Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2021年3月24日(水) [南紀]風光明媚な奇絶峡から高尾山へ、ヒカゲツツジも咲いていた!!

2021年03月26日 | 山登りの記録
■メイン写真
道中で見つけた、気の早いヒカゲツツジ


■今回のコース
奇絶峡バス停→不動の滝(不動明王堂)→磨崖三尊大石仏→330.3m三角点→
反射板→高尾山(経塚塔)→東展望台→秋津川分岐→サダヤマ→高尾山の大蛇嵓→
トンネル口分岐→奇絶峡トンネル前登山口→奇絶峡バス停


今年も春の足音は早い。しかも南国・和歌山の山へ行こうというのだから、
どんな「春の先取り」ができるのだろうかと期待がふくらむ。
予想通り、桜とミツバツツジを楽しめたのだが、まだ早いかと思っていたヒカゲツツジ
までもチラホラ咲き始めていた。



奇絶峡は、田辺市ご自慢の景勝地だ。



右会津川の本流そのものの渓谷美もさることながら、赤城谷にかかる不動の滝は、特別な幽谷の
雰囲気に満ちる。



滝の中段ほどに覆いかぶさるような巨岩があり、その下に不動堂が建てられている。
いや、建てられているというより、挟まっているという感じで、堂内の天井は岩がむき出しだ。



急峻な登山道を15分ほど行けば、磨崖三尊大石仏の直下にたどり着く。
奇絶峡の車道からも仏様の姿を見ることができるが、間近に見るとじつに大きい。
高さ16m、幅22mの岩に、高さ7.3mの阿弥陀仏、両脇に観世音菩薩と勢至菩薩が控える。
堂本印象画伯の原画をもとに彫られ、昭和41年に開眼した、意外に最近のものだ。



その後も幽玄の雰囲気が漂う岩場の急坂が続く。
堆積岩を削って足を乗せやすくしてあるところもある。



高尾山に続く主尾根に乗っかると、明るい雰囲気に変わる。
コバノミツバツツジが、ここまでの急登に報いてくれるように咲いてくれていた。
まだまだ満開ではなく、ここれからの蕾も多数あった。



330.3m三角点付近からは、白浜方面が見えた。



ウバメガシ、アカマツ、ツバキなどが主体の尾根道は、さっきまでよりはマシだが
それなりの傾斜が続く。がんばりどころだ。



マイクロウェーブ反射板の横を過ぎ、緩い坂を登りきると高尾山の山頂だ。



山頂には立派な経塚塔が立っている。



展望テラスに上がると、素朴な木製の仏像が安置されている。



白浜など南側の眺めがよい。
この山、直下にパラグライダー発進基地があるらしい。一度見てみたい。



ランチの後、東展望台に寄る。風化した露岩が特異な地形を形成しており面白い。
向こうの見える山は、すぐ東にある槇山。



麓の段々畑が、ちよっとネパール風に見える。バリ島みたい、との声も。



露岩を少し下って振り仰ぐと、なかなかの威容。



下山は奇絶峡トンネルの南側出口の方へ。
行きの急登とは裏腹に、平穏な緩斜面の尾根道だ。周辺は松茸山で秋は入れないようだ。



本日のお山からのプレゼントはヒカゲツツジ!!
気の早いのが、もう咲いていたっ!!
ちなみに東展望台手前の群落は開花前だった。



「高尾山の大蛇嵓」とビニールテープにマジック書きされたポイントからは
三星山が見える。



分岐を左に、道はいきなり荒れ気味になる。最後の最後で、濡れた岩場が付近が
倒木などで以前よりも少し崩れてしまっていたので、念のため手前から
フィックスロープで下降した。



舗装道に下りて、右会津川の流れに沿って奇絶峡バス停に戻る。
道すがら、さまざまな種類のサクラを楽しめた。



もちろん奇絶峡の流れも美しく、ラストは観光でしめくくり!

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