Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2010年7月24日(土)暑い暑い岩橋山と二上山縦走!!

2010年07月26日 | 山登りの記録
人生のベテランさんたちに、暑い中での山の歩き方を体験しよう、
という触れ込みで、途中棄権がしやすい岩橋山から二上山のルートを歩いた。
しかし、結果は暑さが勝ちすぎて、たいへんな苦行となってしまった。

平石の集落を通り、畑の林道から、植林帯に入る。風がなく、暑い。
分岐を左にとり、イノシシ除けの柵を2回越える。
しばらくすると林道終点。ここから鉄橋を渡り、高度を稼ぐ。



岩橋峠に出て、久米の岩橋に寄る。珍しく誰もいない岩橋山ピークを経て、
平石峠に下り立つ。ここで昼食だ。峠を抜ける風が心地いい。

湧き水は、ずいぶん黄色く濁っていて飲む気がしない。
1週間前までの豪雨の影響が、まだ残っているのだ。

竹内峠へ向かう登山道は、豪雨の爪あとがもっと顕著に出ていた。
ところどころに土嚢が置かれ、新しく水抜きの溝が掘られている。
それでも、一部、まるでヌタ場のように泥だらけになったところもある。
簡易舗装の下部の土砂が、横の沢に流れてしまい、舗装道の直下は
空洞になっているという危険なところが2箇所あった。
事故が起きなければよいが。

みんな、想定以上に水を飲んだが、二上山の馬ノ背の売店で
ジュースかお茶を買えるという読みがあった。

暑さのあまり、途中で足が動かなくなる人も出てきて、
コースタイムはしだいに遅れていく。
とりあえずその人の荷物を背負ってあげる。

二上山への登りでは、熱さに慣れないMr.Dash自身が、
軽い眩暈と妙な発汗を自覚した。熱射病の初期症状だ。



雌岳山頂はなかなかの眺めだったが、立ち止まらず、
とにかく馬ノ背売店に下りる。

と、売店のシャッターが閉まっているではないか。
ベンチに座っている兄ちゃんに聞いたら、売店のおっちゃんは、
ほんの2-3分前に閉めて下りたところだという。
なんという不運。こんなことなら「万葉の森」に寄るのだった。

トイレの水をタオルに浸し、それを絞って頭にかけて冷やす。
Y崎さんが、持っていた冷たい保冷剤を2つ、貸してくださった。
教科書どおり、それを脇の下、首筋、太ももの内側にあてがうと、
教科書どおり、症状はマシになっていくのだった。
これは好例なので、参加者の皆さんに、応急法をレクチャー。
特に両脇にいっぺんに挟むと、こんなに効果があるとは!

一同、喉の渇きを我慢して、下山するしかない。
雄岳の手前の岩場から、バリエーションルートでふるさと公園に
向かう。途中、大和盆地が一望できる台地があるが、今日は大峰山脈まで
余裕で見渡せた。



17:00に閉まる公園事務所に着いたのが16:50。
ジュースの自販機に突進。500mlのペットボトルが瞬間に空になる。
Mr.Dashの渇きはこれで収まらず、道の駅でアイスコーヒー、
二上神社口の駅で缶ビールと、続けて呑みまくった。

教訓。
大阪の低山は、真夏は5時間以上歩いてはいけない(今日は7時間)。
歩行5時間でも、水分は2リットルは持とう。
保冷剤などを持って行くと、飲み物を冷たく保つだけでなく、
熱射病の治療にも好適。


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