Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2024年7月7日(日) グリーンシーズンの快晴は初めて。伯母子岳遊歩道を歩く!

2024年07月11日 | 山登りの記録

■メイン写真
遠くまでクリアに晴れた伯母子岳。嬉しい!!


■今回のコース
伯母子岳遊歩道入口→口千丈山→「牛首山」標識→牛首ノ峰(1,341m)→深タワ→
伯母子岳→伯母子峠→大股分岐→深タワ→(往路を戻る)→伯母子岳遊歩道入口⇒
道の駅 ごまさんスカイタワー


「JTBパブリッシング」日本三百名山[下]の改訂版が6月末に出た。
タイミングがいいから、そこに載せているコースを歩く、といったことではないが、
久しぶりに高野龍神スカイライン側から、奥千丈林道ルートで伯母子岳に
行ってきた。

登山口周辺は、なぜかクルマがいっぱいで、林道をしばらく先に行って、
路肩をみつけて駐車。
登山口へは引き返さず、登れそうなポイントを見つけたので法面からショートカット
して遊歩道に合流した。

伯母子岳遊歩道は、ブナ、カエデ、ミズナラ、リョウブなどの落葉広葉樹の
混成林で、じつに美しい。
序盤は遊歩道の左右とも、比較的、樹齢が若い木が多いので、一度伐られたあとの
2次林なのかな思う。

スタート時点で標高1,200mを越えているので、本来は涼しいはずなのだが、
この日、日本列島はまるごと、なかなかの猛暑。
日陰はいいのだが、日なたに出ると、灼けるような暑さを感じる。
夏にこの山に来て、ここまで晴れたのは初めてだ。

口千丈山の三角点ピークに到着。遊歩道の端にあり、山頂らしさはない。

ヤマボウシ。
白い花のように見えるのは総苞片で、中心の花の部分は既に若い実になっている。

おっと、マムシちゃん。
ちょっかいをかけなければ、向こうからこのように逃げていく。
マムシも、自分よりはるかに図体がでかい相手に、好んで立ち向かうことはない。

暑い。

「牛首山」標識点に到着。ここは「牛首ノ峰(1,341m)」ではないので注意。

ひとつ東側に、牛首ノ峰が見える。
遊歩道は、このピークを巻いて通っている。

遊歩道を外れて、牛首ノ峰に立ち寄る。

山頂には山名表示板すらないのだが、Yさんが一輪のササユリを発見。

気持ちのいい森の中を下り、遊歩道に戻る。

遊歩道に合流したところで、風通しのいい日陰があったので、昼食タイム。
もう1本、余分に飲み物を持ってきたらよかったかなとひそかに反省していたら、
ともちゃんが屋久島土産の冷えた"たんかんジュース"を出してくれた。
これはありがたい!!(しかも最高に美味だった)

深タワで、遊歩道を離れ、山頂への直登ルートに入る。

山頂は360度の大パノラマ。
この日は空気も澄んでいて、かなり遠くまで見渡せた。
特に大峰山系は、豪華どころがズラリと見渡せる。
ただ、ピーカンなので暑い。長くはいられない。

伯母子峠に下る。伯母子山の家(避難小屋)とトイレがあり、
熊野古道小辺路の最高点でもある。
ただ現在は、ここから南へ下る小辺路のルートが崩壊のため迂回路をとる
必要があり、厳密にはその迂回路のほうが標高が高い。

少しだけ小辺路を歩く。大股へ向かう分岐から、深タワへ戻る。
この区間は稜線の北側を巻くため、少し涼しさを感じる。
また、ブナなど樹木の背丈も高く、落ち着いた森林の姿が見られる。

もとの遊歩道に戻る。
途中で振り返ると、大峰の釈迦ヶ岳が見える。

下山後、道の駅 ごまさんスカイタワーに寄った。
皆さん「ごまソフトクリーム」などを買ってクールダウン。
こういうときのソフトクリームはホント、最高だ。

道の駅の駐車場からは、大峰山系の主だったところがドーンと一望できた。
ライダーたちが集結するこの道の駅だが、彼らの多くは、この素晴らしさに
全く関心がないようだった。そりゃそうか。


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