Mr.Dashのぶろぐ館

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2023年3月22日(水)[北摂]青貝山のミツマタ群落は、ちょうど満開!

2023年03月23日 | 山登りの記録
■メイン写真
谷筋を一面に広がるミツマタ

■今回のコース
森町里山住宅口バス停→展望の道入口→青貝山→とんぼ池→ミツマタ群落(1)→稜線の鉄塔分岐→
ミツマタ分岐(2)→東・西コース出合→吉川峠→妙見口駅


箕面市と豊能町の境にある里山・青貝山の周辺には、谷筋と斜面を中心にミツマタ群落が
点在する。標高はたったの391mなので、たやすく登れる山である。
この時期はちょうどミツマタの開花期。ちょうど満開になっていて、大いに満足の一日となった。



箕面森町の北端がスタート地点。新興住宅街のこのあたりは、ちょっと前までは、まだ家はまばら
だった。しかし、いつの間にか住宅が立ち並び、「展望の道」の入り口は分かりにくくなってしまった。



クヌギ、ソヨゴなどが多い、歩靴の典型的な雑木林には春が来ていた。
アセビも満開。



ガス漏れのような匂いは、ヒサカキの花から。臭いけれど、これも春のしるし。



最後にちょっぴり、固定ロープに導かれて青貝山の山頂へ。
展望には恵まれないが、のどかな雰囲気の広い山頂部は、春に似合う。



北へ続く山道を下る。送電線鉄塔の尾根から眺めを楽しむ。
羽束山や大船山など、散田方面の山々が見える。



金属製の橋を渡って、西コース登山口方面へ下る。



谷筋に近い分岐で右折し、とんぼ池へ。
豊能町観光協会の呼びかけで有志の皆さんが整備し、貴重な生態系を守っているようだ。
池にはメダカやイモリが悠々とした姿があった。



ウグイスカズラが咲いている。



とんぼ池の分岐を右に進むと、ほどなくミツマタ群落が現れる。
谷筋を埋めるミツマタは圧巻だ。甘い香りがあたりを漂う。



これだけの花に囲まれると、ほんわかと幸せな気分になってくる。
下部の平らな場所で弁当を広げ、ゆったりとした時間を楽しんだ。



稜線に上がるポイントは踏み跡が消えていたので、適当に急斜面を登り、
尾根道に出る。送電線鉄塔に着くころには汗だくだ。
この日は、大阪府では3月としては初めて25℃以上の「夏日」を記録した、歴史的に暑い日
だった。



東・西コースの出合への途中、西側の斜面にもミツマタの群落がある。
登山道を少しだけ外れて、群落を観に下りる。
こちらのほうは三方を花に囲まれるような感じで、包まれるような迫力がある。



東コース出合に出て、P480の脇を抜けて、植林の中を西へ西へと下る。
再び雑木林になると、まだ天井が落盤していない、炭焼き窯の跡をみる。
今となっては貴重な遺構である。



吉川峠に下りてきた。ここからは住宅街の真横を通り抜け、田園風景の中を能勢電鉄の
妙見口駅へ向かう。あぜ道に、今シーズン初めてのつくしを見かけた。



お客様のほとんどはホームに滑り込んできた電車に走りこんだが、我々は、
妙見口駅前の「かめたに」さんで、凍りかけの生ビールと「猪フルト」で一服。
道中、かなりの暑さだったので、ビールの美味さがいっそう際立った。

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