Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2016年9月9日(金) 金剛山地・岩橋山に奈良側からアプローチする

2016年09月09日 | 山登りの記録
■メイン写真
竹内街道に残る、古い町並みを抜ける


■今回のコース
磐城駅→(竹内街道)→平石峠→岩橋山→岩橋峠→(ダイトレ)→布施城跡→屋敷山公園→
近鉄新庄駅→JR大和新庄駅


台風でずっと天気が良くなかったのと、足の故障で、今週は山に行けなかった。
いくらなんでも体がなまるので、軽く岩橋山に出かけることにした。

この日は近鉄磐城駅からスタート。
竹内街道にいちばん近い駅だ。

古い住宅が幾つも残る街道は、なつかしいムードにあふれていた。



松尾芭蕉が、磐城出身の弟子の千里と、この地をよく訪れたという。
「野ざらし紀行」に詠まれた俳句を記念した綿弓塚に寄る。

「綿弓や琵琶に慰む竹の奥」

一度、車道に合流し、交通量に辟易するが、岩角地蔵から、すぐに林道に入る。



南阪奈道路の高架下をくぐる。



ここからクルマは入れない。右の道をとる。
金属製の道標は錆びて、何が書いてあったのかさっぱり分からない。



平石峠に到着。



いつものように、葛城経塚にごあいさつ。



岩橋山へは、いつものことだが、断続する木段の急登がつらい。
左足が地面に吸い付いていない感覚が続く。この違和感。



それでも平石峠から岩橋山まで40分で着けた。



岩橋峠を経て、さらに南にある、布施城跡への分岐。
ここで二人連れのハイカーに会う。布施城跡ルートで登ってきて、
葛城山まで往復するという。



布施城跡への道を下る。風化花崗岩でえぐれた道だ。



布施城跡に着く。
布施城は、戦国時代の山城で、筒井氏方についていた布施氏が、
松永久秀の軍勢の攻撃になんと7年間、籠城で耐え抜いたという。
松永氏に城を奪われた筒井順慶も、一時、この城に身を寄せていた。



本丸跡からは、矢田丘陵南部(斑鳩町)方面が遠望できた。
筒井氏の本拠地、大和郡山市も見下ろせる。



さらに下り続ける。
ナラガシワが数本、かたまって生えていた。



獣除けゲートを通過すると、寺口貯水池に出る。
ここからは里道をひたすら、新庄駅へ向かうのみ。



途中のあぜ道で、この秋、初めてのヒガンバナを見た。
まだまだ日中は30度を超える残暑が続く中、秋は確実に近づいている。


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