第4回無料講習会は、久しぶりに合同練習会も兼ねました。(4名欠席)
谷先生が無料講習会用の帯結びの説明とデモンストレーションを行いました。
「簡単帯結び」の要領で先にお太鼓を作り、ピンチで止めます。後は手結びと同じ要領で体に巻いていきます。仮紐をいつもより2本多く使います。(後日、順番テキストを作ります)
その後は分かれて、無料講習会の方は谷先生が、多治井教室と木曜教室は嶋岡先生と私が教えました。
上記の結び方はある程度の帯の長さが必要です。お2人ほどとても短い帯の方がおられ、その方たちはコクヨの特大クリップを使った「簡単帯結び」の練習を行いました。
後の方は、いつものやり方が馴染んでいたせいか?かえって難しそうでした。
無料講習会の方は、綺麗に帯が結べていました。
私は、やっぱり従来からの仮紐を使った手結びが着慣れているので手早く出来、一番好きです。
今日は、多治井教室がないので、3ヶ月無料講習会用の名古屋帯の結び方を3人の講師で検討しました。
他の着付学院の3ヶ月コースの帯結びは、改良枕を使用した名古屋帯や袋帯の結び方が多く、現在、多治井教室の生徒さんや木曜教室の生徒さんも以前、京都きもの学院他いろいろな着物学院に通われた経験がある方達ですが、やはり改良枕使用していたそうです。
でも、今は使い方もまったく忘れたそうです。改良枕は初めての人が比較的簡単に帯結びが出来るように考えられたものですが、簡単に覚えたものは続けないと 「簡単に忘れます。」
3ヶ月コースなら、改良枕が良いのかも知れませんが無料講習会なので
●改良枕ではなくコクヨの大型クリップを使った「簡単帯結び」か
●従来の手結びを仮紐の本数を増やして簡単にして教えるのか
検討した結果、今回の3ヶ月無料講習会は、従来の手結びを「簡単に結び易く」考えたやり方で行う事にしました。
いつもと違う方法で行うので、他の教室の皆さんにも来て頂き一緒に勉強する事にしました。
終わってから、5月2日の「出前きつけ」依頼の留袖の着付練習をこないました。
今回の着付は、装道の美容ランジェリーと美容衿・替え袖を利用して長襦袢を着ないで留袖を着せます。
日頃、自分ではランジェリーを使用し、長襦袢を着ないで着物を着る事の方が多いのですが、着せに行く時は、ほとんどが長襦袢を着られますので、少し勝手が違います。
冬は長襦袢を着ると温かいのですが、汗ばむ時や夏場の結婚式は1枚でも少ない方がとても楽です。

今日は、堺市美原区青南台の木青会館で3ヶ月無料講習会と木曜教室です。
3ヶ月無料講習会は谷先生が講師で行っています。
先週お休みだったY さんも来られ3人で補正と長襦袢の着方を行いました。
それぞれの体型に合わせた補正をして長襦袢をはおり、着物まで着られていました。
授業が終ってからも谷先生がお着物を着ていく過程を写真に撮られたりと大変熱心な生徒さんがおられました。
最初にお申込いただいていたOさんは、今日も来週も都合が悪くなったので、今回の無料講習会は、都合の良い時に見学して頂きます。
隣でやっている木曜日教室は坂田が受け持ち火曜教室でお休みだったNさんには留袖の自装のお稽古をしてもらい。谷先生から引き継いだ2ヶ月経ったKさん親子には補正の再チェックや着付のポイントレッスンを行いました。
皆さん、自宅からお着物を着てこられるようになり、いちだんときもの姿が様になってきたように思います。
上達の秘訣はなるべく着物を着る機会を作る事です。
Nさんは、素敵な白大島に赤のかかり帯という装いでした。留袖のお稽古をしたあ後で着た大島のあまりにも軽いのに驚かれた様子でした。大島は本当に着易く、丈夫なのでこれからも外出着・普段着としてどんどん来て欲しいですね。