![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/63/e5c102e729e9624faf4c1739c9fdca5c.jpg)
「ハーツクライよ!ハリケーンランよ!待っていろ!!」
天皇賞での馬場アナの名実況は、ファンの気持ちを代弁してくれました。
日本最強馬ディープインパクトがフランス渡り、凱旋門賞へ挑んだのが2006年。
結果は3着も、後日失格という結果。
月日は流れ11年が経ちました。その間、
ナカヤマフェスタ、オルフェーヴルが2着するも未だ凱旋門を制する事はできず。
今年は、ディープインパクトの仔サトノダイヤモンドとサトノノブレスが凱旋門賞へ挑みます。
ダイヤモンドの前哨戦のフォア賞は、強豪馬相手に、久々と馬場の影響もあったか4着と敗退。
同じくノブレスもフォア賞、ダイヤモンドの露払いをつとめるも、最下位という結果。
日本中の期待を背負う馬達だけに、落胆はありましたが、
本番で、マークされずに競馬できるのはプラスと前向きに捉えたいところ。
相手は、最強牝馬エネイブルを筆頭に、欧州のG1ホースがズラリ。
さすがに、最高峰の芝レースだけあり、チーム戦といっても過言ではなく
一筋縄ではいかない、そんなレースであります。
サトノダイヤモンドは、スピード、スタミナ、どちらも父は及びませんが、
これまでのレースぶりから、自在性もとい操縦性はこちらの方があるはずで、
叩き合ったときの勝負根性、闘志がこの馬の真骨頂なんじゃないかと勝手に思っています。
ディープの場合は叩き合う必要性がない、それ以外の部分が突出していたんですが、
サトノダイヤモンドは、その価格、良血に見合わない、
ゴール前で、グイッと伸びる勝負根性の馬という見立てでしたから、
なんの抵抗もなく負けてしまった前哨戦のフォア賞は、アレレッという感じでした。
ルメール騎手も追うのをやめていたように見えましたし、馬場が悪すぎた事と、
やはり喉の具合含めて本調子ではなかったというのが原因でしょうか。
非常に頭の良い馬だと思いますから、本番ではかわってくれるのではないでしょうか。
ウィリアムヒルでは、サトノダイヤモンドのオッズが現在41倍。
馬券的にも魅力的なオッズとなっております。
しかしながら、JRAのオッズは5倍近辺というオッズの乖離がおきており
どの券種を選んでも、非常に買いづらいのが難点で、本命にはできませんでした。
ウィリアムヒルでサトノダイヤモンドの単勝を買い、
JRAでは、外国馬を中心に馬券を買うのが賢い買い方かもしれませんね。
*******************************************
一番優れている馬が勝つとは限らないのが競馬。
エネイブルも絶対に勝てる保障はないし、ここは消して妙味を感じます。
ムーア騎手のウィンターも、この距離は未知数とクリアすべき課題は多いものの
欧州牝馬マイルを3連勝した実績から怖い一頭ですね。
◎ザラック
母は無敗で仏牝馬三冠と凱旋門賞を制したザルカヴァ。
7月のサンクルー大賞を優勝し初タイトルを獲得。
加速力は母譲りの非凡なものもっており、前走で2400mを経験したのは大きい。
大外18番枠だが、枠よりも道中の位置取りが重要になってくるはず。
日本でも有名なスミヨン騎手で侮れません。
○アイダホ
GI6勝ハイランドリールの全弟だが自身はまだビッグタイトルなし。
7月のKジョージではエネイブル、ユリシーズに次ぐ3着と、
強敵相手に好走しており、人気以上の実力がある。馬券的妙味を含めての対抗。
▲セブンスヘヴン
昨年のヨークシャーオークスでは後の凱旋門賞馬ファウンド破って優勝。
3月のドバイシーマクラシックでも2着に好走。
本番前にひと叩きできた事は大きい。アテにしずらいが、万全なら能力はここでも上位で。
△クロスオブスターズ
今年に入って本格化し3連勝でGIガネー賞を制した。前走フォワ賞では2着。
凱旋門賞7勝の名門ファーブル厩舎の管理馬。
夏場は休養し凱旋門賞を目標にしたローテと、ここへ向けて充実一途。
注イキートス
昨年のジャパンCにも参戦したドイツ調教馬。
今年は4戦全連対の成績だが、3走前のハンザ大賞はチンギスシークレットに完敗。
次走はジャパンカップになれば、今年も買ってみたい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます