Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2/26(土)、金熊寺からお菊山、殿尾山、大山を縦走しました

2005年02月27日 | 山登りの記録
昨日、泉南の里山、お菊山~殿尾山~大山を縦走しました。畔ノ谷ルートは知っているので、今回は金熊寺からアプローチしてみた。このルートは、エアリアマップには載っていないのだ。

参加者はなんと9名。近年、稀にみる大人数になった。もし再雇用が実現しなければ3月1日に定年を迎えるF原さんの「仮のラスト山行」ということもあるが、去る人あれば来る人ありで、今回は、初参加のメンバーも2名いらっしゃる。まず、しばらく登山から離れていた、マラソンランナー・Hがし氏。そして、入部2年めで、あっという間に山岳部の中心人物となったI川氏の同僚・H野氏。ともにスポーツマンで、健脚の持主とあって、心強い。

金熊寺の梅林は、まだ3分咲きといった感じ。それでも、いち早く咲いた紅梅に、春の訪れを実感。バス道を渡って、いきなり長い階段を登る。蓮信寺からはヤマモモ林の山道となり、石造りの小祠が30も並ぶ参道を登れば、七面大明神の祠に出る。下草(シダ)は丁寧に刈り払われ、真新しい標識も要所要所に立てられた。2004年12月に、ライオンズクラブとボーイスカウトの皆さんが、頑張って立てたものだという。この労力には、大いに敬意を払う。

実は、ブッシュ気味の踏み跡を、読図しながら行こうとワクワクしていたのだが、このように完璧に整備されていたので、やや拍子ヌケ。しかし、お菊山レベルの山で、一般登山道のバリエーションが増えるのは大歓迎だ。

道は非常に歩きやすい。快調なペースで高倉林道を横断し、岩稜を上がれば4等三角点。ここは海側と、南側の展望がすこぶるよい。O坂さんに、地図を渡して山座同定の腕試しをしてもらった。「目指せ、北アルプス!」ということで、技術面、体力面の両方で、彼女を大いに鍛えようと思っているが、ついてきてくれるカナ?

お菊山の山頂には、昼前に着いたが、びっくりしたのは、その賑わいぶり。2~3班に分けたシニアハイカー、合わせて40~50人ナリ。いやいや、こんな山でも混雑することもあるんだ。。。そこの一人が、付近の地図を配ってくださった。ライオンズクラブの関係者なのだろうか、件の道標のことが説明してあった。

快適な稜線逍遥をしていたら、雪がちらついてきた。殿尾山ではまだ、ちらちら程度だったのが、大山の山頂で休んでいたら、えらい勢いになった。最初、綺麗に見えていた青い海も、鈍色に霞み、長い急坂をひたすら早足で下りるハメになった。

妙な天気で、滝ノ池に着いたら陽がさしてきて、そのうち雪もやんだ。せっかくなので池の水門下にある「半」自然滝に寄り道。自然の岩壁と、コンクリートの階段が織りなす異様なハイブリッド滝を見ながら、なぜか「ハウルの城」みたいだと感じた。

最後は、意賀美神社で「足の神様」に足の健康をみんなで祈願。さすがは山岳部&マラソンランナーやね。
帰りの快速電車では暖かくってすっかり眠り込んでしまい、途中下車のO坂さんにバイバイを云えなかった。気がついたら南田辺駅を通過する手前。会社の看板が目について正気に戻った。
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