
山野井泰史・妙子夫妻がギャチュンカン遠征で遭遇したトンデモナイ事態、
そして命を賭した生還劇。
ものすごい凍傷を負いながら、7000mを超える高所でのビバークと
半死半生の自力下山が、沢木先生の迫力の筆でえがかれる。
先日、彼らの凍傷を手術した、金田正樹さんの著書「感謝されない医者」を
読んだばかりで、今度は治療される側の立場も垣間見えて考えさせられた。
ところで妙子さんという人は、本当にすごい。
よくできた人だなぁ。こんな人が今の日本におられるとは!
(どこがすごいかは、本を読んでみましょう)
この本で考えさせられたのは、「自由」であることの難しさ。
何かをする自由もあれば、何かをしない自由もある。
束縛を逃れたとき、凡人がこだわる何かを捨て去る代わりに、
大きな自由を得る。
このことが、人間のあらゆる「幅」を広げるような気がする。
Mr.Dashも、周りの人間に言わせると、かなりいろいろ
捨て去っているようだが、自身の実感としては、捨て去れないものが
多くて、だから、しがないサラリーマンを辞められないのだ。
いいなぁ。自分にない逞しさを持ち、それでいて自然体でいられるなんて。
もう一つ最後に。
沢木先生もすごい。相手の気持ちを冷静に理解され、さらに大きな概念で
相手を守ってあげる包容力のようなものを感じた。
山野井さんへの、思いがストレートに伝わってきた。
もちろんMr.Dashには、こうした物書きは逆立ちしても、
酒絶ちしてもできそうにない。本当は書きたいけど。
そこに、3流ライターで終りそうな限界が見えるね。
こういいながら、Mr.Dashには、今、ぜひとも書きたい、
歴史に残したい男の物語がある。
大阪府岸和田市神於山にある「シャープの森」を創り上げた
M砂氏のことだ。
機会があれば、彼の地道な偉業を文字に残していきたい。
そして命を賭した生還劇。
ものすごい凍傷を負いながら、7000mを超える高所でのビバークと
半死半生の自力下山が、沢木先生の迫力の筆でえがかれる。
先日、彼らの凍傷を手術した、金田正樹さんの著書「感謝されない医者」を
読んだばかりで、今度は治療される側の立場も垣間見えて考えさせられた。
ところで妙子さんという人は、本当にすごい。
よくできた人だなぁ。こんな人が今の日本におられるとは!
(どこがすごいかは、本を読んでみましょう)
この本で考えさせられたのは、「自由」であることの難しさ。
何かをする自由もあれば、何かをしない自由もある。
束縛を逃れたとき、凡人がこだわる何かを捨て去る代わりに、
大きな自由を得る。
このことが、人間のあらゆる「幅」を広げるような気がする。
Mr.Dashも、周りの人間に言わせると、かなりいろいろ
捨て去っているようだが、自身の実感としては、捨て去れないものが
多くて、だから、しがないサラリーマンを辞められないのだ。
いいなぁ。自分にない逞しさを持ち、それでいて自然体でいられるなんて。
もう一つ最後に。
沢木先生もすごい。相手の気持ちを冷静に理解され、さらに大きな概念で
相手を守ってあげる包容力のようなものを感じた。
山野井さんへの、思いがストレートに伝わってきた。
もちろんMr.Dashには、こうした物書きは逆立ちしても、
酒絶ちしてもできそうにない。本当は書きたいけど。
そこに、3流ライターで終りそうな限界が見えるね。
こういいながら、Mr.Dashには、今、ぜひとも書きたい、
歴史に残したい男の物語がある。
大阪府岸和田市神於山にある「シャープの森」を創り上げた
M砂氏のことだ。
機会があれば、彼の地道な偉業を文字に残していきたい。