今回、六甲縦走路に入ってからの
一番の登りがこのあと待っています。
妙法寺から高取山までの250mの登りです。
コンビニでビールを一本買い、
その登りに向かいます。
登頂したらビールだぞという
ご褒美を仕入れました。
こんなわかりやすい案内に
導かれて住宅地をどんどん上ってゆきますと、
途中から一気に山道に入ってゆきます。
秋の気配を感じるススキなんかを
時折かき分けながら、
ふうふうと登り、とりあえず
「野路山公園」に到着したので
休憩しましょう。
おなかの中に冷たいアイスクリームが
入っていますので、ちょっと体を
平常時に戻してゆかないとね。
日陰のベンチに腰かけながら、
「なあどうして山に登るの?」
とメンバーに聞いてみました。
「まあ運動不足解消かなあ」
「歩いたという満足感かなあ」
と返事が返ってきます。
まあまあそんなところでしょうね。
doironも昔はランニングのトレーニング
とか山頂を超えるというピークハントを
目的にしていたけど、
いまは友達とワイワイ言いながら
自然の中を歩いてビールを飲んで帰る
というビールハントが大きな目的に
なっているなあと話していました。
そしてまあ無理しないように
楽しんでいこうと、確認しあいましたねえ。
さて、この公園から登りはかなり急に
なってゆきます。
高取山の登りのコースは手前から
見ていたので、予想通りのきつさです。
そして意外にもここは山道も土の路と
予測していたのですが、
あんがい岩でごつごつしている道が
多い感じでした。
固い運動靴にはここも難敵でしたね。
そして急こう配が続くので、
心拍数が上がらないように
小休憩を入れつつ登ってゆきました。
遠くに見える景色もどんどん上がってきます。
「がんばれよ~」自分で気合を入れつつ、
登ってゆきますと、ようやく山頂近くの
荒熊神社に到着です。
「よかったなあ。この登りの前に
ビールを飲んでたらきつかったぞ」
とか言いながら、お参りをします。
さあでは山頂の高取神社までもう一息です。
今回の山歩きのきつさもこれで終了やねえ、
とか言いながら山頂での
ビールを楽しみに進んでいきます。
鳥居の下をくぐる道を歩いてゆき、
ここから高取神社神域という場所を
抜けてようやく到着です。
木陰のベンチに座ってお昼ご飯にしましょう。
おにぎりとビールとチイカマ。
流石に山頂なので気温は若干
低いかもしれませんが、
やはりまだまだ暑い日々が続いていますねえ。
今度の山行きは、もう少し涼しくなってからに
しようと大賛成で決定。
六甲山は逃げないからねと
お決まり文句が飛び交います。
そして今回の登山後に行くのは、
神戸の中華街とこれも決定です。
これにて高取山山頂会議は滞りなく
終了となったわけです。
で、ここでひとつ「高取山」の
名前の由来を描いておきましょう。
神様がなでて岩が大きくなった
という伝説の山で、
ある時大津波が襲ってきたときに、
この山の山頂付近まで波に洗われたそうです。
でその後山に登るとこの山の木に
タコがいっぱい巻き付いていたそうで、
それを取りに登った山
というところから
「タコとりやま」→「高取山」に
なったんだそうです。
ほんとかなあ
続く
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