Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2010年4月11日(日)三重・三多気の桜と、大洞山を巡る

2010年04月13日 | 山登りの記録
今年の春は、サクラの花が長持ちしている。
三多気の桜も、ちょうどよい具合に咲いていた。

総勢13名のパーティとなった今日の山岳部例会。
宇宙人I村氏だけ、クルマがパンク(正確には空気漏れ)して急遽、不参加と
なるハプニングがあったりしてスタートが遅れたが、まあ今日のルートは
時間調整が簡単だ。
露店が出ていて、カラオケ大会などで賑わうサクラ並木を抜ける。
路傍にニリンソウも咲いていて、春を感じさせる。



巨大なケヤキと杉に出迎えられた真福院では、ちょうど檀家の皆さんが
振舞餅をついておられた。寸志をおさめて、つきたての草餅を頬張る。美味!


T橋クンを先頭に、ゲストの美女、F嬢とT嬢をサポートしながら山道に入ると、
植林帯の急坂となる。普段、元気者のF越さんがへばってしまう。
今日はちょっと暑いから、オーバーヒートした模様。
水を大量に飲ませ、長袖シャツを脱がせてしばらく休憩してもらう。
誰にでも調子の悪いときはあるが、それを何とかしのいでいくのは
全体のチームワークである。

急坂を懸命に登り、稜線に出る。左にアセビやリョウブ、右にヒノキの植林。
やがて樹林越しに倶留尊山が見えてきたら、大洞山の雌岳だ。三角点はあるが、
雄岳より低い。ただし展望はどちらも素晴らしい。

そういえば大洞山は、Mr.Dashが雑誌にガイド記事を書かせて頂いた
最初の山。もう10年以上も前のことである。
あの記事のギャラで買ったザックを、今日もまだ背負っている。

雌岳山頂で昼食。天候が心配されるが、空には青空も覗いている。
カップラーメンをすすると暑くて仕方ない。


雄岳を経て、奇岩がいきなりゴロゴロ現れる4ノ峰へ。
当初は尼ヶ岳を往復する予定だったが、時間もかかっていたので、
倉骨峠の手前の分岐で、石畳のトラバースルートへ転じた。


美しい苔に覆われた、石畳の古道。時折、岩の隙間から冷風が噴き出していて、
なかなか神秘的である。
水場付近にはハシリドコロの群落があった。
水は冷たくて美味しく、喉の渇きもあって一気に300ccは飲んだ。

しばらく進むと、山抜けしている。新しい木段ができている。沢筋を下って大幅に巻かされた。
やがて真新しいウッドデッキの展望台を発見。
昨年、ここを歩いたT橋クンとH本クンによると、その時はまだなかったらしい。
スカイランドおおぼらへの舗装道が横切る辻にも、同じテイストのあずまやができていた。

午後4時半。三多気の桜に戻ったが、もうお祭りは終っていた。
姫石の湯では、朝、パンク事件で山にこれなかった宇宙人I村氏が
修理を終えて待っていた。せめて風呂だけでも皆と一緒にということ。
I村氏がみんなを喜ばせたのは、新鮮なイチゴの差し入れ。
ケータイで連絡をとっていたふみちゃんにねだられてのものだったが、美味かった。

帰りがちょっと遅くなってしまったが、のんびりゆったり、楽しい1日だった。

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