
■メイン写真
七宝寺のシンボル、巨大な十一面観音
■今回のコース
妙見口⇒(阪急バス)→七面口バス停→七宝寺→四ツ辻→釈迦ヶ嶽→四ツ辻→七面山→四ツ辻→
林道出合→小和田山→化ヶ石→千ヶ畑口バス停→(亀岡市ふるさとバス)→運動公園ターミナル
(乗継)→亀岡駅
小和田山への年間登頂者はどのくらいなのだろう。
夏は暑いのとヤブで避けられ、秋は隣接するマツタケ山が入山禁止なので
あらぬ疑いをかけられないよう敬遠され、冬期はハンターが入るので遠慮したいことから
ハイカーにとっての適期は春くらい。
それでもゴールデンウイーク中のこの日、我々の他にハイカーの姿は見なかった。
能勢電鉄妙見口駅で、阪急バスの宿野行きに乗り、七面口で下車。
天気は快晴。カラッとして気持ちいい。

七宝寺への標識に導かれる。
七宝寺は、巨大な仏像が数多くあることで知られる。

まず湧泉寺駐車場の左に、湧き水「清流龍神」と「契り塚」がある。
「契り塚」では、竹ザルに準備してある小石(妙法石)を2つ合わせて、
すぐ横の杭に掛けてある赤い糸で結わえ、塚の前に供えて南無妙法蓮華経を
唱えると、願い事が叶うという。

湧泉寺本堂と歌垣神社の右に延びる坂道をとれば、すぐに七宝寺の駐車場に着く。
参拝客は左の参道へ、ハイカーは右の石段をとる。
修行の寺なので、ハイカーはその邪魔にならないように配慮しないといけない。

間もなく大きな仏像が立ち並ぶ広場に出る。なかなか壮観だ。ここは右の坂を行く。
七宝寺最大の、巨大な十一面観音(メイン写真)を過ぎ、さらに賢者達の立像群、
大きな地制観音像を過ぎ、林道が大きく右にカーブするところで、暗い谷筋に
ついた登山道に入る。標識はなく、目立たない。
左に沢を見ながら、倒木などで荒れてぬかるんだ道を上っていく。
テープは付けられているが、相変わらず、あまり多くの人が歩いている感じはしない。
人工の池を経て、さらに進んでいくと、植林の中の四ツ辻に出る。
四ツ辻といっても2方は薄い踏み跡程度だ。

まず右へ。尾根に導かれ、その尾根を右に上ればすぐに釈迦ヶ嶽(512m)の目立たない
ピークに着く。

もとの四ツ辻に戻り、左のおだやかな尾根の極めて薄い踏み跡をしばらく
忠実にたどると、七面山(470.1m)の、これまた輪をかけて地味な三角点ピークに着く。
一応2つのピークを踏んでから、再度、もとの四ツ辻へ。
残る北向きの明瞭な山道を行けば、すぐに簡易舗装の林道に出る。
これはダイヘンキャンプ場からの道である。
林道に合流して少し進めば、林道は左に大きくカーブする。
前方は黒いフェンスが張られており、人間も立入禁止とする大きな標識がある。
林道を離れ右手の踏み跡に入る。ところどころ壊れかけた黒いフェンスに沿うように
進むと旧防火帯で幅5mほど樹林が刈り払われていた稜線に出る。
相変わらず、人はあまり入っていないようだ。

稜線を左へ。笹薮を分けながら、クモの巣を払いながら進む。
旧防火帯と言っても、今となってはウリハダカエデやクロモジなどが生長している。
右は植林。左は相変わらず黒いフェンス。
その向こうはアカマツ林で、マツタケ林のようだ。
獣除けだが、人間除けでもあるようだ。

フェンスが倒壊しているところからは、倉垣周辺の眺めがアカマツ林の隙間から
垣間見える。

薮を漕ぎ続けて小ピークを3つ越えれば、待望の小和田山の山頂に着く。
誰にも会わない。
昼食を済ませ、尾根を先に進む。
やがて主稜線を離れ北へ折れたと思ったら、突然、幾つもの岩が眼前に
現れたと思うと、切り立ったような大岩が立ちはだかる。

これが化ヶ石。
性分なので、とりあえず登れそうかどうかを確認する。上手い人なら
登るだけは登れそう。下りるには岩角にザイルをチョイ掛けすれば大丈夫かな。
送電線鉄塔2本を過ぎ、向こうに半国山を観つつ標高を下げていく。

最後はコンクリートの階段を下り、府道54号線に出る。左に進む。
ともちゃんは路傍にセリをみつけて摘んでいる。
500mほどで亀岡市ふるさとバスの千ヶ畑口バス停に着く。
バスが来るまで1時間以上あったが、ぼーっとしているうちに時間は過ぎた。
運動公園ターミナルで京阪京都交通に乗り換え、亀岡駅へ。
七宝寺のシンボル、巨大な十一面観音
■今回のコース
妙見口⇒(阪急バス)→七面口バス停→七宝寺→四ツ辻→釈迦ヶ嶽→四ツ辻→七面山→四ツ辻→
林道出合→小和田山→化ヶ石→千ヶ畑口バス停→(亀岡市ふるさとバス)→運動公園ターミナル
(乗継)→亀岡駅
小和田山への年間登頂者はどのくらいなのだろう。
夏は暑いのとヤブで避けられ、秋は隣接するマツタケ山が入山禁止なので
あらぬ疑いをかけられないよう敬遠され、冬期はハンターが入るので遠慮したいことから
ハイカーにとっての適期は春くらい。
それでもゴールデンウイーク中のこの日、我々の他にハイカーの姿は見なかった。
能勢電鉄妙見口駅で、阪急バスの宿野行きに乗り、七面口で下車。
天気は快晴。カラッとして気持ちいい。

七宝寺への標識に導かれる。
七宝寺は、巨大な仏像が数多くあることで知られる。

まず湧泉寺駐車場の左に、湧き水「清流龍神」と「契り塚」がある。
「契り塚」では、竹ザルに準備してある小石(妙法石)を2つ合わせて、
すぐ横の杭に掛けてある赤い糸で結わえ、塚の前に供えて南無妙法蓮華経を
唱えると、願い事が叶うという。

湧泉寺本堂と歌垣神社の右に延びる坂道をとれば、すぐに七宝寺の駐車場に着く。
参拝客は左の参道へ、ハイカーは右の石段をとる。
修行の寺なので、ハイカーはその邪魔にならないように配慮しないといけない。

間もなく大きな仏像が立ち並ぶ広場に出る。なかなか壮観だ。ここは右の坂を行く。
七宝寺最大の、巨大な十一面観音(メイン写真)を過ぎ、さらに賢者達の立像群、
大きな地制観音像を過ぎ、林道が大きく右にカーブするところで、暗い谷筋に
ついた登山道に入る。標識はなく、目立たない。
左に沢を見ながら、倒木などで荒れてぬかるんだ道を上っていく。
テープは付けられているが、相変わらず、あまり多くの人が歩いている感じはしない。
人工の池を経て、さらに進んでいくと、植林の中の四ツ辻に出る。
四ツ辻といっても2方は薄い踏み跡程度だ。

まず右へ。尾根に導かれ、その尾根を右に上ればすぐに釈迦ヶ嶽(512m)の目立たない
ピークに着く。

もとの四ツ辻に戻り、左のおだやかな尾根の極めて薄い踏み跡をしばらく
忠実にたどると、七面山(470.1m)の、これまた輪をかけて地味な三角点ピークに着く。
一応2つのピークを踏んでから、再度、もとの四ツ辻へ。
残る北向きの明瞭な山道を行けば、すぐに簡易舗装の林道に出る。
これはダイヘンキャンプ場からの道である。
林道に合流して少し進めば、林道は左に大きくカーブする。
前方は黒いフェンスが張られており、人間も立入禁止とする大きな標識がある。
林道を離れ右手の踏み跡に入る。ところどころ壊れかけた黒いフェンスに沿うように
進むと旧防火帯で幅5mほど樹林が刈り払われていた稜線に出る。
相変わらず、人はあまり入っていないようだ。

稜線を左へ。笹薮を分けながら、クモの巣を払いながら進む。
旧防火帯と言っても、今となってはウリハダカエデやクロモジなどが生長している。
右は植林。左は相変わらず黒いフェンス。
その向こうはアカマツ林で、マツタケ林のようだ。
獣除けだが、人間除けでもあるようだ。

フェンスが倒壊しているところからは、倉垣周辺の眺めがアカマツ林の隙間から
垣間見える。

薮を漕ぎ続けて小ピークを3つ越えれば、待望の小和田山の山頂に着く。
誰にも会わない。
昼食を済ませ、尾根を先に進む。
やがて主稜線を離れ北へ折れたと思ったら、突然、幾つもの岩が眼前に
現れたと思うと、切り立ったような大岩が立ちはだかる。

これが化ヶ石。
性分なので、とりあえず登れそうかどうかを確認する。上手い人なら
登るだけは登れそう。下りるには岩角にザイルをチョイ掛けすれば大丈夫かな。
送電線鉄塔2本を過ぎ、向こうに半国山を観つつ標高を下げていく。

最後はコンクリートの階段を下り、府道54号線に出る。左に進む。
ともちゃんは路傍にセリをみつけて摘んでいる。
500mほどで亀岡市ふるさとバスの千ヶ畑口バス停に着く。
バスが来るまで1時間以上あったが、ぼーっとしているうちに時間は過ぎた。
運動公園ターミナルで京阪京都交通に乗り換え、亀岡駅へ。