Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2007年8月5日(日)クリスタルブルーの流れに陶酔、[大峰]前鬼川遡行(1)

2007年08月08日 | 沢登りの記録
[メイン写真は、2段10m滝]

待ちに待った、前鬼川への沢登り。2003年に一度、遡行を試みたが、
当時の実力では、コリトリ場の前で時間切れになってしまっていた。

当時の記録は
http://www.geocities.co.jp/Outdoors-River/4521/zenki.html
を参照。

今回は、ウチの山岳部から8名、K山岳会から3名の大量混成軍団。
三々五々、前鬼林道の車止め前に集合となった。
前日、完全に暗くなる前に着いて、裸踊りをして酔いつぶれたのは
Mr.Dashたち5人だけだった。

ハイレベルな活動で知られるK山岳会のMATさん一行が合流
したのは真夜中。Mr.Dashは、他のメンバーより酒量は
いつものように少ないのに、既に昏睡状態に陥っていて、彼らが
着いて、かつ、懸命に起こされようとしていたのに、丸太のように
寝続けていたという。
「鬼のパンツ」などの踊りによるエネルギー消費はすさまじいのだ。

早朝、I島車が着き、最後に3人合流。7時には出発となった。
Mr.Dashは前頭葉が痛かったが、これも沢に入ってしばらくして
冷たい水に腰まで浸かったら一気に醒めた。

黒谷をちょっと下って、前鬼川本流との合流地点から遡行が始まる。
死んだ吊橋が印象的だ。水量が結構多めなのは、前日の不動七重滝の
迫力で、折込み済み。
MATさん一行は風のように軽やかに石伝いに飛んでいく。
ウチの山岳部は例によって牛歩戦術。今日は迷惑をかけるだろうな。

沢の水はクリスタルブルーに輝き、こういう沢が初体験のメンバーは
感動のあまり目がウルウル。

身体慣らしレベルの遡行がしばらく続く。

やがて、右岸の大岩くぐりを経て、赤い岩盤のナメへ。
続いて2段10m滝の豪快な流れと、澄んだ蒼色の水をたたえた大きな釜。
見どころたっぷりだ。

この滝は、左岸のルンゼか、さらに右側のトラロープを登るが
難所というほどではない。むしろ上部の渡渉箇所は、いざ流されたら
滝壺までまっさかさまなので、最初に3人ほどが飛び渡り、シュリンゲを
渡しつつ全員を安全に渡らせる。


この上部が、ハイライトのひとつ、120mのナメである。

川幅いっぱいの美しいナメには、心洗われずにいられない。
自然に頬が緩むのがわかる。シアワセの一瞬!

(今日は眠いので、ここまで)

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