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ハブ ア ナイス doi!その2

たまあに振り返ったことや、ちょっと考えたことを綴ってゆきます。

久し振りの伊吹1

2024-10-20 20:56:23 | 山行き

伊吹山に行ってきました。

日本百名山の一つで、
標高1377mで滋賀県と
岐阜県の県境にある山。

山頂には一等三角点があります。
その三角点は米原側にあるため、
この山が滋賀県の最高峰です。

昔から歴史のある山で、
神様が宿る山として山岳宗教の
対象の山でありました。
その百名山の一つである山に
昭和40年にドライブウェイができて、
9合目まで車で登れるようになり、
山頂付近は一気に観光地化されました。

しかしまあ山頂付近は高山植物が
豊富なので、山は荒らされないように
きっちりと管理されています。
過去の調べでは、山頂に織田信長が
薬草園を作ったと言われています。
たしかに、花の勉強などをしていると
「イブキ」の名前がついた植物が
色々あります。

イブキジャコウソウ、イブキトリカブト、
イブキフウロ、コイブキアザミなどがあり、
ヨーロッパ原産のイブキノエンドウが
あったりするのは、
薬草園の存在を裏付けているんだそうです。
そんな伊吹を目指そうという
仲間が増えてきています。

山を下りてからの観光とかも
色々あるようですから、
一度下見に行っておきましょう。

まあ下見というのは、
今日は行ってみるかというような
気軽な感じで出かけるので
気楽でいいですね。

では阪和道から京滋バイパスを経て
名神を通って向ってゆきましょう。

途中、宇治の近くで若干混みましたが、
ほぼ順調に進んでいきます。
まず目指すは関ケ原です。

途中、草津、彦根や米原も通ります。
なんかこの辺を走るだけで
琵琶一した自転車やマラソンを
思いだしますねえ。
体動くうちにいっぱい楽しんで、
思い出深い地です。

やがて名神の関ヶ原で高速を出ると、
すぐに伊吹山ドライブウェイに
入ってゆきます。



結構な金額ですが、
山の中17kmにわたって
敷かれてありかなり歴史も古いから
整備もしっかりやられているんでしょう。



また山も100名山の一つという
素晴らしさを満喫するには、
これくらいの経費は
仕方ないかもしれません。

傾斜は急なところはかなり厳しくて、
doironクルマのハイブリッドも
うんうんと音を立てて登ってゆきます。
横に生えている木々も、
高さが増すにつれ、何となく様子が
高山っぽくなってきますし、
はえている植物も変わってきます。

前方にドライブウェイの道が見えてくると、
ああ~あんなところまで行くのかと
結構な奥深さも感じてきます。

また道の横にある案内もある程度
どれだけ進んだかという合図になります。
所々に休憩所みたいなスペースがあって、
車を止めてカメラを構えている人も
何人かいます。
そして圧巻は山頂手前のスペースで、
望遠カメラを持った大勢のカメラマンが、
カメラと向き合っています。
なにか生き物がいるのかなあ、
四六のガマかなあなんて
そんなことはありませんね。

山を渡る渡り鳥なんかがいるのかなあ、
帰りには横に車を止めて
カメラマンに確認してみましょう。

そしてそうしているうちに、
9合目の巨大な駐車場に到着です。
以前ここに来た時も
車がいっぱいいましたね。
行ったこの日は全体で
20分の1くらいのガラガラ駐車場でした。

続く

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六甲縦走ひよどり越まで4

2024-10-05 20:49:32 | 山行き

津波のせいで山でタコが取れたから
タコとりやまが変換されて高取山になったという、
ちょっと命名権のあやしい山を
これから下ってゆくところです。



それにしてもここからだと
大阪湾とそのむこうに和泉の方の山も
見渡せるところにある山
ということになります。



なので逆を言えば、
普段はこちらからも見えるということですねえ。

神戸の山々は、ランニング人生の
後半に走った泉大津の海からも
とてもきれいに見えていましたもんね。

ここはそんな思い出の中にある
一つの山なんですね。
高取神社から少し下ったところには、
茶屋なんかもあり昔はにぎわったのでしょうか。
大きな広場から下り道が続いていきます。
意外に町は近いようですね。



木々の合間から見える住宅地の景色が
どんどん近づいてきます。
そして縦走路では三回目の街の
景色が近づいてきます。
丸山町ですね。



この頃になると、一日で一番気温の
高そうな時間帯です。
建物に囲まれたアスファルト道の
つらい道が続きます。



下ってゆくと、向うの登った斜面の上を走る
神戸電鉄有馬線がみえてきました。
目的地である「鵯越駅」はその線の駅です。

ああ、あそこまでまた昇るのか
と思うと気持ちが沈んでいきます。
あとで登った人に尋ねたら、

「あそこの住宅地が一番しんどかったねえ」
と言ってました。
歩きながら「doironさん、道を間違えていない?」
と指摘があったりしましたね。
大丈夫ですから。
まあまさか昔のいくさ時に馬に乗った一団が
下りてくる一団がいるとは思えないような、
急激な斜面にあるわけですから、
信じてついてきなさいと
励ましあいながら、てくてくと
上ってゆきます。

そしてついに歩き始めて
5時間半後に目的地である
ひよどり越駅に到着です。



お疲れさまでした。
ああ、疲れたねえ。



あともう少し電車に揺られたら
中華街やでと励ましあいながら、
涼しい電車に気持ちよく揺られてゆきます。

新開地で乗り換え電車は元町へ。
そこから道をごちょごちょ
間違えながら南京町に到着です。

ここではねえ、いつも行ってた
お店があったのでそこに
招待しようと行ってみると、
もうなくなっていましたねえ。
残念。栄枯盛衰の波にのまれたんやなあ。

結局メンバーの選択で
餃子屋さんに突入しました。

え~まずは挨拶を。

「今日は御疲れ様でした。
もう涼しくなっているかと思い、
この日になったのですが
間違いでしたね。
気温は熱い夏の余韻をまだまだ
引きずっていましたが、
なんとか完歩できてよかったです。
次回3回目の縦走は鵯越から、
目的は摩耶山になろうと思います。
また頑張って歩きましょう。
では乾杯!」

もう古稀も近くなってきているというのに、
こんな話ができていいですねえ。
また皆さん、がんばっていきましょう。

縦走二回目のピークハントと
ビールハントはこれでおしまいです。
ありがとうございました。

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六甲縦走ひよどり越まで3

2024-10-04 21:01:57 | 山行き

今回、六甲縦走路に入ってからの
一番の登りがこのあと待っています。

妙法寺から高取山までの250mの登りです。
コンビニでビールを一本買い、
その登りに向かいます。

登頂したらビールだぞという
ご褒美を仕入れました。



こんなわかりやすい案内に
導かれて住宅地をどんどん上ってゆきますと、



途中から一気に山道に入ってゆきます。


秋の気配を感じるススキなんかを
時折かき分けながら、
ふうふうと登り、とりあえず
「野路山公園」に到着したので
休憩しましょう。

おなかの中に冷たいアイスクリームが
入っていますので、ちょっと体を
平常時に戻してゆかないとね。

日陰のベンチに腰かけながら、
「なあどうして山に登るの?」
とメンバーに聞いてみました。

「まあ運動不足解消かなあ」
「歩いたという満足感かなあ」
と返事が返ってきます。

まあまあそんなところでしょうね。
doironも昔はランニングのトレーニング
とか山頂を超えるというピークハントを
目的にしていたけど、
いまは友達とワイワイ言いながら
自然の中を歩いてビールを飲んで帰る
というビールハントが大きな目的に
なっているなあと話していました。

そしてまあ無理しないように
楽しんでいこうと、確認しあいましたねえ。

さて、この公園から登りはかなり急に
なってゆきます。

高取山の登りのコースは手前から
見ていたので、予想通りのきつさです。
そして意外にもここは山道も土の路と
予測していたのですが、
あんがい岩でごつごつしている道が
多い感じでした。

固い運動靴にはここも難敵でしたね。
そして急こう配が続くので、
心拍数が上がらないように
小休憩を入れつつ登ってゆきました。

遠くに見える景色もどんどん上がってきます。



「がんばれよ~」自分で気合を入れつつ、



登ってゆきますと、ようやく山頂近くの



荒熊神社に到着です。



「よかったなあ。この登りの前に
ビールを飲んでたらきつかったぞ」
とか言いながら、お参りをします。

さあでは山頂の高取神社までもう一息です。

今回の山歩きのきつさもこれで終了やねえ、
とか言いながら山頂での
ビールを楽しみに進んでいきます。



鳥居の下をくぐる道を歩いてゆき、
ここから高取神社神域という場所を
抜けてようやく到着です。



木陰のベンチに座ってお昼ご飯にしましょう。



おにぎりとビールとチイカマ。
流石に山頂なので気温は若干
低いかもしれませんが、
やはりまだまだ暑い日々が続いていますねえ。
今度の山行きは、もう少し涼しくなってからに
しようと大賛成で決定。
六甲山は逃げないからねと
お決まり文句が飛び交います。



そして今回の登山後に行くのは、
神戸の中華街とこれも決定です。

これにて高取山山頂会議は滞りなく
終了となったわけです。



で、ここでひとつ「高取山」の
名前の由来を描いておきましょう。
神様がなでて岩が大きくなった
という伝説の山で、
ある時大津波が襲ってきたときに、
この山の山頂付近まで波に洗われたそうです。
でその後山に登るとこの山の木に
タコがいっぱい巻き付いていたそうで、
それを取りに登った山
というところから
「タコとりやま」→「高取山」に
なったんだそうです。

ほんとかなあ

続く

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六甲縦走ひよどり越まで2

2024-10-03 20:59:00 | 山行き

六甲に来た時にもっていた地図は、
六甲全山縦走マップという
市民団体が監修したハイキングガイドです。

縦走道の部分は赤で濃く書かれているので、
とても分かりやすくていいのですが、
エスケープ道の住宅地部分の道が
わかりにくいです。
なので何回かに分けて縦走する時は
そこまでのとりつきがむつかしい状態です。



道に置かれた英語交じりの道標なんかを
見ながら歩いていく必要があります。



まあ一般の登山者や、
近隣に住む人々の散歩道的な
印象の強い道もありますので、
さほど迷ってしまうようなことはありません。
この時にdoironが向かっているのは
縦走路では「東山」と呼ばれる山です。
前回通過したので、
先ずはそこまでは縦走ではなく
予備に歩くことになります。
どんどん上ってゆきますと、
ああやっと広場に出ました。



ここから縦走が始まるわけですね。

ん?でもなんか前回と雰囲気が違うなあ。
ああ、まだ東山ではなかったわあ。
何人か休憩しているので、
てっきり登頂と思っていたのですが、
まだの様です。
この段階で登りが続いて結構足にも
来ていますねえ。
縦走路を歩くときは、
もう少し町に近いところから
降りるべきでしたねえ。

下山に時間をかけてると、
登りで勢力の多くを使ってしまうよなあ
とかなり反省しましたね。

今日のコースでは、
縦走路が駅の横を通るコースに
なっているので、がんばって
そこへは行こうと、この段階で
強く気持ちを固めることになりました。

とまあそうしているうちに
ようやく東山に到着しました。
少しスリルのある馬の背をぬけて、
たどり着いてほっと一息
のところですね。



ああ、前回ここでビールを飲んだなあ
という広場でほんの少し休憩です。
1グループがいて、これから
板取の方へ下ってゆく様子です。

でもねえ、足元もちょっと怪しいような
高齢者もいて、あの馬の背を
超えてきたのかなあという感じ。
最近は高齢者の山登りも増えていますが、
ちょっとびっくりするような人が
登っていてドキッとすることも
たまにありますねえ。

この東山からは妙法寺の方へ
右へ左へとカーブを取りながら
どんどんと下ってゆきます。

かあなり急こう配ですね、
今回は登山靴ではなく固めの運動靴で来たので、
足の中指の爪に荷がかかっている感じです。
あとでわかったのですが、
今回の登山のせいでどうも爪がはがれそうです。
それにしてもなかなかこの辺りは
精神的にきつい縦走路です。
昔は走ったのになあ。
子どもたちの遊んでいる声が
近づいてきましたよ。



ポンと住宅地に出ます。



妙法寺地区ですねえ。
縦走路では馬の背前の高倉台の
住宅地以来二回目の街中を移動します。

高倉台にはスーパーがありましたが、
ここではコンビニがありましたので、
休憩かねて寄って行きましょう。

気温もかなり暑くなってきましたよ。
冷たい水を飲んで、
アイスクリームをいただきました。
ここであった足の速そうなお兄さんは、

「暑いですねえ。縦走ですかあ」
と聞いてきたので、
「今日は板宿から鵯越(ひよどりごえ)まで」
と答えると
「がんばりましょう。」と言ってました。

彼は摩耶山まで行く予定とのことです。
がんばるなあ~

続く

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六甲縦走ひよどり越まで1

2024-10-02 20:51:29 | 山行き

今年のGWに六甲に行きました。
六甲縦走コースの一番初めのコースです。
海沿いから山に登り始め、
途中カーレーターに乗り
縦走コースを歩いてきて
馬の背を超えてから、
いったん縦走コースから離れて
板宿の方に降りてきました。

簡単コースですね。

まあ今回の六甲歩きシリーズは、
何がなんでも早く縦走を
というのが最高の目的ではなくて、
山を歩いたあと一杯飲むのが
大きな目的ですからこれでいいのです。
そして今回はその続きを歩くことにしました。

まずはJRで三宮を目指します。
そもそもGWの続きを歩くのは、
少し涼しくなってからに
しようと言ってたのですが、
若干朝夕の涼しさを感じられるように
なってきたので、たまらず山に
行こうということになりました。
要は辛抱が足りなかったのです。

この日はまだまだ日差しもきつく、
皮膚に焼き付くような紫外線が
降り注いでいるようなかんじです。

地下の山陽電鉄に乗り換えて
板宿に着いてから、前回の歩き終わりを
想像して上り道を選んで歩き始めます。

まずは記憶に残っている板宿の
八幡神社を目指して歩いてゆきましょう。



駅を出て飛松町の住宅地を上ってゆきます。
松が飛んでくるとは
すごい名前ですねえ。
確か前回はこの八幡神社では
お祭りをしていましたね。
神輿が上がってくるというので
期待しつつ降りてきたのですが、
先ずは前衛の天狗が上がってくるところでした。



あの急な下り坂を上って
行かなくてはならないのですね。
そう考えたら、前回は縦走登山道を通って、
妙法寺の方に降りれば
縦走路を稼げたよなあとか言いながら、
神社の階段道を上ってゆきます。

ああ~行きなり急こう配は心臓に悪いですね。

しかも暑い中です。
の木陰で休憩しながら少しずつ
上がってゆきます。

少し先が追いやられます。

前は下った道なのであまり
印象はなかったのですが、
登ったらきついこと。



ようやく神社につきました。

もうこんなに登っていますよ。



神社で無事に楽しく帰れますようにと
お祈りしておきました。
そこにこの寺の由緒が書かれてありました。
ここでは祭神は3柱おられます。
八幡大神、池之宮明神、飛松天神ですね。

おお、先ほどの飛松という地名が出てきましたね。
そうこの飛松というのは
菅原道真公をあらわすのですね。

むかし、道真公が大宰府に行くときに、
この辺りに立ち寄り
板で囲った宿が設けられたことにより
「板宿」の名前があり、
その時に詠んだ詩が

「梅は飛び桜は枯るる世の中に
何とて松のつれなからむる」
という詩で、松は情け知らず
と読んだら松が飛んできた
ということからこの名前が生まれています。

はあ、そんな歴史のある名前って
いいですねえ。

さあ、ではさらに神社の横から続く
山道を登ってゆきましょう。



ところどころに看板がついているので、
歩きやすいです。



看板の中には英語で書かれた看板もあり、
ここにも外国人の風が
飛んできているのでしょうか。

まあもともと六甲は外国人が
良く登った山だということで、
こういう取り組みも
なされているんでしょうね。

続く

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