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Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

10月8日(日)~9日(月)強風、でも展望良好の南ア・仙丈ケ岳(1)

2006年10月10日 | 山登りの記録
5日の誕生日で、めでたく39歳となった。数えで40。「四十にして立つ」と古(いにしえ)の思想家は云った。こうしちゃおれん。あまたある煩悩のうち、少しでもこの1年で叶えていきたいものだ。

ということで、手始め?に、南アルプス・仙丈ケ岳を目指す。あと少しで、本邦3000m峰をひととおり登ったことになるからだ。未登は、あと塩見岳のみ。ジャンダルムを含めれば2峰となるが。

7日(土)、奈良を発つ。今回は、おなじみの心強い相棒、Y井カメラマンの他に、先日、仲間入りしてくれた新鋭・N平クン。N平クンとは、先日、西吉野の滝山に散歩に行ったが、本格的な山としては、今日が初めての同行となる。しかし、テント泊の夏山アルプスは既に経験済なので、基本的には心配無用。むしろ即戦力なのである。

ちょっと天気が心配で、しかも現地到着が遅れ、おまけにともちゃんの体調が万全でない。土曜のうちに丹渓山荘跡で幕営する予定だったが、仙流荘横の無料駐車場の隅っこを借りて幕営し、様子を見ることにした。Mr.Dashは熱燗の力を借り、爆睡できたが、ともちゃんをはじめ、皆はどうだったか。

8日(日)、朝一番の南アルプス林道バスに乗り、歌宿で途中下車。他の乗客は皆、北沢峠まで行くようで、我々は奇異の目で見られる。25分ほど林道を登り、丹渓新道に取りつく。針葉樹の単調な尾根をひたすら登る。山頂までの高低差は、約1350mだ。

ともちゃんを先頭に、好きなペースで歩いてもらう。時間はたっぷりある。N平クンの足取りは確かで、頼もしい。めっきり実力をつけたY井カメラマンに至ってはモニタリング不要だ。

やがて黄葉したダケカンバが姿を見せ始める。針葉樹にはサルオガセのようなベール状の植物が寄生しており、太陽の光にキラキラと銀色に輝く。空の青と、黄色と、銀色が美しい彩りをなす(写真)。このころから、霧氷が右側の木々に現れ始める。

やがて独標に出る。いきなり西側が崩壊した地形になる。中央アルプスの山並みが視界に飛び込む。ええな~。冷たい西風がひっきりなしに吹き付けたのだろう、霧氷が美しい。中には5cm以上も発達したエビのシッポも見られる。雪はないので足を取られることはない。稜線に出ると、冷たい風がビュンビュン当たり、顔の右半分が冷たくなる。

ともちゃんの体調が心配ではあるが、休憩時間を含めても、ほぼ地図のコースタイムで歩いている。ううむ。我が妻ながらこの体力はスゴイ。万全だったら、、、と考えると恐ろしい。(眠くなった。つづきは明日以降)

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