中宗が即位したのは1506年、19歳の時・・・
晋城大君(チンソンテグン)の元に燕山君(ヨンサングン)の暴政に対してクーデターを起こす事を決意した朴元宗(パク・ウォンジョン)や成希顔(ソン・ヒアン)らは(確か誕生日の祝いの品としてだったと)4つの酒瓶にクーデターを知らせる檄文を表す札を張り、幼い女の子に届けさせた。(第3話)
無事に酒を受け取ったその夜に決起行動を起こし燕山君は失脚、中宗の即位となった。(中宗反正)
「今顕酒」「天天酒」「既当酒」「死為酒」と中宗へのメッセージが伝わるよう酒の名前をスラスラ言った子がチャングムだった・・・
「余が苦悩していたと伝えたのもお前だったのだな?」
「そうだったのか・・・」
「あの頃を思い出す・・・何も知らず危険な仕事をした幼子が気になっていた・・・」とすっかり回想に浸る王様。
「実に面白い縁だ。」と意味深い「えにし」まで感じている模様w
「望む事を何でも言ってみろ!」←エッ! マタモヤ ゴホウビデスカイ?
「望みがたった一つあります。」←エッ! マダ オネダリスルコト アッタンデスカイ?チャングム~
「私を活人署(ファリンソ/今で言う保健所組織で漢陽の東西2ヶ所にあった)へ行かせて下さい。」とチャングム。
貧しい患者を診て医術をより精進したいと願い出る。
診脈に命がかかる宮は息苦しいかもしれんが・・・宮廷医女の立場も理解しつつ、王様は「あくまでもしばらくの間」と念を押し、チャングムの意向を認める。
オ・ギョモの後任に左議政(チャイジョン)のイ・グァンヒ大監が都提調(ドジェジョ)に就任。
早速、シン教授は内医僉正(ネイムジョン)に昇進し、内医院の統括と殿下担当に、ウンベク先生は判官(バンゴァン)に昇進し、僉正の補佐を命じた。
紆余曲折の末、殿下の病は治ったが、法道に反し内医院の位相を崩したとイ大監は言い、改めて修練の体系を厳しくするよう命じた。
チョンホは「(都提調の)お言葉通り、私が内医院の法道に背き、みなに苦労をかけた・・・みなに許しを乞いたい。」と謝る。
シン教授は必要ないと即答し、良い刺激になったし、これからも精進すると誓った。
チャングムは内医院で活人署行きをみなに告げる。
一同驚くが「一からやり直す」と言うチャングムの決意にシン教授もウンベク先生も暖かく送り出す。
手厳しかった先輩ビソンも医女の可能性を見せてくれて、刺激になったと笑顔で送る。
親友シンビはお母さん達のように甘酢は作れないけど、がんばって朝鮮一の医女になろうと・・・
チャングムはヨンセンの事をシンビに託し、ヨンセンやミン尚宮とも別れを告げる。
皇后の元では「私が必要とする時はいつでも駆けつけて頂戴。」となごりを惜しまれる。
宮を離れるにあたっての挨拶を済ませたチャングム、トックおじさんの家に戻る。
騒ぐギャラリーの二人を置いて、チャンドクは「よく決めたわ。 宮の医女は処方の権限もなくて医術を深められないから・・・」とチャングムの決意を評価した。
トック妻は「二人とも世情を知らないくせに暢気な事ばかり・・・」と嘆息してるw
あれぇ~、だれか忘れてない?
チョンホにはチャングム、挨拶してないが・・・
翌朝、活人署にやって来たチャングムは中で養生中の子供達に凧を作ってやっているチョンホに気がつく。
ニコニコのチャングムは帰ろうとするチョンホに
「こんな時間に何を?」
「活人署がどんな所か見てみたかったので・・・」
「それだけですか?」←ウエレシソウニ・・・
「他に何か理由が必要かい?」←オッ! イガイナ チョンホノ オヘンジ・・・
「そうではなく・・・」←チャングムモ チョウシガ クルッタ モヨウw
「では、失礼するよ。」←ヘンダ・・・イツモノ チョンホト チガウ・・・
「もうですか?」
「他に何か用件でも?」
「そうではなく・・・」
「では、失礼。」←オイオイ イッチャッタシ・・・
活人署で献身的に働き、貧しい民でも続けられる処置や治療法を教えるチャングム。
その帰り道、チョンホの家に向かう。
「どうしたんだい?」
「・・・凧を作ってあげたい子が・・・」
「それが用件かい?」
「子供達に字を教えて頂きたいんです。」
「それが用件?」
「ただ・・・」←イツモノ チョンホトハ チガウ タイドニ トマドウバカリ・・・
「合間をぬって行く様にする。」
「私も忙しいからね。」
「でわ」←アリャ~ ソノママ イエニ ハイッチャッタ!
本当は会いたくて来たのに・・・と一人呟くチャングム。
翌朝、冷たいそぶりだったのチョンホ、早速子供達に字を教えてるw
チャングム思わず「毎日いらしゃいますか?」
「なぜ?」←ヤッパ ツメタイ チョンホ
「勉強が途切れると・・・」
「・・・毎日会いたいです!」
「子供達のために?」
「・・・いいえ・・・私がです・・・」←チャングム イッチャイマシタw
「早く言ってくれないと!」
「私をからかってたので?」
声を強め「今まで私が味わった苦痛を君も知るべきだ!!」と立ち去るチョンホ。
と急に振り返り、アハハと大笑いする。
チョンホ捨て身の作戦だったw
宮中ではクミョンの後を引き継いだ最高尚宮が引退を表明。
チョン尚宮システムを起用して、6人に後任候補を慶源大君(ギョンウォンテグン/現皇后の息子)の誕生祝宴で競合させる。
ミン尚宮もそのうちの一人。
皇后様の決断で、なんとミン尚宮が次期最高尚宮に!!
びびりまくるミン尚宮は、チャングムを訪ねる。
チャングムは自分が書き留めたレシピをミン尚宮にプレゼントし、「先代の遺志を継げるのはミン尚宮様だけです。 きっとうまくやれます。」と励ます。
そこにシンビが皇后様からの命を伝えにやってくる。
皇后は自分の側に戻ってくるようと告げる。
結果的に王の命を救う事にはなったが、皇后の密命で医女に原因を探らせ、王の治療をさせた事は宮中の掟に反する為、皇后に対する周囲の目が変わったと嘆く皇后だった。
今ですらこんなに心が重くなる状態なのに、世子が王位に就いたら・・・と不安を吐露。
更に息子、慶源大君を呪う札が見つかったりで、一時も心が休まらぬと言う。
そして病弱な世子の世話医女になってほしいと言い出す。
お前は私に背かぬと信じていると・・・・
皇后の世話尚宮が退室したチャングムを呼びとめ、自分の部屋へ促す。
皇后が直接言えぬ事を察したから、自分が説明すると言う。
世子が少しの間でも王位に就いたら、皇后が今の座を守る事が難しくなるから、世話医女になって、皇后を守れと言う。
「お前さんの医術でどの医官にも悟られず、誰にも気付かれぬよう、治る見込みのない世子様を楽に逝かせてあげなさい。」
「世子様が生きている限り皇后様は八方塞がりよ。」と・・・
チャングム、再び嵐の中に巻き込まれてしまう・・・
世子は「厥心病(狭心症の事)」で、今まで担当だったウンベク先生も研究していたが良い方法がなかった。
悩むチャングムの心はチョンホを求める・・・
チャングムが宮に異動になっても活人署で子供達に字を教えるボランティアを続けているチョンホはその事が楽しいと語る。
「私は官職を辞したら書堂(ソダン)を開くよ。」
「君は小さな薬局を・・・」
「ひとつの家で・・・」←プロポーズデスネw
チョンホの優しさが一層辛くて、泣き顔になるチャングム。
「どうしたの?」
「嫌かい?・・・それほどまでに?」
「嫌です。」
「小さな薬局は嫌です。 大きいのを開いて下さい。」←サスガノ チョンホニモ シンジツハ ハナセナイ チャングム・・・
「私の書堂より大きくするよ!」←イツモノ チャングムニ アマイ チョンホダw
自分の復讐にも医術を悪用する事のなかったチャングムは苦しむ。
今度はチョンホに飾りが欲しいとおねだり。
二人で街に出かけ、楽しそうにショッピング・・・
チョンホは自分選んだノリゲをプレゼントする。
その代わりとチャングムはチョンホに父の形見となった自分のノリゲを差し出す。
「私の一番大切な物を差し上げたいのです。」
「これには子供の頃の思い出とナウリに出会った思い出が・・・」
「受け取って下さい。」
皇后に会い、チャングムは「救って下さった命、お返しします。 そのような事はできません。」と決意を伝える。
無謀な事をして師や母の身分を回復させたが、それは「人の口に入る料理を権力に利用させてはならない」と言う遺志のためだったと。
人を治し、人を助ける医術を施す者としても、師と母の遺志を貫き、どんな理由であれそれを超える事はできないと訴えた。
「相手が私でも?」
「お前を助けてやったのに?」
「お前の命を握っているのよ!」と皇后。
「私の命は奪えても、私の志は奪えません。」
アリャ~部屋の外に王様ご一行が・・・王様聞いちゃってる?
「お前を失いたくないのよ~」
「涙訴したのに・・・」
「・・・よかろう。 私の至密尚宮(シミルサングン)になりなさい。」
「えっ?」
「身分も回復したから、宮女になれるでしょ?」←チャングムモ ムジツガ ショウメイサレ ミブンカイフク シタンダ・・・
「私の側にいて欲しいのよ。」←コウゴウサマモ カナリ オイツメラレテルミタイ・・・
ここで王様、皇后の部屋に入ってくる。
二人の間の流れるただならぬ空気を感じ取りながら・・・
その後、内侍府の長官に命じ、ヨンセンの部屋に密かにチャングムを呼び出す王様。
「命は奪えても志は奪えぬと申したな?」
「皇后が奪おうとした志はなんだ?」
「命を捨ててまで、やらぬと言った仕事はなんだ?」
「王の命令だ、言え!」
「言わねば、欺君罪を犯す事になる。」
「お前と皇后の関係から心当たりがある。 言え!」
それでも何も言わぬチャングムは一言「殿下、申し上げられません。 私を殺して下さい。」と・・・
王の知れる事になり虚脱状態のチャングムの心に浮かんだのはチョンホだった。
あちこちを探し回るチャングム。
チャングムが探している事を知ったチョンホも探し回るので、却って会えないw
街の辻でやっと出くわす二人・・・
「いつでも側にいてくれると言ったのに~」
「そう言ったじゃないですか・・・」
「なのにどこにいたんですか?」チャングム、涙を流して訴える。
「何があったんだい?」
ただならぬ様子にチョンホは驚く。
「さらってでも逃げようとおっしゃいましたよね?」
自分からチョンホの胸に飛び込むチャングム。
「逃がして下さい。」
「お願いです。」
「何も聞かないで下さい。」
「お願いです。 お願い・・・」
チョンホはチャングムの心を受け止め「明日、辞職書を出す。」
「明日出すから、一日だけ待ってくれ。」
自分の感情をぶちまけて、少し落ち着いたチャングム、チョンホを巻き込んでしまった事にやっと気付いたか?
しかしチョンホは「聞く必要もない。」
「知る必要もない。」
「考える必要もない。」とチャングムの言葉を塞ぐ。
翌日、辞職を申し出に来た執務室にはだれもいない。
みな大殿に出向いていると言う。
上書を部下に頼まれたチョンホが大殿に行くと、中では騒動が・・・
王様は「余が信用できて能力のある人間を主治医官にする事になぜ口を挟むのだ!」
「これは不当なご命令です。」と左議政や左賛成ら重臣たち。
「医女チャングムを余の主治医官に命ずる!」
これを聞いてしまうチョンホ・・・
なんだか、余計複雑になってきた・・・
晋城大君(チンソンテグン)の元に燕山君(ヨンサングン)の暴政に対してクーデターを起こす事を決意した朴元宗(パク・ウォンジョン)や成希顔(ソン・ヒアン)らは(確か誕生日の祝いの品としてだったと)4つの酒瓶にクーデターを知らせる檄文を表す札を張り、幼い女の子に届けさせた。(第3話)
無事に酒を受け取ったその夜に決起行動を起こし燕山君は失脚、中宗の即位となった。(中宗反正)
「今顕酒」「天天酒」「既当酒」「死為酒」と中宗へのメッセージが伝わるよう酒の名前をスラスラ言った子がチャングムだった・・・
「余が苦悩していたと伝えたのもお前だったのだな?」
「そうだったのか・・・」
「あの頃を思い出す・・・何も知らず危険な仕事をした幼子が気になっていた・・・」とすっかり回想に浸る王様。
「実に面白い縁だ。」と意味深い「えにし」まで感じている模様w
「望む事を何でも言ってみろ!」←エッ! マタモヤ ゴホウビデスカイ?
「望みがたった一つあります。」←エッ! マダ オネダリスルコト アッタンデスカイ?チャングム~
「私を活人署(ファリンソ/今で言う保健所組織で漢陽の東西2ヶ所にあった)へ行かせて下さい。」とチャングム。
貧しい患者を診て医術をより精進したいと願い出る。
診脈に命がかかる宮は息苦しいかもしれんが・・・宮廷医女の立場も理解しつつ、王様は「あくまでもしばらくの間」と念を押し、チャングムの意向を認める。
オ・ギョモの後任に左議政(チャイジョン)のイ・グァンヒ大監が都提調(ドジェジョ)に就任。
早速、シン教授は内医僉正(ネイムジョン)に昇進し、内医院の統括と殿下担当に、ウンベク先生は判官(バンゴァン)に昇進し、僉正の補佐を命じた。
紆余曲折の末、殿下の病は治ったが、法道に反し内医院の位相を崩したとイ大監は言い、改めて修練の体系を厳しくするよう命じた。
チョンホは「(都提調の)お言葉通り、私が内医院の法道に背き、みなに苦労をかけた・・・みなに許しを乞いたい。」と謝る。
シン教授は必要ないと即答し、良い刺激になったし、これからも精進すると誓った。
チャングムは内医院で活人署行きをみなに告げる。
一同驚くが「一からやり直す」と言うチャングムの決意にシン教授もウンベク先生も暖かく送り出す。
手厳しかった先輩ビソンも医女の可能性を見せてくれて、刺激になったと笑顔で送る。
親友シンビはお母さん達のように甘酢は作れないけど、がんばって朝鮮一の医女になろうと・・・
チャングムはヨンセンの事をシンビに託し、ヨンセンやミン尚宮とも別れを告げる。
皇后の元では「私が必要とする時はいつでも駆けつけて頂戴。」となごりを惜しまれる。
宮を離れるにあたっての挨拶を済ませたチャングム、トックおじさんの家に戻る。
騒ぐギャラリーの二人を置いて、チャンドクは「よく決めたわ。 宮の医女は処方の権限もなくて医術を深められないから・・・」とチャングムの決意を評価した。
トック妻は「二人とも世情を知らないくせに暢気な事ばかり・・・」と嘆息してるw
あれぇ~、だれか忘れてない?
チョンホにはチャングム、挨拶してないが・・・
翌朝、活人署にやって来たチャングムは中で養生中の子供達に凧を作ってやっているチョンホに気がつく。
ニコニコのチャングムは帰ろうとするチョンホに
「こんな時間に何を?」
「活人署がどんな所か見てみたかったので・・・」
「それだけですか?」←ウエレシソウニ・・・
「他に何か理由が必要かい?」←オッ! イガイナ チョンホノ オヘンジ・・・
「そうではなく・・・」←チャングムモ チョウシガ クルッタ モヨウw
「では、失礼するよ。」←ヘンダ・・・イツモノ チョンホト チガウ・・・
「もうですか?」
「他に何か用件でも?」
「そうではなく・・・」
「では、失礼。」←オイオイ イッチャッタシ・・・
活人署で献身的に働き、貧しい民でも続けられる処置や治療法を教えるチャングム。
その帰り道、チョンホの家に向かう。
「どうしたんだい?」
「・・・凧を作ってあげたい子が・・・」
「それが用件かい?」
「子供達に字を教えて頂きたいんです。」
「それが用件?」
「ただ・・・」←イツモノ チョンホトハ チガウ タイドニ トマドウバカリ・・・
「合間をぬって行く様にする。」
「私も忙しいからね。」
「でわ」←アリャ~ ソノママ イエニ ハイッチャッタ!
本当は会いたくて来たのに・・・と一人呟くチャングム。
翌朝、冷たいそぶりだったのチョンホ、早速子供達に字を教えてるw
チャングム思わず「毎日いらしゃいますか?」
「なぜ?」←ヤッパ ツメタイ チョンホ
「勉強が途切れると・・・」
「・・・毎日会いたいです!」
「子供達のために?」
「・・・いいえ・・・私がです・・・」←チャングム イッチャイマシタw
「早く言ってくれないと!」
「私をからかってたので?」
声を強め「今まで私が味わった苦痛を君も知るべきだ!!」と立ち去るチョンホ。
と急に振り返り、アハハと大笑いする。
チョンホ捨て身の作戦だったw
宮中ではクミョンの後を引き継いだ最高尚宮が引退を表明。
チョン尚宮システムを起用して、6人に後任候補を慶源大君(ギョンウォンテグン/現皇后の息子)の誕生祝宴で競合させる。
ミン尚宮もそのうちの一人。
皇后様の決断で、なんとミン尚宮が次期最高尚宮に!!
びびりまくるミン尚宮は、チャングムを訪ねる。
チャングムは自分が書き留めたレシピをミン尚宮にプレゼントし、「先代の遺志を継げるのはミン尚宮様だけです。 きっとうまくやれます。」と励ます。
そこにシンビが皇后様からの命を伝えにやってくる。
皇后は自分の側に戻ってくるようと告げる。
結果的に王の命を救う事にはなったが、皇后の密命で医女に原因を探らせ、王の治療をさせた事は宮中の掟に反する為、皇后に対する周囲の目が変わったと嘆く皇后だった。
今ですらこんなに心が重くなる状態なのに、世子が王位に就いたら・・・と不安を吐露。
更に息子、慶源大君を呪う札が見つかったりで、一時も心が休まらぬと言う。
そして病弱な世子の世話医女になってほしいと言い出す。
お前は私に背かぬと信じていると・・・・
皇后の世話尚宮が退室したチャングムを呼びとめ、自分の部屋へ促す。
皇后が直接言えぬ事を察したから、自分が説明すると言う。
世子が少しの間でも王位に就いたら、皇后が今の座を守る事が難しくなるから、世話医女になって、皇后を守れと言う。
「お前さんの医術でどの医官にも悟られず、誰にも気付かれぬよう、治る見込みのない世子様を楽に逝かせてあげなさい。」
「世子様が生きている限り皇后様は八方塞がりよ。」と・・・
チャングム、再び嵐の中に巻き込まれてしまう・・・
世子は「厥心病(狭心症の事)」で、今まで担当だったウンベク先生も研究していたが良い方法がなかった。
悩むチャングムの心はチョンホを求める・・・
チャングムが宮に異動になっても活人署で子供達に字を教えるボランティアを続けているチョンホはその事が楽しいと語る。
「私は官職を辞したら書堂(ソダン)を開くよ。」
「君は小さな薬局を・・・」
「ひとつの家で・・・」←プロポーズデスネw
チョンホの優しさが一層辛くて、泣き顔になるチャングム。
「どうしたの?」
「嫌かい?・・・それほどまでに?」
「嫌です。」
「小さな薬局は嫌です。 大きいのを開いて下さい。」←サスガノ チョンホニモ シンジツハ ハナセナイ チャングム・・・
「私の書堂より大きくするよ!」←イツモノ チャングムニ アマイ チョンホダw
自分の復讐にも医術を悪用する事のなかったチャングムは苦しむ。
今度はチョンホに飾りが欲しいとおねだり。
二人で街に出かけ、楽しそうにショッピング・・・
チョンホは自分選んだノリゲをプレゼントする。
その代わりとチャングムはチョンホに父の形見となった自分のノリゲを差し出す。
「私の一番大切な物を差し上げたいのです。」
「これには子供の頃の思い出とナウリに出会った思い出が・・・」
「受け取って下さい。」
皇后に会い、チャングムは「救って下さった命、お返しします。 そのような事はできません。」と決意を伝える。
無謀な事をして師や母の身分を回復させたが、それは「人の口に入る料理を権力に利用させてはならない」と言う遺志のためだったと。
人を治し、人を助ける医術を施す者としても、師と母の遺志を貫き、どんな理由であれそれを超える事はできないと訴えた。
「相手が私でも?」
「お前を助けてやったのに?」
「お前の命を握っているのよ!」と皇后。
「私の命は奪えても、私の志は奪えません。」
アリャ~部屋の外に王様ご一行が・・・王様聞いちゃってる?
「お前を失いたくないのよ~」
「涙訴したのに・・・」
「・・・よかろう。 私の至密尚宮(シミルサングン)になりなさい。」
「えっ?」
「身分も回復したから、宮女になれるでしょ?」←チャングムモ ムジツガ ショウメイサレ ミブンカイフク シタンダ・・・
「私の側にいて欲しいのよ。」←コウゴウサマモ カナリ オイツメラレテルミタイ・・・
ここで王様、皇后の部屋に入ってくる。
二人の間の流れるただならぬ空気を感じ取りながら・・・
その後、内侍府の長官に命じ、ヨンセンの部屋に密かにチャングムを呼び出す王様。
「命は奪えても志は奪えぬと申したな?」
「皇后が奪おうとした志はなんだ?」
「命を捨ててまで、やらぬと言った仕事はなんだ?」
「王の命令だ、言え!」
「言わねば、欺君罪を犯す事になる。」
「お前と皇后の関係から心当たりがある。 言え!」
それでも何も言わぬチャングムは一言「殿下、申し上げられません。 私を殺して下さい。」と・・・
王の知れる事になり虚脱状態のチャングムの心に浮かんだのはチョンホだった。
あちこちを探し回るチャングム。
チャングムが探している事を知ったチョンホも探し回るので、却って会えないw
街の辻でやっと出くわす二人・・・
「いつでも側にいてくれると言ったのに~」
「そう言ったじゃないですか・・・」
「なのにどこにいたんですか?」チャングム、涙を流して訴える。
「何があったんだい?」
ただならぬ様子にチョンホは驚く。
「さらってでも逃げようとおっしゃいましたよね?」
自分からチョンホの胸に飛び込むチャングム。
「逃がして下さい。」
「お願いです。」
「何も聞かないで下さい。」
「お願いです。 お願い・・・」
チョンホはチャングムの心を受け止め「明日、辞職書を出す。」
「明日出すから、一日だけ待ってくれ。」
自分の感情をぶちまけて、少し落ち着いたチャングム、チョンホを巻き込んでしまった事にやっと気付いたか?
しかしチョンホは「聞く必要もない。」
「知る必要もない。」
「考える必要もない。」とチャングムの言葉を塞ぐ。
翌日、辞職を申し出に来た執務室にはだれもいない。
みな大殿に出向いていると言う。
上書を部下に頼まれたチョンホが大殿に行くと、中では騒動が・・・
王様は「余が信用できて能力のある人間を主治医官にする事になぜ口を挟むのだ!」
「これは不当なご命令です。」と左議政や左賛成ら重臣たち。
「医女チャングムを余の主治医官に命ずる!」
これを聞いてしまうチョンホ・・・
なんだか、余計複雑になってきた・・・
今日も半角カタカナ炸裂楽しく読ませていただきました。たまにはそういうのもイイよね、チャングム、でも某消費者金融のチワワでみんながつい和んじゃったみたいな話だからなぁ、と思いながら観てました(汗)。
で、疑問なんですけど医女がなのは「人の身体に触れるのは卑しいこととされていたため」というのがNHKの1分メモでの説明だったと思うんです。の身分の人は医女になれるけど、そうじゃない良民とか中人とかって、医女(=職業上は卑賤な職業というカテゴリ)をやっていていいものなんでしょうか?
あと、ぐるくんさんの計算ではこの時点でチョンホさんとチャングムさんは年、いくつでしたっけ(爆)。
rukoさんの見事な表現に脱帽してますw
私も皇后様の台詞でチャングムの身分回復を知りましたw
チャンドクさんも確かそうじゃなかったけ?
史実は分からないけど、身分に関わらず医学のキャリアを積むことは出来たんじゃ?
ツンデレ・チョンホは42~43才、連れて逃げてよチャングムは35~36才、ついでにチャングムにときめきだした王様は45~46才と試算w
皆さん結構なアダルトw
中宗の崩御は57才だから、チョンホとチャングムが添い遂げるにはこれから更に約10年・・・リアリティーのない大人の純愛もここまで行くと感心するばかりw
40代後半で母になるチャングムは絶対「妙薬」「秘薬」の類を調合&服用していたと踏んでいますw