と
広がっていた菜の花が
あったのを思い出しました。
南の方はやはりあったかくて
春の来るのが早いなあって感じでした。
そんなことを思い出していたら、
今の季節に南の方もいいなあと、
旅心も一気に刺激されましたね。
帰ったら旅行の計画を立ててみよう
と菜の花園を見ながら考えていた
doironだったのです。
このリサイクル公園も今は
この菜の花がメインなんですが、
ところどころにこんな名残の
水仙が咲いていたりするので、
もう少し歩き続けてみましょう。
公園をぐるりと回っていくと、
運動公園の向こうに梅の
咲いているのが見えました。
ああ、普段はあまりそっち方面には
いかないので、今日はちょっと
様子を見に歩いてゆきました。
結構梅が咲いていますね。
そしてこちらにもカメラマンが
多くいます。
高齢者が多かったですねえ。
年金はたいていいカメラを
買ったのかなあ。
白い色の望遠レンズを付けている
立派なカメラを持っていたりします。
ここから見た谷山池の一部がこれ。
これを築いたのが東大寺の
大仏殿をつくった俊乗坊重源で、
彼を祈る石碑が公園の隅っこ
つまりこの池の堤防に立っています。
彼とともに讃岐からやってきた人たちが、
この近所の鍛治屋町に住んでいて
地名にもなって残っています。
あまり普段立寄らなかった場所には、
意外にも歴史的な遺物が
残っていたりしたので
ちょっと感激しました。
和泉市のリサイクル環境公園。
時折訪れると、季節に合わせて
いろんな花が咲いています。
この後は芝桜やポピー、
夏前になるとラベンダーが
においを放ちながら
きれいに咲き誇ります。
行ったことのない人は
ぜひ行ってみてください。
菜の花を見て
一気に春を感じたひと時でした。
人生のひと時というか、
いや大部分は走ったりすることを
趣味に楽しんできました。
マラソンの時期というと秋から冬、
春先はウルトラマラソン、
夏はトライアスロンとまあ一年中
過酷を楽しんでいたんですね。
なんかそんなけのある人生でした。
でもねえ、それだけで全く何も
見なかったのかというと
そうでもありませんよ。
仕事もしてたしね。
走りながらも公園の草木や山の自然も
それなりに楽しんできました。
夏なんかは、スイムが楽しみで、
海にもよく行きましたねえ。
おかげで季節的には体も心も
楽しみながら過ごしてきたわけです。
では、四季でどれが好き?
って聞かれたら、もういっぱい遊べる
夏だってこたえてましたねえ。
それはレースもやめた今もそうです。
遊び中心の人生です。
そんな風に楽しんできたので、
季節に合わせたいろんな思い出が
のこっています。
じゃ今の時期はといいますと、
冬のマラソン時期を終えて、
春を予感しながらゆっくりと
身体を休めていく時期やったなあ
っておもいます。
紀州街道なんかをゆっくり走り、
春を見つけていくこともよくありましたね。
よく目に入ったのが、ナノハナです。
岸和田、貝塚、泉佐野と道の横の畑で、
黄色い花がわんさか咲いていました。
走りながら「はるやなあ」と
実感していましたね。
そんなナノハナ・・・
これはアブラナ科アブラナ属の
植物の総称ですね。
もっと広く言えば大根やチンゲンサイの
とうのたったやつまで含まれます。
そんなナノハナが今は満開に
咲いているという、和泉の
リサイクル環境公園に
行ってみることにしました。
黄色のはなというのはなかなか
絵に描きにくいものです。
今回は写真撮影をメインに
尋ねていきましょう。
車に乗って和泉中央を超えて向かってゆきます。
この道はよく自転車で走った道ですね。
ランニングでも時折走りました。
職場の知り合いにあった場所、
土砂降りの雨でドロドロになったラン
なんかもあった思い出のコースです。
家からだと車で約30分くらいかけて、
山向いて走っていくと、
この公園に到着します。
140台車が止められる
広い駐車場があるのですが、
花のきれいな土日になると
いっぱいになることもあるようです。
行った日は平日で、駐車場も
5分の一くらいしか泊まっていません。
ああ、のんびりと歩けそうやな
と歩き始めました。
まず最初にこの公園で咲く
花の説明版がありました。
これを見ると水仙は1月で、
今は菜の花の時期と書かれています。
広大な公園は入場無料で
たくさんの人々が働いています。
主催である「大栄環境グループ」は
環境事業や資源リサイクルを
中心に行う事業者ですが、
もともとはごみを処理する会社で、
それをリサイクル等を結びつけて
活躍する大切な事業者です。
doironの仕事もこことは少なからず
関連していました。
こうして地域の人々に喜ばれる
素晴らしい公園を作っていることは、
いい事業者なんだなあと
改めて思ったりもしています。
公園をその看板のところから見渡してみると、
まだあまり花は咲いていませんが
奥の方に黄色に彩られている
場所があるので向かって行ってみましょう。