「ぐるくん」のひとりごと

大好きな海のこと、沖縄のこと。 また今関心を持っている韓国語の学習、韓ドラ・レビューなど気ままな雑記

<166> メゾン・ド・ヒミコ

2006年03月08日 | 韓国・韓国語
 3月3日に犬童監督の『メゾン・ド・ヒミコ』特別版DVDがリリースされた。

 先般の日本アカデミー賞の最優秀助演男優賞のプレゼンテイターとして登場し、会場を沸かせたオダギリ・ジョーが出演している。

 この映画が韓国でたった5館だけの上映にもかかわらず、観客動員数が7万人を超えたそうだ。

 この人気に今週末、犬童監督とオダギリ・ジョーが訪韓するとか・・・

 ヒロイン沙織(柴崎コウ)は自分達家族を捨てた父親、照男(田中泯)を憎んでいた。

 そんな彼女の元をある日、一人のイケメンの男性、春彦(オダギリ・ジョー)が訪ねて来た。

 彼は父の恋人だった・・・

 家庭を捨てた照男はゲイバー「卑弥呼」の二代目オーナーとなり、現在ゲイの為の老人ホーム「メゾン・ド・ヒミコ」を創設し館長をやっていると言う。

 しかし照男が病に侵され先が長くない状況だった。

 春彦は沙織に老人ホームの手伝いを一緒にしないかと持ちかけた。

 諸事情もあり、「メゾン・ド・ヒミコ」にやって来た沙織。

 彼女を向かい入れるゲイたちや父親との様々な感情が、日常の生活を通じて描かれていく。

 難しい題材ながら、毒々しい演出もなく、静かに染み入るような作品だ。

 オダギリ・ジョーが美しい・・・色気を形に出来る役者だと思った。

 韓国でも口コミで人気が上がったと言うが、彼の演技もその要因の一つであろう。

 しかし、アカデミー賞のステージに上がった堤真一が「なんだその頭は?」と感激の受賞コメントの前に思わず叫んだ、あのオダギリー・ジョーの髪型・・・お願いだから、ジョーさん、韓国に行く時は衝動を密閉容器にでも入れて、過激なファッションは我慢して下さい!!w


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