![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/a5/46920307218bc22a8b364ce1e9f11c4a.jpg)
■メイン写真
獅子窟寺の本堂裏手にある弁天岩
■今回のコース
妙見坂7丁目バス停→星田妙見宮→ほしだ園地展望台→磐船神社→きさいちCC→
(南東尾根、ほぼ廃道)→くろんど池→さわわたりの道分岐→八ツ橋→
くろんど池最高点→八丈岩→獅子窟寺→河内磐船駅
最近ちょっとマイブームになっている星田、交野界隈。
今日はピークハントをせずに、巨石をたどるルートを設定し、歩いてみた。
きさいちCC横の道から尾根に入るルートは、以前は難なく歩けたのだが、
いつの間にかナラ枯れの倒木がひどく、尾根への取り付き点も、ものすごい
ブッシュに覆われてしまっていた。
無理やり突入したら、なんとか、尾根に取り付くことができ、以前のルートの
名残を見出すことができたが、物好きだけの世界だ。
それでも、その区間を除けば、たいへん面白い岩めぐりができた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/3f/b12f98a9e1a995e0cd55ce87ce790de1.jpg)
星田妙見宮は、平安時代の光仁年間(810年~824年)に、弘法大師が獅子窟寺の
窟屋で修行中に、この地に七曜星が降臨したことから霊場として祀られたという。
星が降った伝説を裏付ける記録として、我が国に落下した隕石で、2番目に古い記録が
816年7月23日で、ここ妙見山に残っているという。
山の大部分が吹き飛ばされ、馬蹄形の地形になってしまったが、その面影は今も
見ることができる。
この隕石は、星田周辺の3ヶ所に降ったようで、ペルセウス座流星群の
一部だったのではないかとのことだ。
あと2つの隕石は、光林寺と、星の森にあり、それぞれの位置を地図に結ぶと、
一辺が八丁の正三角形になるため「八丁三所」と呼ぶそうだ。
なんかオカルトめいているなぁ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/b8/700c8536ddc8e30e6c0baa0a5b3a7c8e.jpg)
この本殿の左奥に、織女石があり、これがその隕石の一部だという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/31/8eb43bdba8a706fe36c3187c6ea0a331.jpg)
奥宮の裏手に、妙見山の三角点ピークがあるが、ひたすら地味な場所だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/77/669209a5f3a853ea4f37411f193325da.jpg)
ほしだ園地の敷地内に入り、まず展望台に向かう。
ちょうど、園地のシンボルの吊り橋「星のブランコ」が見下ろせる。
北摂方面の眺めがすばらしく、ポンポン山がドーンと見えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/55/d2df1de9da22259c11d30fdfa1aa9386.jpg)
続いて、磐船神社へ。
この日は川の水量が多いため、岩窟めぐり(有料)は閉鎖。 むう、残念。
磐船神社は、御祭神饒速日命(ニギハヤヒノミコト)が天照大御神の詔により
天孫降臨された地という。
命が乗ってこられた御神体は、「天の磐船」といわれ、高さ・幅とも12mある
船形をした巨大な磐座。
そう。ここの巨石も、天空からやってきた。
きさいちカントリークラブの敷地横を通り、南東を囲むような尾根をたどろうと
するが、強烈な薮と倒木に辟易。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/b6/416532df30191517e3677fc266fceaf6.jpg)
最近は歩く人も少ないのだろう。尾根道は廃道寸前だ。
通れるように枝を払いながら大汗かいて進むが、この部分だけで1時間半を
費やしてしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/cb/25e46320bc9154e3c16e81d5ee5b8b39.jpg)
苦労の甲斐あって、くろんど池のほとりに下り立つ。カエデの紅葉がご褒美だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/c8/19f6eb5029bafb1c2e16f12b13e4d424.jpg)
池は釣り人たちが、のんびりとした時を過ごしていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/90/be06a11cc8313241e0e996f4f2f656d7.jpg)
さわわたりの道の分岐から、くろんど園地を北上する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/cb/8f8aa21403c0b4d90ea6a490b5342c01.jpg)
こっちは黄色に色づいている木が多かった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/44/9f45013c8222411491d4c72b20de41e5.jpg)
ラクウショウ(落雨松)の群落。見た目、メタセコイヤに似ている、
アメリカ、メキシコの湿潤地が原産の「落葉針葉樹」だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/a5/1d20863ebc6d3b6ab987ee3c7e1da011.jpg)
ラクウショウの根っこは、湿地から気根が出るのがユニークだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/7f/189c44ea665135285259a6596361c020.jpg)
バーベキュー広場を抜け、くろんど園地の最高点へ。山名はないが、318.7mの
三角点峰である。
ここから六方辻へ経て、奇岩怪石が連なるヤセ尾根の道を、獅子窟寺へ向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/cc/fb8f8b5ab7371d4be9ebd5dae9c6a96d.jpg)
途中、巨大な一枚岩の上から、大阪市内方面が眺められる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/f1/935fb140c3c50e499ab80403c8e86df2.jpg)
次に、八丈岩に着く。
樹木が生長して、眺めはほとんど得られないが、迫力の存在である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/31/127e671e8bdb713b668a7a47045d78ee.jpg)
このあたりから33体のお地蔵さんが並ぶ道となる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/3f/859762346646b669d2c681b706fc0d55.jpg)
三面地蔵もある。それぞれに形が違い、興味深い。
獅子窟寺に到着。
弁天岩(メイン写真)の裏に、無数の磐座がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/23/6add467898668e48132d58edc7975b4c.jpg)
これは観音岩。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/a8/32cb55004c5daf65ce988c096f710337.jpg)
絶妙のバランス、男石。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/a4/7f5e45fb806614f624f8469875c340a4.jpg)
獅子窟。これまた、自然の偶然の造形とは思えないくらい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/6c/a2df7d1dd5d189d796c367c9aa0d1ae6.jpg)
中に石仏が祀られている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/95/d2acee87f621e06c5823041889a2f07b.jpg)
本堂。
内部の左右に、阿形吽形の仁王さんが立っている。
この寺には山門が(今は)なく、その跡だけが残るののだが、
山門があったころは、これら仁王さんも所定の位置にいたのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/3f/e5f9d7ea0d80cadd35082105b3b7d75a.jpg)
寺務所横のカエデは燃えるような赤だった。
獅子窟寺の本堂裏手にある弁天岩
■今回のコース
妙見坂7丁目バス停→星田妙見宮→ほしだ園地展望台→磐船神社→きさいちCC→
(南東尾根、ほぼ廃道)→くろんど池→さわわたりの道分岐→八ツ橋→
くろんど池最高点→八丈岩→獅子窟寺→河内磐船駅
最近ちょっとマイブームになっている星田、交野界隈。
今日はピークハントをせずに、巨石をたどるルートを設定し、歩いてみた。
きさいちCC横の道から尾根に入るルートは、以前は難なく歩けたのだが、
いつの間にかナラ枯れの倒木がひどく、尾根への取り付き点も、ものすごい
ブッシュに覆われてしまっていた。
無理やり突入したら、なんとか、尾根に取り付くことができ、以前のルートの
名残を見出すことができたが、物好きだけの世界だ。
それでも、その区間を除けば、たいへん面白い岩めぐりができた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/3f/b12f98a9e1a995e0cd55ce87ce790de1.jpg)
星田妙見宮は、平安時代の光仁年間(810年~824年)に、弘法大師が獅子窟寺の
窟屋で修行中に、この地に七曜星が降臨したことから霊場として祀られたという。
星が降った伝説を裏付ける記録として、我が国に落下した隕石で、2番目に古い記録が
816年7月23日で、ここ妙見山に残っているという。
山の大部分が吹き飛ばされ、馬蹄形の地形になってしまったが、その面影は今も
見ることができる。
この隕石は、星田周辺の3ヶ所に降ったようで、ペルセウス座流星群の
一部だったのではないかとのことだ。
あと2つの隕石は、光林寺と、星の森にあり、それぞれの位置を地図に結ぶと、
一辺が八丁の正三角形になるため「八丁三所」と呼ぶそうだ。
なんかオカルトめいているなぁ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/b8/700c8536ddc8e30e6c0baa0a5b3a7c8e.jpg)
この本殿の左奥に、織女石があり、これがその隕石の一部だという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/31/8eb43bdba8a706fe36c3187c6ea0a331.jpg)
奥宮の裏手に、妙見山の三角点ピークがあるが、ひたすら地味な場所だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/77/669209a5f3a853ea4f37411f193325da.jpg)
ほしだ園地の敷地内に入り、まず展望台に向かう。
ちょうど、園地のシンボルの吊り橋「星のブランコ」が見下ろせる。
北摂方面の眺めがすばらしく、ポンポン山がドーンと見えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/55/d2df1de9da22259c11d30fdfa1aa9386.jpg)
続いて、磐船神社へ。
この日は川の水量が多いため、岩窟めぐり(有料)は閉鎖。 むう、残念。
磐船神社は、御祭神饒速日命(ニギハヤヒノミコト)が天照大御神の詔により
天孫降臨された地という。
命が乗ってこられた御神体は、「天の磐船」といわれ、高さ・幅とも12mある
船形をした巨大な磐座。
そう。ここの巨石も、天空からやってきた。
きさいちカントリークラブの敷地横を通り、南東を囲むような尾根をたどろうと
するが、強烈な薮と倒木に辟易。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/b6/416532df30191517e3677fc266fceaf6.jpg)
最近は歩く人も少ないのだろう。尾根道は廃道寸前だ。
通れるように枝を払いながら大汗かいて進むが、この部分だけで1時間半を
費やしてしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/cb/25e46320bc9154e3c16e81d5ee5b8b39.jpg)
苦労の甲斐あって、くろんど池のほとりに下り立つ。カエデの紅葉がご褒美だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/c8/19f6eb5029bafb1c2e16f12b13e4d424.jpg)
池は釣り人たちが、のんびりとした時を過ごしていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/90/be06a11cc8313241e0e996f4f2f656d7.jpg)
さわわたりの道の分岐から、くろんど園地を北上する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/cb/8f8aa21403c0b4d90ea6a490b5342c01.jpg)
こっちは黄色に色づいている木が多かった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/44/9f45013c8222411491d4c72b20de41e5.jpg)
ラクウショウ(落雨松)の群落。見た目、メタセコイヤに似ている、
アメリカ、メキシコの湿潤地が原産の「落葉針葉樹」だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/a5/1d20863ebc6d3b6ab987ee3c7e1da011.jpg)
ラクウショウの根っこは、湿地から気根が出るのがユニークだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/7f/189c44ea665135285259a6596361c020.jpg)
バーベキュー広場を抜け、くろんど園地の最高点へ。山名はないが、318.7mの
三角点峰である。
ここから六方辻へ経て、奇岩怪石が連なるヤセ尾根の道を、獅子窟寺へ向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/cc/fb8f8b5ab7371d4be9ebd5dae9c6a96d.jpg)
途中、巨大な一枚岩の上から、大阪市内方面が眺められる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/f1/935fb140c3c50e499ab80403c8e86df2.jpg)
次に、八丈岩に着く。
樹木が生長して、眺めはほとんど得られないが、迫力の存在である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/31/127e671e8bdb713b668a7a47045d78ee.jpg)
このあたりから33体のお地蔵さんが並ぶ道となる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/3f/859762346646b669d2c681b706fc0d55.jpg)
三面地蔵もある。それぞれに形が違い、興味深い。
獅子窟寺に到着。
弁天岩(メイン写真)の裏に、無数の磐座がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/23/6add467898668e48132d58edc7975b4c.jpg)
これは観音岩。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/a8/32cb55004c5daf65ce988c096f710337.jpg)
絶妙のバランス、男石。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/a4/7f5e45fb806614f624f8469875c340a4.jpg)
獅子窟。これまた、自然の偶然の造形とは思えないくらい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/6c/a2df7d1dd5d189d796c367c9aa0d1ae6.jpg)
中に石仏が祀られている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/95/d2acee87f621e06c5823041889a2f07b.jpg)
本堂。
内部の左右に、阿形吽形の仁王さんが立っている。
この寺には山門が(今は)なく、その跡だけが残るののだが、
山門があったころは、これら仁王さんも所定の位置にいたのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/3f/e5f9d7ea0d80cadd35082105b3b7d75a.jpg)
寺務所横のカエデは燃えるような赤だった。