ハッピーエンドは期待していなかったが、想像以上のダークなエンディングだった。
謀反の黒幕が分かったユンは宮廷内の反乱軍を制圧する為、左捕盗庁(チャポドチョン)の精鋭部隊を率いて宮殿に突入した。
ウォネ・チュワンにチェオク、兵士に昇格したチュクチも参加している。
ユンは宮殿の兵士を一人として斬る事を許さず、自分の命令以外誰の命令も聞かぬよう言い渡して乗り込んでいく。
一方ソンベクは夜明けを決起の時として準備に入っていた。
ソ:「だたの一日の始まりではない。 数百年待った夜明けだ。 平等な世界の夜明けだ。」と今まさに出兵しようとする時、ダルピョンの制止を振り切ってスミョンは「(都を攻める)精鋭軍は実は異国の兵です・・・」と告げた。
驚くソンベクはダルピョンを問い詰める。 「どんな条件で抱き込んだ?」と
ダルピョンは大事を成し遂げる為と言い訳しながらも、済州島(チェジュド)を渡す約束になっている事を告白する。
「だれの為の大義か?!」と激怒しダルピョンに剣を向けるが、スミョンが「父と私の恩人なのです。」と命乞いをした。
ここで悪徳商人ダルピョンを始末しなかった事が悔やまれる・・・
ソンベクはすぐさま都に向かい、先発しているトクス達を「もう良い。 戻ろう。」と計画を中止させる。
宮中で戦闘開始の合図待ちをしている反乱軍の前に、宮中の兵に追われながらユン達が現れた。
ウォネが叫ぶ。 「お前達には、賊軍どもが見えぬのか?」
王殿まで侵入した賊軍にボディーガードのフンボクただ一人が立ち向かい、国王を守る為戦っている。
その傷付いたフンボクをとうとう正体を出したピルジュンがとどめを刺し殺してしまう。
ピ:「さぁ、国王。 その座から退くのだ。」「しばし、人質になってもらう。」
人質となり剣を向けられたままの王は「余はなんと愚かだったのであろう。 この男を忠臣であると思っていたとは・・・」と嘆息する。
そこへユンが登場する。
玉座に座り込んでいるピルジュンに「その座は民の苦しみを受け止める所だ!」と言い捨てる。
王:「余にかまわず、こやつを斬れ。」
睨み会う両者の一瞬の隙をついて、妻の敵をとろうと捨て身のチュクチがピルジュンに短剣を付き付けた。
賊軍に変装してこの王の部屋の中に入っていたチェオクは短刀を放ち、ピルジュンの額を貫いた。
ユンは国王に呼ばれ、秘書役(フンボクの後任?)を頼まれる。
お妃選びは無事済んでいたらしく、王の側に控えているw
捕らえていたはずのダルピョンは逃亡していた。
ソンベクは仲間達の撤退を急がせ、再度、時を待つよう言い含め、軍資金だった砂金を分配しようとしたが、ダルピョンが逃げる際、持ち逃げしていた。
ユンの師匠、スウォルがセウク長官を治療しようと都にやって来た。
そしてユンにチェオクの兄がチャン・ソンベクだった事を伝える。
愕然とするユンの部屋にダルピョンから、チェオクを人質にユンを呼び出す文とチェオクの剣が届いていた。
父親の治療にユンの師匠が当ってくれている事に感激しているナニにユンは下手な嘘を付き出かけようとする。
即、ナニに「チェオクですね? あの子に何か?」「きっとここへ戻っていらっしゃいますよね? 約束して下さい。」と言われちゃてる。
ばかユンは「あいにく遠出になりそうです。」って、すぐに本音で答えてるし・・・
恐るべしナニさんは「私が余りにも欲張りすぎたのでしょうか? 私はあなたの妻になりたかった。 せめてお出かけの前に一度だけ抱きしめて、そして愛していると一言だけおっしゃって頂けませんか?」と迫る。
ばかユンは更に「約束を守ることが出来ず申し訳ございません。」だと。
お義理で抱くな~と思ったが、ナニがこれをどう受け止めたかは想像が付かないw
ダルピョンとカトウらの元にユンが現れた。
ダ:「本当に小娘一人の為に死にに来たとわな~」
ユ:「私を斬って、この娘を放してくれ。 この世の最後の頼みだ。」
ユンはチェオクとソンベクが兄弟と知った事で嫉妬の感情が消え、素直にチェオクの事を見つめられるようになったらしい・・・ユンの言動がまともになってきたw
そこにソンベクが砂金を盗んだダルピョンを追ってやって来た。
そういやぁ、ダルピョン、重そうな小箱を幼稚園バック掛けしてるw
ソンベク、立ちあったカトウをあっさり斬り捨てた。
チェオクを盾にするダルピョンに「私はもうその女を斬った。 殺したければ殺せ。」とにべもなくはねつける。
しかしユンがそれを許さなかった。
チェオクを守ろうとするユンと砂金を仲間達の為に取り戻したいソンベクとが向き合う。
ソ:「この剣には数百の命がかかってる。」
ユ:「頼むから、その剣を納めてくれ。」
ソ:「私を斬らずにどうやってあの子を助けるので? 愛しているのでしょ?
あの子を助けたいなら本気で私と戦え!」
チェオクに刀を突きつけるダルピョンにユンは剣を投げ倒すが、弾みで小箱の砂金が全て海の中に撒かれてしまった。
激怒したソンベクはユンを斬りつける。
ユンはそんなソンベクにチェオクが妹のチェヒである事を伝える。
「あの子が妹のチェヒだ。 あの子を二度も死なせないでくれ・・・」と
驚愕するソンベクはただその場を立ち去ることしか出来なかった。
必死でユンの元にたどり着き号泣するチェオクにユンは「お前は私の事でつらい思いをするではないぞ。」と優しく諭しながら逝った。
「なんとしてでも生き延びてくれ。 それこそが私を生かす道。」と言葉を残し仲間を逃す為、一人で役人に追われるソンベク。
な、なんとセウク長官自らが陣頭指揮を・・・生き返ったのね・・・/汗
矢や銃弾を受けたソンベクの前に「私の剣で討たねば、この先一生悔いが残る。」とチェオクが進み出る。
覚悟を決めているソンベクは、あえて「ならばその腕見せてもらおう。」と挑発する。
そしてチェオクの剣を導き、自らを貫いた。
「会いたかったぞ、チェヒ。」
驚くチェオクに更に「私の事など忘れろ。」とソンベクは語りかける。
そんなソンベクに一斉に矢と銃弾が撃ちこまれた。
庇う為ソンベクに抱きついたチェオクにも銃弾が・・・・
「兄上・・・」
これが最後で最期の言葉・・・脱力
チェオク視聴完走です。
ちょっぴり滲みそうだった涙がセウク長官の登場でぶっ飛びましたw
予想以上のすごい終わり方で、日本のドラマだったらここまでやらないだろうなと思いました。
血を流すシーンが多すぎて、途中で不覚にも気持ち悪くなってしまいました。
日本のヤクザ映画もそうですが、血が沢山流れる映像はキライです。実はチェオクの剣も最初は期待して見ていましたが気持ち悪くてイヤになっていました。
日本のドラマの方が安心して見ていられます。チャングムはいいですが。
今回は結構入り込んで見てました。
ユンがソンベクを止めるところは良かった。
もちろん「早く言って!」と思ってましたけど。
(この辺りのじらし方が冷める一因なんですよね。苦笑)
それに対して、まだ妹と知らないとは言え、
ソンベクは非情でした。
一度は「愛してる」って言ってたのにね~。
悲劇は予感してはいたものの、みんな逝ってしまうとは・・・。
視聴完走頑張りましょう!なんて誘っちゃって申し訳なかったかしら・・・ハンセイ
でも、ある意味すごいドラマでした。
私、打たれ強くなったと言うか、少々の事には耐えれるようになりましたw
奥様のご感想は如何でしたか?
私は何がなんだか分からず、ただがっくり脱力・・・果てましたw
主役の三人が皆死んじゃっうって、あり?
死に掛けていたセウク長官が勇ましくウォネと轡を並べソンベクを追ってる時には、思わず唸りましたよ、私w
三人の死も納得いかず、あの結末で何を言いたかったのかも分かりませんでした。 /汗
ドラマが終了してホッとしちゃいましたw
チョセウクが生き返ったおかげで、ナニお嬢様はちょっと救われましたね
拙サイトへお越しいただきありがとうございます。
このドラマの中でいろいろ気になるところがあるんですが、私の中で「韓ドラ」といえば、「サランへ(愛している)」なんですが。
それがなかった最終回に不完全燃焼を感じているのかもしれません。
結局チェオクは何のために生き、死んだのかが(私の理解力不足かもしれませんが、)伝わってこなかったです。
あーもうマジでカンベンしてほしい、って思って皆さんのレビュー読んでたんですが
>>お義理で抱くな~と思ったが、ナニがこれをどう受け止めた
>>かは想像が付かないw
コレでかなり気分がアガりました。ありがとうございます。ユンも考えてみたら大した男です。
長官がピンピンしているのは、スウォル和尚が登場した時点である程度予想はつきましたがまさかソンベク討伐に加わっていたとは、ねぇ。
ホント、おつかれさまでございました。お互い。
「ぐるくん」て、沖縄のおさかなの名前でしたっけ?
さて、「チェオクの剣」、ソンベクの目指す
民のための世は、まさに大義名分倒れに終わったというところでしょうか。
みんな一体、何をしたいのか、よく分からないドラマでしたね、、、。
唯一分かりやすかったのは、ナニお嬢さまだけ、、、。
韓国ドラマとしては14話は短いですよね!
最後の最後で兄妹と分かった時は死んでしまうなんて・・・。
「チェオク」が終ってぐるくんさんの突っ込みも終り?
気のせいか最近のぐるくんさんドラマレビュー多くなりましたぁ?
TBさせてください。お疲れ様でした。
satesateさんのブログに足跡残して来ちゃったのですが、「ぐるくん」は沖縄の県の魚「タカサゴ」のウチナーグチです。
これからもよろしくお願い致します!
シフォンさん情報だとユンのお葬式のシーンがカットされていたそうです。