この土日、信頼おける人物でありキレモノでもある俺は、フレンドCのトラブル解決、クラブのママから頼まれた仕事などのために、関東近県を移動しまくらなければならない流れに在った。
いつものメンバー(週末ボーイズ、フレンドABC、飛び入りでWの弟)で、あちこち走り回ることになり、そのついでに観光・体験コースも取り入れて行動するという忙しくも充実した時間。
ボーイズは本物の牛、羊、犬、鶏、ロバ、野鳥、川で泳ぐ魚などなどの生き物に触れ、
Wの弟は、しぼりたて牛乳、ソフトクリーム、ミルクチョコレート、肉まん、ホットドッグ、山菜おこわ、ステーキなどと触れ合っていた。
途中、林の入り口が近い休憩施設で休んでいると、ボーイズのひとりが俺を呼びに来たので、案内されて建物の裏へ行ってみると、直径15cm以上もありそうな大きなキノコがボコボコと生えていた。
俺 「Do not touch because they might be the poison mushrooms.
(毒キノコかも知れないから、触っちゃいけないよ。)
Did anyone touch? (誰か触ったかい?)」
すると小さな少年が顔を強張らせていた。 (||| ̄・ ̄)ゥッ。 ←
俺 「Did you touch? (触っちゃった?)」 Σ(`・д・´;)
少 「I don't remember・・・(分かんない・・・)」 ( ; ̄o ̄)
俺 mm (´・ω・`;)
ボーイズはそれからもキノコの周りで興味津々だった。
俺 「OK.......Let's return to the house because it becomes cold.......
(OK・・・さぁ、もう寒くなるから休憩施設に戻ろう。)」
俺は、みんなを連れて洗面所に行き、車から持って来た消毒用アルコールでひとりひとり手を消毒してから泡石鹸で丁寧に洗った。
ボーイズはフレンズに、大きなキノコを見つけた話をエキサイティングに話して楽しんでいたが、自分がキノコを触ったかどうかよく覚えていない小さな少年だけは、少し落ち込んでいた。
そこで俺は帰りの運転をフレンドCに頼み、後部座席で小さな少年を膝に乗せて彼の両手首を持って操り人形のように両腕を大きく動かしながら唄った。
♪ Mushrooms in the mountain said (山のキノコは言いました)
Thank you for finding us, boys (見つけてくれてありがとう、ボ~イズ)
すると少年はニコッと笑って振り向いた。 (∂▽∂*)♪ ←
他のボーイズとWの弟も、その短い歌を真似して唄い、車の中は賑やかなままシスターの元へと戻った。
2台の車はシスターのところで分かれて、俺はWの弟を家まで送ってから1度帰宅した。
すると、殆ど同時くらいにAS美がやって来て、
「今車が戻ってくるの見つけたから持って来たの!丁度良かった!コレ、温めてあげるネ!」
と言って、カレーの匂いがするカレーのようなものが入った容器を持ってタタタタとキッチンへ。
「待ってくれ。
これからフレンズと食事の店で待ち合わせだから、悪いけど今日はもう帰ってくれないか。」
こんな時、躊躇せずにそう言える男が此の世に居るだろうか。
--- 諦めと共に、見つめただけで溶けてしまう淡雪のように儚い、俺の空想シーン↑---
しゅわしゅわぁ~ん ◯Οo ( ̄ω ̄;)
メール・チェックしながらテーブルに着いて待っていると、AS美の容器に入っていたカレーの匂いのするものが本当にカレーだったことを確認することとなった。
俺 「AS美は食べないの?」
AS 「作ってるうちにお腹がいっぱいになっちゃった♪沢山食べてね♪」 ξ* ̄▽ ̄)
では頂こうか、とその皿の上を見て、俺は手が止まった。
(なっ。なんだこれは・・・。) Σ(`・ω・´;)
それは見たこともないカレーであった。人参・ジャガイモ・玉葱・肉らしきものは一切何も入っていない。
俺 「こ、この黒いものは・・・もしかして・・・。」
AS 「そう。椎茸。」 ξ* ̄▽ ̄)♪
Σ(  ̄■ ̄;;)
俺 「どうして・・・その・・・しいた」 ( ̄▼ ̄;)アセ
AS 「体にいいでしょ?!ノンカロリーだし♪」 ξ* ̄▽ ̄)♪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ( ̄し_ ̄|||)
俺 「これは・・・ひょっとして・・・こんにゃく?」 ( ̄▼ ̄;)アセ
AS 「そう。今ダイエット中なの♪下仁田産よ♪」 ξ* ̄▽ ̄)♪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ( ̄し_ ̄|||)
俺 「こっ・・・・・これわっ?!」 ΣΣ( ̄◇ ̄;)
AS 「パイナップル。」 ξ* ̄▽ ̄)♪
俺 「なんでパイナッ」 ( ̄▼ ̄;)アセ
AS 「食べたかったから。」 ξ* ̄ー ̄)♪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ( ̄し_ ̄|||)
シイタケ・コンニャク・パイナップル・カレー。
このようなものを食べたことがある男は此の世に居るだろうか。
幾らひとつひとつが良い素材でも、こうなってしまってはカタナシだ。
今更悔やんでも仕方がないが、何故あの時、「今から出かけるところなんだ。」と一言素直に言わなかったのだろうか。
しかも、ものがカレーであるがゆえに、「やっぱり後から食べるね。」と言うわけには行かない。
かと言って全部食う勇気もないし、一口で止める訳にも行かないだろう。
あぁ、
海よりも深く心優しい己が呪わしい・・・。 (( o(`TωT´;))ふぷるぷる
そもそも、あまりにもモテモテで罪なあんちくしょ~なばかりに俺はこのような悩みを繰り返し経験しなければならないのだ。きっと多分この先も、モテ続ける限り同じ経験をしなければならないだろう・・・。
一体いつになったら巧く切り抜けられるようになるのだろうか。
あぁ、
高山の湧き水よりも透明で純粋すぎる己が呪わしい・・・。 (( o(`TωT´;))しゅぷるぷる
=======================================
こんなの、要らないっ!! (_≧Д≦)ノ彡
=======================================
--- 諦めと共に息を吹きかけただけで溶けてしまう薄氷のように儚い↑俺の空想シーン---
萎え萎え~ん ◯Οo ( ̄ω ̄;)
AS 「どうしたの?カレー、好きでしょ?」 ξ* ̄▽ ̄)♪
俺 「ん・・・うん・・・(普通のカレーはね。)」 ( ≧へ≦||)
せめて普通のカレーが食べたかった。なんたって普通が一番だ。俺は食のチャレンジャーではないのだから。
普通のカレーよ、君に会いたい・・・じゅって~む♪
しょうがない・・・・・・・・食べるしかない・・・・・・・。
此の世に生まれ出でたあの日を思えば、これくらいのことが何だと言うのだ。
世の中にはもっと辛い人が沢山いるじゃないか。
覚悟を決めてスプーンで一口カレーをすくいあげた時、ドタバタとフレンドAが入ってきた。
A 「あっれぇ~?何やってんだよ、デビッドぉ~。もうみんな集まってるぞ。」
そう言って、トイレに入ったり奥の部屋から何かを取って来たりした後、俺たちのところにやって来たフレンドA。
A 「何これ?うわっ。キショッ!!ちょっと食わして。
・・・・・・・・グェッ!!くそマズッ!!なにこのフヌケ味!
AS美が作ったのか?お前、いいトコの育ちなのに、味音痴じゃねぇのか~?
そーだ。AS美も来いよ、Wも来るから、みんなで美味いモン食おうぜ♪」
このようなAの言動よってガラリとそれまでの雰囲気は変わり、AS美は喜んで「バッグ取って来る♪」と自分のマンションへ戻って行ったのだった。
=======================================
◆ お互いに 不思議と助け合う縁enishi
友あればこそ 我の現在imaもあり
(T∇T(_ _(T∇T(_ _ )
いつものメンバー(週末ボーイズ、フレンドABC、飛び入りでWの弟)で、あちこち走り回ることになり、そのついでに観光・体験コースも取り入れて行動するという忙しくも充実した時間。
ボーイズは本物の牛、羊、犬、鶏、ロバ、野鳥、川で泳ぐ魚などなどの生き物に触れ、
Wの弟は、しぼりたて牛乳、ソフトクリーム、ミルクチョコレート、肉まん、ホットドッグ、山菜おこわ、ステーキなどと触れ合っていた。
途中、林の入り口が近い休憩施設で休んでいると、ボーイズのひとりが俺を呼びに来たので、案内されて建物の裏へ行ってみると、直径15cm以上もありそうな大きなキノコがボコボコと生えていた。
俺 「Do not touch because they might be the poison mushrooms.
(毒キノコかも知れないから、触っちゃいけないよ。)
Did anyone touch? (誰か触ったかい?)」
すると小さな少年が顔を強張らせていた。 (||| ̄・ ̄)ゥッ。 ←
俺 「Did you touch? (触っちゃった?)」 Σ(`・д・´;)
少 「I don't remember・・・(分かんない・・・)」 ( ; ̄o ̄)
俺 mm (´・ω・`;)
ボーイズはそれからもキノコの周りで興味津々だった。
俺 「OK.......Let's return to the house because it becomes cold.......
(OK・・・さぁ、もう寒くなるから休憩施設に戻ろう。)」
俺は、みんなを連れて洗面所に行き、車から持って来た消毒用アルコールでひとりひとり手を消毒してから泡石鹸で丁寧に洗った。
ボーイズはフレンズに、大きなキノコを見つけた話をエキサイティングに話して楽しんでいたが、自分がキノコを触ったかどうかよく覚えていない小さな少年だけは、少し落ち込んでいた。
そこで俺は帰りの運転をフレンドCに頼み、後部座席で小さな少年を膝に乗せて彼の両手首を持って操り人形のように両腕を大きく動かしながら唄った。
♪ Mushrooms in the mountain said (山のキノコは言いました)
Thank you for finding us, boys (見つけてくれてありがとう、ボ~イズ)
すると少年はニコッと笑って振り向いた。 (∂▽∂*)♪ ←
他のボーイズとWの弟も、その短い歌を真似して唄い、車の中は賑やかなままシスターの元へと戻った。
2台の車はシスターのところで分かれて、俺はWの弟を家まで送ってから1度帰宅した。
すると、殆ど同時くらいにAS美がやって来て、
「今車が戻ってくるの見つけたから持って来たの!丁度良かった!コレ、温めてあげるネ!」
と言って、カレーの匂いがするカレーのようなものが入った容器を持ってタタタタとキッチンへ。
「待ってくれ。
これからフレンズと食事の店で待ち合わせだから、悪いけど今日はもう帰ってくれないか。」
こんな時、躊躇せずにそう言える男が此の世に居るだろうか。
--- 諦めと共に、見つめただけで溶けてしまう淡雪のように儚い、俺の空想シーン↑---
しゅわしゅわぁ~ん ◯Οo ( ̄ω ̄;)
メール・チェックしながらテーブルに着いて待っていると、AS美の容器に入っていたカレーの匂いのするものが本当にカレーだったことを確認することとなった。
俺 「AS美は食べないの?」
AS 「作ってるうちにお腹がいっぱいになっちゃった♪沢山食べてね♪」 ξ* ̄▽ ̄)
では頂こうか、とその皿の上を見て、俺は手が止まった。
(なっ。なんだこれは・・・。) Σ(`・ω・´;)
それは見たこともないカレーであった。人参・ジャガイモ・玉葱・肉らしきものは一切何も入っていない。
俺 「こ、この黒いものは・・・もしかして・・・。」
AS 「そう。椎茸。」 ξ* ̄▽ ̄)♪
Σ(  ̄■ ̄;;)
俺 「どうして・・・その・・・しいた」 ( ̄▼ ̄;)アセ
AS 「体にいいでしょ?!ノンカロリーだし♪」 ξ* ̄▽ ̄)♪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ( ̄し_ ̄|||)
俺 「これは・・・ひょっとして・・・こんにゃく?」 ( ̄▼ ̄;)アセ
AS 「そう。今ダイエット中なの♪下仁田産よ♪」 ξ* ̄▽ ̄)♪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ( ̄し_ ̄|||)
俺 「こっ・・・・・これわっ?!」 ΣΣ( ̄◇ ̄;)
AS 「パイナップル。」 ξ* ̄▽ ̄)♪
俺 「なんでパイナッ」 ( ̄▼ ̄;)アセ
AS 「食べたかったから。」 ξ* ̄ー ̄)♪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ( ̄し_ ̄|||)
シイタケ・コンニャク・パイナップル・カレー。
このようなものを食べたことがある男は此の世に居るだろうか。
幾らひとつひとつが良い素材でも、こうなってしまってはカタナシだ。
今更悔やんでも仕方がないが、何故あの時、「今から出かけるところなんだ。」と一言素直に言わなかったのだろうか。
しかも、ものがカレーであるがゆえに、「やっぱり後から食べるね。」と言うわけには行かない。
かと言って全部食う勇気もないし、一口で止める訳にも行かないだろう。
あぁ、
海よりも深く心優しい己が呪わしい・・・。 (( o(`TωT´;))ふぷるぷる
そもそも、あまりにもモテモテで罪なあんちくしょ~なばかりに俺はこのような悩みを繰り返し経験しなければならないのだ。きっと多分この先も、モテ続ける限り同じ経験をしなければならないだろう・・・。
一体いつになったら巧く切り抜けられるようになるのだろうか。
あぁ、
高山の湧き水よりも透明で純粋すぎる己が呪わしい・・・。 (( o(`TωT´;))しゅぷるぷる
=======================================
こんなの、要らないっ!! (_≧Д≦)ノ彡
=======================================
--- 諦めと共に息を吹きかけただけで溶けてしまう薄氷のように儚い↑俺の空想シーン---
萎え萎え~ん ◯Οo ( ̄ω ̄;)
AS 「どうしたの?カレー、好きでしょ?」 ξ* ̄▽ ̄)♪
俺 「ん・・・うん・・・(普通のカレーはね。)」 ( ≧へ≦||)
せめて普通のカレーが食べたかった。なんたって普通が一番だ。俺は食のチャレンジャーではないのだから。
普通のカレーよ、君に会いたい・・・じゅって~む♪
しょうがない・・・・・・・・食べるしかない・・・・・・・。
此の世に生まれ出でたあの日を思えば、これくらいのことが何だと言うのだ。
世の中にはもっと辛い人が沢山いるじゃないか。
覚悟を決めてスプーンで一口カレーをすくいあげた時、ドタバタとフレンドAが入ってきた。
A 「あっれぇ~?何やってんだよ、デビッドぉ~。もうみんな集まってるぞ。」
そう言って、トイレに入ったり奥の部屋から何かを取って来たりした後、俺たちのところにやって来たフレンドA。
A 「何これ?うわっ。キショッ!!ちょっと食わして。
・・・・・・・・グェッ!!くそマズッ!!なにこのフヌケ味!
AS美が作ったのか?お前、いいトコの育ちなのに、味音痴じゃねぇのか~?
そーだ。AS美も来いよ、Wも来るから、みんなで美味いモン食おうぜ♪」
このようなAの言動よってガラリとそれまでの雰囲気は変わり、AS美は喜んで「バッグ取って来る♪」と自分のマンションへ戻って行ったのだった。
=======================================
◆ お互いに 不思議と助け合う縁enishi
友あればこそ 我の現在imaもあり
(T∇T(_ _(T∇T(_ _ )