＜235＞ ミサ廃人 整形大国

　ミサでカン・ミンジュと俳優キム・ヨンウの熱愛報道に苛立ち、助手席にウンチェを乗せたまま、ミンジュの家の前に乗り付けるユン。

　折りしも、そこにヨンウに車で送ってもらう彼女が帰ってくる。

　怒って飛び出していったユンはヨンウと殴り合いになってしまう。

　それを見たウンチェは居ても立ってもいられず、ユンを救うべくヨンウに飛びかかっていく。

　振りほどこうとしたヨンウの肘が見事にヒットして目の周りにパンダのような痣を作ってしまうウンチェｗ

　翌朝、三姉妹を起しに来た母ヘスクはそんなウンチェの姿に「暴力団の使いっ走りでもしてるの？」とあきれる。

　アッパーには内緒にと慌ててサングラスをかけるウンチェを見て、父テチョンは「二重の手術でもしたのか？」って聞いてるシーンがある。

　ウンチェはクリクリしたぱっちりお目々なのに・・・ｗ


　日本でも最近「プチ整形」とか言って、顔をいじる事に一昔ほどの重さがなくなってきているのは確かだけど、朝からサングラスしている娘に「手術したのか？」と軽く聞ける親はそうはいないと思うｗ


　韓国では顔をいじる事はタブー視されない程の外見至上主義社会だそうだ。　

　1990年代半ばの韓国の多くの大企業の就職応募条件の中に「容姿端麗」の記述があり、身長・体重の制限もあったそうだ。

　1999年から男女雇用平等法改正が実施されても就職活動のウエイトに外見の良し悪しが置かれている事にはあまり変わりがない。

　そのためこの時期、周りからも整形を奨められたりするそうだ。

　「あなた整形したら？」って言われるのかしら？／汗


　「モムチャン(体が超かっこいい)」とか「オルチャン(顔が超美形)」と言う言葉が流行ったのも、頷けるお国柄と言える。

　昨今では年頃の女性だけに限らず、様々な年代、そして男性も「外見の美しさ」を追求していると言う。

　現職の盧武鉉大統領もまぶたの上下のたるみ(視界を狭めていたそうですが)を取る為(美容整形では無いとアピールしていたが)、二重の手術をしたくらいなので・・・

　一般人でも「美」を求められるのだから、まして芸能人のハードルは厳しいのだろう。

　かなりハードな肉体改造を行った上で写真集を出したヨン様などもいい例だ。

　オルチャン且つモムチャンであってこそ、スターなのかも・・・肌も男女問わずきれいだよね～


　今、韓国で一番流行っているのは「童顔(トンアン)」、つまりベビーフェイスだそうだ。

　実年齢より幼い顔付きがうけているらしい。

　ウンチェ役のイム・スジョンなど、まさに今時のイケてる女性なんだろう。
　

　整形手術を頭ごなしに否定する気はないが、より美しくなるための手術にも「失敗」があると言う現実も忘れてはいけない。

　それに、顔の良さはその人の内面も大きく影響して、作られて(成長して)いくものだ。

　「いい顔」している人間を目指す自分磨きも大切なのかも・・・