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Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2008年2月3日(日)ドカ雪直後の蛇谷ヶ峰(670m地点まで)でラッセル三昧

2008年02月11日 | 山登りの記録
山岳部で比良山系・堂満岳への山行を予定していたが、前日から降り続く大雪。
それが雨に変わるという予報では、部としての計画は中止せざるを得ない。
しかし、部外のメンバーのツワモノ達となら、少々の悪天候も大丈夫。

というわけで、カメラマンY井氏と、サワヤカY澤氏、そしてともちゃんの
精鋭4名パーティで決行となった。サワヤカY澤氏は、昨年夏休み以来の
同行となる。スノーシューを準備する。
それにしても、カメラマンY井氏と、サワヤカY澤氏が揃う山行は、
最近必ずといっていいほど、天気が悪いか、何かアクシデントがある。
今日は悪天候が前提なので、これ以上のアクシデントは起きそうにない。

イン谷付近は雨。雪も”劣化”していることは明白。堂満岳は諦めよう。
そこで深い積雪が望める朽木村に回り込むことにした。代案は蛇谷ヶ峰。
比良山系の東側であれば、雪への期待が高まる。

こうして朽木村のてんくう温泉のグランド横に車を駐車。
スノーシューをはいて、除雪していない林道をとる。既に10:00を回って
いた。蛇谷ヶ峰ピークに到達するのは微妙。
ただ、雨は降っていないし、天気はなんとか持ちこたえている。
雪もシッカリ、どっさり積もっている。比良特有の、重い雪だ。

釜ヶ谷ルートは雪が深く、稜線への取り付き点がどうも分からない。


沢を何度か渡渉しつつ、明らかに行き過ぎたことに気づく。左岸はたいへんな
急斜面。少し戻りつつ、残り時間を考え、斜面の急登を決める。
もちろん道はない。スノーシューをはいていても、腰あたりまで雪に沈み込む。
直登はとても不可能。ジグザグにステップを切りながら登る。
ラッセルは4人で交代交代。かなりのアルバイトを強いられた。

急斜面をなんとか脱し、小尾根に出る。右が自然林、左が植林。
Y澤氏が先頭に立ったとき、突然道標が現れた。一般登山道に出たのだ。

標高670m地点。とにかく上りきれば、登山道に出ることは予測していたが、
それでも登山道に出ると安心する。

山頂まであと1kmだ。しかし、ちょっと時間的に苦しいか。山頂は諦めよう。
「朽木いきものふれあいの里」へ続く一般登山道は、トレースもついていた。
さっきまでとは比べモノにならないほどのスピードで下山する。
30分ほどで立派な林道に着いたのが笑えた。

吊り橋を渡り、元の場所に戻る。
少なくともスノーシューで、かなりの急傾斜を登れることが実戦で理解できた
のが収穫だった。

くつき温泉「てんくう」で冷えた身体を温める。ずいぶん混んでいて、
天狗の風呂には入れなかったが、十分に満足!

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