
■メイン写真
ハート形の青空が覗いた奥駈道
■今回のコース
2日(日):行者還トンネル西口→奥駈道出合→石休の宿跡→弁天の森→聖宝の宿跡→
聖宝八丁→弥山小屋→八経ヶ岳→弥山小屋[泊]
3日(月):弥山小屋→弥山→国見八方覗→(往路を戻る)→行者還トンネル西口
→天の川温泉
6月下旬から7月初旬は、近畿最高峰・八経ヶ岳と弥山の間にある
オオヤマレンゲの群落が花をつける。
ただでさえ多雨な大峰山系にあって、梅雨の時期に咲くため、
晴天下でこの花をみられる幸運は、そう多くはない。
今回、遊山トレッキングサービスの特別企画で、6月下旬に予定していたものが
雨で流れ、そのリベンジとして出かけたのだが、去年より花期が1週間遅れたことも
あり、ちょうどいいタイミングでオオヤマレンゲを観ることができた。

登山届をポストに押し込んで、出発。
今回は健脚向けの日帰り日程ではなく、余裕をもって弥山小屋に泊まり、
ゆっくり行動する2days企画だ。

橋が新しく架け替わっていた。

緑の美しさは健在だ。

苔むしたヒメシャラ群を通る。お気に入りの場所のひとつ。

そして、3点確保必須の急登箇所にさしかかる。

ふと足元の岩に目をやったら、ハルゼミがいた。
間近で覗いてもじっとしていたので、羽化して間もないのかな?

シロヤシオ、シャクナゲ群落を抜けて、下草にササが出始めると、奥駈道出合は近い。

奥駈道出合に到着。

石休の宿跡で、ひと休みしつつ、ランチとする。

コケがひときわ美しいエリアを抜ける。古き良き大峰の風情が残る貴重な場所。

ちょっとしたピークになっている弁天の森には、三角点がある。

シナノキの大木が散在する。

時に木々の枝の隙間から、稲村ヶ岳の山容が望める。

心地いい稜線散歩ののち、聖宝の宿跡に到着。
聖宝の像が出迎えてくれる。
聖宝は、醍醐寺の開祖でもあり、諡(おくりな)は理源大師。光仁天皇の子孫と
いうから、スーパーエリートである。
役行者が開いた修験道は、一度廃れかける。吉野・金峯山に大蛇が棲みついた
ためだったが、聖宝がこの大蛇を退治し、金峯山が復興したと伝えられている。

聖宝の宿跡からは2度目の急坂だ。
コケ玉がかわいらしい。

ツルアジサイが咲いている。オオヤマレンゲもいいが、こうした花を愛でながら
一歩一歩、山頂に近づいていくのを感じるのもいい。

木段が出てきた。却って滑りやすいと思うのは私だけか。

この鉄階段が出てきたら、本当にあともう少しだ。

ほら。弥山小屋が見えてきた。皆さん、よくがんばりました!

弥山小屋に「チェックイン」して、空身で八経ヶ岳に向かう。

アサノハカエデを観て、、、

おっ、マイヅルソウにも出会えて、、、

今回ご参加の皆さんの「夢の」八経ヶ岳は、もうすぐそこまで迫っている。

鹿除けフェンスの扉を開けると、、、

そこはオオヤマレンゲのプロムナード。

まだ全体的には満開には至っていないが、じゅうぶんに満足させてくれる咲きっぷりだ。

食害がないと、ハリブキのようなユニークな草もイキイキしている。

ちょっとした岩場をクリアすれば、念願の八経ヶ岳に着く。
Mr.Dashにとっては何度も踏んだこの山頂も、初登頂の皆さんにとっては
忘れがたい思い出になるに違いない。

弥山小屋で、喜びの乾杯。お茶だけど。
昨夜は70人の宿泊者であふれたそうだが、この日は16、7名。

翌朝、ちょっと雲があったが、なんとか朝日が出る。
雨ではないと分かると、ホッとする。
この日は下界は熱波に襲われることになる。

朝、弥山に散歩。ツマトリソウがお出迎え。

弥山山頂に鎮座する、天川弁財天奥宮。

どのパーティのペースにも惑わされず、わがペースでゆっくり下山する。
往路を戻る途中、ちょっとだけ登山道を外れ、さっきまでいた弥山を見上げる。
「もう、こんなに下りてきたんやねぇ」
今回歩いたルートは、JTBパブリッシングの大人の遠足BOOK「日本三百名山」(下)で
執筆した。登られる方は、ぜひご参考ください。
登らせてほしい方は、ぜひ遊山トレッキングサービスにお問合せ下さい。
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!
ハート形の青空が覗いた奥駈道
■今回のコース
2日(日):行者還トンネル西口→奥駈道出合→石休の宿跡→弁天の森→聖宝の宿跡→
聖宝八丁→弥山小屋→八経ヶ岳→弥山小屋[泊]
3日(月):弥山小屋→弥山→国見八方覗→(往路を戻る)→行者還トンネル西口
→天の川温泉
6月下旬から7月初旬は、近畿最高峰・八経ヶ岳と弥山の間にある
オオヤマレンゲの群落が花をつける。
ただでさえ多雨な大峰山系にあって、梅雨の時期に咲くため、
晴天下でこの花をみられる幸運は、そう多くはない。
今回、遊山トレッキングサービスの特別企画で、6月下旬に予定していたものが
雨で流れ、そのリベンジとして出かけたのだが、去年より花期が1週間遅れたことも
あり、ちょうどいいタイミングでオオヤマレンゲを観ることができた。

登山届をポストに押し込んで、出発。
今回は健脚向けの日帰り日程ではなく、余裕をもって弥山小屋に泊まり、
ゆっくり行動する2days企画だ。

橋が新しく架け替わっていた。

緑の美しさは健在だ。

苔むしたヒメシャラ群を通る。お気に入りの場所のひとつ。

そして、3点確保必須の急登箇所にさしかかる。

ふと足元の岩に目をやったら、ハルゼミがいた。
間近で覗いてもじっとしていたので、羽化して間もないのかな?

シロヤシオ、シャクナゲ群落を抜けて、下草にササが出始めると、奥駈道出合は近い。

奥駈道出合に到着。

石休の宿跡で、ひと休みしつつ、ランチとする。

コケがひときわ美しいエリアを抜ける。古き良き大峰の風情が残る貴重な場所。

ちょっとしたピークになっている弁天の森には、三角点がある。

シナノキの大木が散在する。

時に木々の枝の隙間から、稲村ヶ岳の山容が望める。

心地いい稜線散歩ののち、聖宝の宿跡に到着。
聖宝の像が出迎えてくれる。
聖宝は、醍醐寺の開祖でもあり、諡(おくりな)は理源大師。光仁天皇の子孫と
いうから、スーパーエリートである。
役行者が開いた修験道は、一度廃れかける。吉野・金峯山に大蛇が棲みついた
ためだったが、聖宝がこの大蛇を退治し、金峯山が復興したと伝えられている。

聖宝の宿跡からは2度目の急坂だ。
コケ玉がかわいらしい。

ツルアジサイが咲いている。オオヤマレンゲもいいが、こうした花を愛でながら
一歩一歩、山頂に近づいていくのを感じるのもいい。

木段が出てきた。却って滑りやすいと思うのは私だけか。

この鉄階段が出てきたら、本当にあともう少しだ。

ほら。弥山小屋が見えてきた。皆さん、よくがんばりました!

弥山小屋に「チェックイン」して、空身で八経ヶ岳に向かう。

アサノハカエデを観て、、、

おっ、マイヅルソウにも出会えて、、、

今回ご参加の皆さんの「夢の」八経ヶ岳は、もうすぐそこまで迫っている。

鹿除けフェンスの扉を開けると、、、

そこはオオヤマレンゲのプロムナード。

まだ全体的には満開には至っていないが、じゅうぶんに満足させてくれる咲きっぷりだ。

食害がないと、ハリブキのようなユニークな草もイキイキしている。

ちょっとした岩場をクリアすれば、念願の八経ヶ岳に着く。
Mr.Dashにとっては何度も踏んだこの山頂も、初登頂の皆さんにとっては
忘れがたい思い出になるに違いない。

弥山小屋で、喜びの乾杯。お茶だけど。
昨夜は70人の宿泊者であふれたそうだが、この日は16、7名。

翌朝、ちょっと雲があったが、なんとか朝日が出る。
雨ではないと分かると、ホッとする。
この日は下界は熱波に襲われることになる。

朝、弥山に散歩。ツマトリソウがお出迎え。

弥山山頂に鎮座する、天川弁財天奥宮。

どのパーティのペースにも惑わされず、わがペースでゆっくり下山する。
往路を戻る途中、ちょっとだけ登山道を外れ、さっきまでいた弥山を見上げる。
「もう、こんなに下りてきたんやねぇ」
今回歩いたルートは、JTBパブリッシングの大人の遠足BOOK「日本三百名山」(下)で
執筆した。登られる方は、ぜひご参考ください。
登らせてほしい方は、ぜひ遊山トレッキングサービスにお問合せ下さい。
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!