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Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2012年11月25日(日)連瀑の音羽渓谷と、亀岡の好展望の山・半国山を歩く

2012年12月08日 | 山登りの記録
快晴!
体の疲れはあるが、こんな日は山に行くしかない。
ということで、かねてより目を付けていた半国山に出かけた。

冬の亀岡盆地の朝は、こういう日は低い霧に包まれる。
この日も例に漏れず、霧が立ち込めていたが、それも急速に晴れていく。



赤熊のバス停からすぐ北の交差点を左折し、山のほうに向かう。
舗装道が分かれるところは、中央の未舗装の林道を突き進む。



すぐに獣除けの立派な柵があるが施錠はされておらず、ゲートを開けて進む。
もちろん、通過したあとはキッチリ閉めるのが礼儀。



コンクリートブロックの囲いの中にお地蔵さんがいらっしゃる。
ここが2つ目のゲート。ここも簡単に通過できる。

音羽渓谷の清流沿いの道は、岩がゴロゴロしていて、きっと下りに利用したら
鬱陶しいだろうな。
やがて渓流にも変化が現れ、滝が続くようになる。
3つの異なる滝に、すべて「音羽ノ滝」という名称が付けられているのがおもしろい。

2m程度の幅の山道から本流へはわずかに距離があり、それぞれの滝に
近づくには、いちいち本道を離れて寄り道しなければならないが、
それはまた愉しい。



音羽ノ滝F1(F+数字は私が便宜上つけた)。かなり寝ているが、立派な滝である。



音羽ノ滝F2。細い1条の流れが美しい。



無名F3。そこそこ大きいのだが、寝ているので「音羽ノ滝」の称号を
もらえなかった不遇の滝。



音羽ノ滝F4。ここは印象的な2条の滝。さらに上部にも滝を持つ2段構成。
落差も4つの中で最大とみた。
これらのためだけに、初心者を連れて夏場に沢登りにきてもいいかな。

沢は平凡になり、山道も二股から細くなる。時折、赤や黄色に色づいた木々を
愛でながら、グッと登り詰めれば主稜線の鞍部に出る。



「牛つなぎ広場」の標識が立つこの峠は、烏帽子岳、るり渓、半国山、赤熊の
4方向の道が交わる。
ここから半国山へはガイド本によると、あと30分だという。



そして、ウリハダカエデの紅葉が青空に映える。
鮮やかな黄葉は、タカノツメかな。
いい時に来たなぁ。



半国山の山頂には、写真を撮りながらでも実際には20分で着いた。
山頂付近の雑木が切り払われ、見事な眺めを楽しめる。
山頂には三角点もあり、祠には線刻の(たぶん)お不動さんが彫ってある。

この日は空気が澄んでいて、大阪湾、奈良方面の山々まで見渡せたが、
ここまで遠くなると、山座の同定が困難である。
昼食をとっていたら、熟年パーティが向こうから登ってきた。

下山は一旦、木製の階段をたどり南に下る。広い尾根である。雑木林が美しい。
T字路に出たら左へ。「宮前バス停5.5キロ」の立派な標識がある。
すぐに井手への標識があり、そのとおりに左に折れる。



ほどなく送電線が頭上を通る、開けた地点に出る。
ここは「宮前バス停5.2キロ」に従うが、井手に下りる山道の方向には
コケの窪地が見えていて、緑が美しい。昔は池か沼だったのだろう。

おおむね尾根伝いに北東方面を道なりにたどる。
平和な気分になる、おだやかなひとときだ。

最後は植林の山肌を下り、舗装林道に出合う。



ここは林道の坂を登り、神尾山金輪寺に寄り道する。



境内のカエデは、紅に黄色に燃えていて、見事だった。
枝を見上げて、しばらく口をぽかーんと開けたままになってしまった。



古い参道を下る。イチョウの葉が一面に散り敷かれていた。



獣除けの柵を通り、宮川神社に寄って手を合わせる。
すぐに宮川の集落に出て、今日の癒しの山行は無事終了。あー気持ちよかった。

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