最初の競合はチェ尚宮チームの勝ちとなった。
ご機嫌なチェ尚宮は汁(ソルロンタン)で差が出た事を、チェ一族の伝統の秘伝の賜物と言い切る。
ところがクミョンは今回はその秘伝を使わなかった。
ただじっくりと煮込む事が大事な料理の上、課題である貧しい民が秘伝の隠し味である牛乳など食べれないからと堂々と説明し、チェ尚宮をますます喜ばせた。
一方、敗れたハン尚宮はチャングムに問いただした。
チャングムは絶対に勝ちたかったからいい骨と肉が欲しかったとまるでチェ尚宮のような勝気な発言をする。
ハン尚宮は顔を曇らせ、料理に対する心を忘れ高価な材料にに拘ったチャングムに「小ざかしい小手先の方法に頼ろうとした。」と叱り、療養中の尚宮のお世話係りとして雲岩寺に行くよう命じた。
この罰には最高尚宮も「必死さが裏目に出たのを許しておやり。」と口添えするが、ハン尚宮は「(宮中では)どんな状況においても信念を貫き通せる強さがなければ務まりません。」と意思を曲げない。
チャングムは失意のまま宮中を後にした。
チャングム自身、ハン尚宮がここまで自分の責める理由が納得できていないので、一層気分が落ち込んでいた。
ハン尚宮の補助をする上級女官だったチャングムが居なくなったので、ヨンノ・チャンイそしてヨンセンまでもが、自分にやらせてくれと頼みにやって来る。
ハン尚宮はそれぞれに「水を持ってくる事」 「三日以内に百種類の山菜を見つけてくる事」 「味を描いて三合醤果(サマプチャングク)の食材を選び出す事」を命じる。
やる気満々の三人もハン尚宮の出した課題に答える事が出来ずリタイア。
「チャングムを贔屓してるのよ!」の負け惜しみに側にいたクミョンは「チャングムはみんなやっていたわ。」ときっぱり言った。
雲岩寺には料理人としてトックおじさんが来ていた。
トックが言うには、療養中の「尚宮様は貧しかった幼き日に兄上が食べさせてくれた米を食べたいと言って発作を起こされる。 お腹をすかせた自分に一握りの米を託し、側で亡くなった兄上の事を悔やんでおられる。」 「その時、腹が減っていたからうまかったんだ。 そんな米などありぁし無い。」
トクスいやユンス医務官、発作で暴れる尚宮様を針一本で鎮めているw
チャングムはトックに「当分は叔父さんが料理を作ってくれますか? ちょっと気が抜けちゃったんです。 ごめんなさい。」などと甘えている。
出向している熟手がトックおじさんでよかった・・・
宮中では一気に事を片付けようとするチェ尚宮らは次の競合を早めるよう動き出していた。
成均館の畑ので採れる人参の収穫量が激減していると言う報告の調査の為、ミン・ジョンホは表向きの任務として警護役で雲岩寺に来ていた。
トックおじさんの計らいで初めて海にやって来たチャングムは大喜びで裸足になって水と戯れていた。
そこになぜかチョンホが・・・驚くチャングムであったが、つかの間童心に戻り二人は仲良く遊ぶw
その夜、焚き火を囲んでチョンホと語らうチャングムは、自分の父親が宮中の武官であった事、自分のせいで父もそして母までも失くした事を涙ながらに初めて口にした。
処方箋の薬剤を市場に買いに行くようユンス医務官から命じられたチャングムは市場に用事があると言うチョンホと共に町に出る。
密かに部下に探らせていた人参の一件がチェ・パンスルへの横流しによるものと分かった。
その為、帰り道に尾行されていたチョンホは何者かが差し向けた一団に襲われる。
チャングムを庇いつつ戦うチョンホ、強いぞ~w
寺男に干し野菜の倉庫に匿われる二人。
寺男の機転で難を逃れた。
寺男は二人を食事に誘い「ありふれた山菜ばかりですが、どうぞ召し上がれ。」と勧める。
味をみて驚くチャングムは「宮中でも出せません、この味! どうか、秘訣を教えて下さい。」と懇願する。
次の日から寺男は秘訣を教えてくれと言うチャングムに付きまとわれる事になるw
寺男は秘訣など何も無く、ただお日様が出たら干すだけと答えるばかりだ。
ちょうどオルゲサルと呼ばれる干し米を作っていた寺男、チャングムはこの米が療養中の尚宮様の求めているお米ではないかと閃く。
まだ仕上がっていないと言う寺男に「私が早く乾かします!」とチャングム。
スランプの時の思考とはこんな感じなのかも知れない・・・一生懸命であってもソルロンタンの時と同じ事をしようとしているチャングム。
三日も日干しする時間はないからと火で乾かした。
尚宮様に差し出すと、「確かに似ているけれど、あの味ではないわ。」礼を言いながらも違うと首を振る。
寺男が「やっとオルゲサルができましたので」と持参し、食べる尚宮様。
「この味です。 間違いありません。 もうこの世に思い残す事はありません。 私が死んだら、この米を必ず棺に入れて下さい。 あの世で兄上に差し上げたいのです。」と米を抱え号泣する尚宮だった。
チャングムはやっと「秘訣など、特別な事など無かったんですね。 山菜もお米も真心と手間、それだけだったんですね。」と気付いた。
≪「それだけ?」 「はぁ?」
真心と手間をかけるって、大変な事だよね~ By 日々手抜き主婦≫
チョンホに自分のハン尚宮を恨めしく思っていた気持ちや必死の努力が人に勝つ為の間違った努力だったと告白する。
チョンホもまたそれに気付いたチャングムを「私は信じています。 人の心を忘れる人ではありません。」と優しく励ます。
寺の山門には休暇をもらいチョンホの元を訪ねようとしていたクミョンが、そして親しげに話す二人の姿を目撃してしまう。
ご機嫌なチェ尚宮は汁(ソルロンタン)で差が出た事を、チェ一族の伝統の秘伝の賜物と言い切る。
ところがクミョンは今回はその秘伝を使わなかった。
ただじっくりと煮込む事が大事な料理の上、課題である貧しい民が秘伝の隠し味である牛乳など食べれないからと堂々と説明し、チェ尚宮をますます喜ばせた。
一方、敗れたハン尚宮はチャングムに問いただした。
チャングムは絶対に勝ちたかったからいい骨と肉が欲しかったとまるでチェ尚宮のような勝気な発言をする。
ハン尚宮は顔を曇らせ、料理に対する心を忘れ高価な材料にに拘ったチャングムに「小ざかしい小手先の方法に頼ろうとした。」と叱り、療養中の尚宮のお世話係りとして雲岩寺に行くよう命じた。
この罰には最高尚宮も「必死さが裏目に出たのを許しておやり。」と口添えするが、ハン尚宮は「(宮中では)どんな状況においても信念を貫き通せる強さがなければ務まりません。」と意思を曲げない。
チャングムは失意のまま宮中を後にした。
チャングム自身、ハン尚宮がここまで自分の責める理由が納得できていないので、一層気分が落ち込んでいた。
ハン尚宮の補助をする上級女官だったチャングムが居なくなったので、ヨンノ・チャンイそしてヨンセンまでもが、自分にやらせてくれと頼みにやって来る。
ハン尚宮はそれぞれに「水を持ってくる事」 「三日以内に百種類の山菜を見つけてくる事」 「味を描いて三合醤果(サマプチャングク)の食材を選び出す事」を命じる。
やる気満々の三人もハン尚宮の出した課題に答える事が出来ずリタイア。
「チャングムを贔屓してるのよ!」の負け惜しみに側にいたクミョンは「チャングムはみんなやっていたわ。」ときっぱり言った。
雲岩寺には料理人としてトックおじさんが来ていた。
トックが言うには、療養中の「尚宮様は貧しかった幼き日に兄上が食べさせてくれた米を食べたいと言って発作を起こされる。 お腹をすかせた自分に一握りの米を託し、側で亡くなった兄上の事を悔やんでおられる。」 「その時、腹が減っていたからうまかったんだ。 そんな米などありぁし無い。」
トクスいやユンス医務官、発作で暴れる尚宮様を針一本で鎮めているw
チャングムはトックに「当分は叔父さんが料理を作ってくれますか? ちょっと気が抜けちゃったんです。 ごめんなさい。」などと甘えている。
出向している熟手がトックおじさんでよかった・・・
宮中では一気に事を片付けようとするチェ尚宮らは次の競合を早めるよう動き出していた。
成均館の畑ので採れる人参の収穫量が激減していると言う報告の調査の為、ミン・ジョンホは表向きの任務として警護役で雲岩寺に来ていた。
トックおじさんの計らいで初めて海にやって来たチャングムは大喜びで裸足になって水と戯れていた。
そこになぜかチョンホが・・・驚くチャングムであったが、つかの間童心に戻り二人は仲良く遊ぶw
その夜、焚き火を囲んでチョンホと語らうチャングムは、自分の父親が宮中の武官であった事、自分のせいで父もそして母までも失くした事を涙ながらに初めて口にした。
処方箋の薬剤を市場に買いに行くようユンス医務官から命じられたチャングムは市場に用事があると言うチョンホと共に町に出る。
密かに部下に探らせていた人参の一件がチェ・パンスルへの横流しによるものと分かった。
その為、帰り道に尾行されていたチョンホは何者かが差し向けた一団に襲われる。
チャングムを庇いつつ戦うチョンホ、強いぞ~w
寺男に干し野菜の倉庫に匿われる二人。
寺男の機転で難を逃れた。
寺男は二人を食事に誘い「ありふれた山菜ばかりですが、どうぞ召し上がれ。」と勧める。
味をみて驚くチャングムは「宮中でも出せません、この味! どうか、秘訣を教えて下さい。」と懇願する。
次の日から寺男は秘訣を教えてくれと言うチャングムに付きまとわれる事になるw
寺男は秘訣など何も無く、ただお日様が出たら干すだけと答えるばかりだ。
ちょうどオルゲサルと呼ばれる干し米を作っていた寺男、チャングムはこの米が療養中の尚宮様の求めているお米ではないかと閃く。
まだ仕上がっていないと言う寺男に「私が早く乾かします!」とチャングム。
スランプの時の思考とはこんな感じなのかも知れない・・・一生懸命であってもソルロンタンの時と同じ事をしようとしているチャングム。
三日も日干しする時間はないからと火で乾かした。
尚宮様に差し出すと、「確かに似ているけれど、あの味ではないわ。」礼を言いながらも違うと首を振る。
寺男が「やっとオルゲサルができましたので」と持参し、食べる尚宮様。
「この味です。 間違いありません。 もうこの世に思い残す事はありません。 私が死んだら、この米を必ず棺に入れて下さい。 あの世で兄上に差し上げたいのです。」と米を抱え号泣する尚宮だった。
チャングムはやっと「秘訣など、特別な事など無かったんですね。 山菜もお米も真心と手間、それだけだったんですね。」と気付いた。
≪「それだけ?」 「はぁ?」
真心と手間をかけるって、大変な事だよね~ By 日々手抜き主婦≫
チョンホに自分のハン尚宮を恨めしく思っていた気持ちや必死の努力が人に勝つ為の間違った努力だったと告白する。
チョンホもまたそれに気付いたチャングムを「私は信じています。 人の心を忘れる人ではありません。」と優しく励ます。
寺の山門には休暇をもらいチョンホの元を訪ねようとしていたクミョンが、そして親しげに話す二人の姿を目撃してしまう。
>>一生懸命であってもソルロタンの時と同じ事をしようとしている
自分で考えようとせずに、あの山菜の味はどうやったら出せるのか、ってしつこく寺男さんをストーキングするのもそうでしたねぇ。
でもふりかえって、いま、日々口にしているお米って機械で短時間に乾燥したものがほとんどなんですよね…。天日乾燥したお米って本当に別の味なんですよ。乾かす、以外の手間や「真心」が入っているからなのでしょうか。
人間、スランプに陥ったり、壁にぶつかったりしている時の思考って、こんな感じなんでしょうね。
分かっているようで分かっていないから、本質が見えない・・・
グルメなrukoさんが断言してくれる程だから、さぞかし天日乾燥のお米、美味しいんだろうな~
我が子に「おふくろの味」より「袋の味」の方が多い手抜き主婦なもんで、手間と真心は痛いッス/汗
日頃いかに手を抜くかを考えている私とは違って、いつも一生懸命なチャングムはハン尚宮のきつい叱責の理由が納得できなかったんでしょうね。
努力の矛先が違っているとわかったチャングムはやはり凡人ではないよね。