![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/5d/25c76b4a690edd3f912a8e8a9d2b0685.jpg)
■メイン写真
赤や黄色に色づいた西大台の広葉樹林
■今回のコース
大台ケ原駐車場→大台教会→周回道分岐→ナゴヤ谷上流部の平坦地→中ノ谷渡渉点→
七つ池→カツラ谷渡渉→コウヤ谷渡渉→開拓跡→ワサビ谷渡渉→開拓分岐→
タタラ力水→周回道分岐→大台ケ原駐車場⇒小処温泉
今年2回目の西大台。前回は新緑の美しい5月。
そして今回は紅葉シーズンと、偶然ではあるがツボを押さえた季節選定になった。
※今年5月に歩いたときの様子は、「ここをクリック」!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/4c/a2cd4f04195bb6f224d5fb35d8aaac55.jpg)
西大台への入山は、事前許可制(有料)だ。
当日、大台ヶ原ビジターセンターで受付を済ませる。
この日は、イケメン若手(!?)の兄ちゃんが受付担当。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/70/9ea987935ec8a39a937758f8ecb223fe.jpg)
最初に簡単なレクチャーを受ける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/87/0ddffad7a2be54b0577f976585fac018.jpg)
そしていざ、入山!
入口には監視員がいて、首から下げるネームプレートと名簿を照合。
また、外来種子を持ち込まないようにするため、マットで靴の裏をこすってから立ち入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/11/c643b624cfa7915bcf986193c11b68d9.jpg)
いきなり新しい倒木を発見。
度重なる台風は、西大台にも爪痕を残していた。通行には支障がないよう、手入れが
なされている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/56/f57ad14f3a7785759fc34dd24ed525bd.jpg)
夏が暑すぎたためか、今年は葉が紅葉する前に枯れてしまっているものも多いが、
中には綺麗に色づいているのも。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/e7/5f862744e6d71a6d6d9c7b841d407184.jpg)
西大台の秋は、キノコ全盛の季節でもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/64/f968d1dd39b923d5c033d321ec427326.jpg)
そして、苔の美しさを楽しめるのも魅力だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/fe/626462e642f2a77db1831c29a92b065b.jpg)
うーん、センボンイチメガサだろうか…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/97/09d075a091d57aa397ce96c5aa27d223.jpg)
ぱっと目の前が開けたら、ナゴヤ谷の渡渉箇所だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/19/16b49638cfc31bcfa000b030659ddabb.jpg)
こういう景色を見に来たのだ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/f6/0e098ef5f1ded552ea399b1ddb66299f.jpg)
カエデはもう落葉が進んでいる。地面に落ちてなお、美しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/8f/66457c4b60cda0c644dd63e09bab9a80.jpg)
ブナの黄葉は、もうちょっと先かな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/f9/5f9e8b5fcf6942fc928825efe3bf9969.jpg)
キノコは種類が豊富。
木はブナではないのだが、ブナシメジかなぁ。よくわからん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/a8/51e6d779562c3095c3ea6bbfc40ec4ad.jpg)
ちょっと時期が遅い気がするが、ツキヨタケかなぁ。これも全然自信ない。
誰か教えて。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/07/fdb12321dec5c35c8bb006efad73facb.jpg)
たまにこうしたカエデを見つけると嬉しくなる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/bd/21017b9385bb049600549189065c8758.jpg)
このハート型の葉っぱ、何? シナノキかな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/92/36c97d6da681f6d6ceff0c0c048c6e6f.jpg)
ブナハリタケだろうか。
もちろん大台ヶ原では植物等の採取はNGなので。念のため。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/71/259b3d9bf68af743dde705a35db8cac7.jpg)
七つ池でランチタイム。のどかな気分にひたる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/43/9b59a9e4b6e94d5fb23f7a24a0666d65.jpg)
きれいなコケのアップ写真もどうぞ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/06/4d456f6baacf6a999963cdcddb03849d.jpg)
大台ヶ原には500種を超えるコケが生育しているというが、
中でも代表選手はこのセイタカスギゴケ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/00/db7a11d04d13af00fea288c2b12164d0.jpg)
風倒木の空洞の中に生えたキノコ。
生命のはかなさと、たくましさと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/98/c428332bd36b1cd1aaa993d83847e75f.jpg)
個人的には、このあたりの樹林帯の雰囲気が好きだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/45/d3388cd5f4241e62f2d44d882ede34ca.jpg)
うっそうとしたコケ地帯を抜ける。古き良き大台のムード。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/9d/af42f0aa95d4530ed87bbbec233d818e.jpg)
ヤマブシタケを見つけた。いろいろあるなぁ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/f2/a62b0729e30500972280fa8c01059ebc.jpg)
開拓跡にたどり着くには、沢を2回、渡渉しなければならない。
水量が多い時は難所となるが、この日は水量が少なく、ラクラク渡れた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/f3/0c45a4a1a0f2e599e6836078cf1fe1d8.jpg)
開拓跡の標識もずいぶん劣化してきた。
これは新しくする予定はあるのだろうか。この程度の解説板は必要だと思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/f2/72acfe9ff3af93e2577221ba4c713b85.jpg)
開拓跡には、ブーストイレがある。
中に携帯トイレが吊り下げられてあり、使用方法が写真入りで掲示してある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/f8/736be203fb876bf447eb118adb5654ca.jpg)
ミズナラの実(ドングリ)に、なにやら見慣れないものが…
これはミズナラミイガフシといって、ミズナラミイガフシタマバチの幼虫が
中に入ってできた虫えい(虫こぶ)である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/a1/6f8e7e1fa3dec0a272e465941eb2253f.jpg)
開拓跡は、こんな山奥に似つかわしくない平坦地。
明治時代の入植は、厳しすぎる気候の前にあえなく失敗したのだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/40/30b0f280c286a216ae2731d1e57f3f28.jpg)
開拓分岐にて。ここから小処への登山道が分かれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/12/efd026e9c54dc301433cf8fbc9482810.jpg)
周回の後半は、駐車場まで登り返すことになる。
まずは吊橋を2つ渡る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/0f/67d3307cc58d5f14744986f2712e9dcb.jpg)
ガレの長い坂道を登っていく。遠くに見えるのは又剣山か。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/f7/dd904bf976e20b50bf0c4e9cf889d45d.jpg)
登山道脇の樹に、古い碍子が残されていた。
これは大正時代、大台ヶ原の気象情報をいち早く麓の林業組合に伝えるために
引かれた電話線の名残。
西大台は、人の手が入らない未開の地なのではなく、開拓の失敗や、
もう1世紀近く前の通信設備跡など、人の痕跡が垣間見られる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/27/fd95a413de607dd4e6541cdc73faffed.jpg)
巨岩の下から湧き出る「たたら力水」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/7e/b71e1466a2fcbc4efad105a618345ac9.jpg)
甘露である。さきほどまでの渡渉箇所などの水は、上に大台ヶ原ドライブウェイが
走っているため、飲みたくないのだ。そういう意味では唯一の水場。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/05/f0ad49fef4c65a9a1fa9e6f8744e6290.jpg)
帰りの道は、橋もかかっており、かなり歩きやすい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/6b/e9757bc7cb3302785916a71f23de0dfe.jpg)
ゆるやかな上り坂を歩きながら、黄葉をめでる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/d4/7c53faff5790bab2b934ece03ae574c3.jpg)
なんとも美しいナゴヤ谷の清流に沿って、最後の登りへ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/d0/23ee17ab8718cb6f8b1a8a008f01eaee.jpg)
そして、快調なペースを維持したまま、本日の最高標高である駐車場に戻る。
おつかれさま~!
夕刻から雨が降る予報だったが、空もなんとか、持ちこたえてくれた。
上北山村の温泉無料券がつくキャンペーン中のため、帰りに小処温泉に立ち寄った。
この日の山は12度くらい。知らず知らずに身体が冷えていたらしく
湯船に浸かったとき、全身がジーンとしびれた。
[西大台への入山について]
西大台は、環境省が定める利用調整地区だ。
予め入山許可をとり、当日も大台ヶ原ビジターセンターで簡単なレクチャーを受ける必要が
ある。加えて、歩行中は所定のネームプレートを首から下げ、パトロールの係員に出会ったら
それを提示しなければならない。
※西大台利用調整地区に入るには、自然公園法に基づく申請手続が必要。
手続きは、「ここをクリック」!!
また、より深く大台ヶ原の魅力に触れたい方は、「大台ヶ原登録ガイド」による
ガイドを頼むとよい。
※「大台ヶ原登録ガイド」ガイド紹介は、「ここをクリック」!!
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!
赤や黄色に色づいた西大台の広葉樹林
■今回のコース
大台ケ原駐車場→大台教会→周回道分岐→ナゴヤ谷上流部の平坦地→中ノ谷渡渉点→
七つ池→カツラ谷渡渉→コウヤ谷渡渉→開拓跡→ワサビ谷渡渉→開拓分岐→
タタラ力水→周回道分岐→大台ケ原駐車場⇒小処温泉
今年2回目の西大台。前回は新緑の美しい5月。
そして今回は紅葉シーズンと、偶然ではあるがツボを押さえた季節選定になった。
※今年5月に歩いたときの様子は、「ここをクリック」!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/4c/a2cd4f04195bb6f224d5fb35d8aaac55.jpg)
西大台への入山は、事前許可制(有料)だ。
当日、大台ヶ原ビジターセンターで受付を済ませる。
この日は、イケメン若手(!?)の兄ちゃんが受付担当。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/70/9ea987935ec8a39a937758f8ecb223fe.jpg)
最初に簡単なレクチャーを受ける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/87/0ddffad7a2be54b0577f976585fac018.jpg)
そしていざ、入山!
入口には監視員がいて、首から下げるネームプレートと名簿を照合。
また、外来種子を持ち込まないようにするため、マットで靴の裏をこすってから立ち入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/11/c643b624cfa7915bcf986193c11b68d9.jpg)
いきなり新しい倒木を発見。
度重なる台風は、西大台にも爪痕を残していた。通行には支障がないよう、手入れが
なされている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/56/f57ad14f3a7785759fc34dd24ed525bd.jpg)
夏が暑すぎたためか、今年は葉が紅葉する前に枯れてしまっているものも多いが、
中には綺麗に色づいているのも。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/e7/5f862744e6d71a6d6d9c7b841d407184.jpg)
西大台の秋は、キノコ全盛の季節でもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/64/f968d1dd39b923d5c033d321ec427326.jpg)
そして、苔の美しさを楽しめるのも魅力だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/fe/626462e642f2a77db1831c29a92b065b.jpg)
うーん、センボンイチメガサだろうか…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/97/09d075a091d57aa397ce96c5aa27d223.jpg)
ぱっと目の前が開けたら、ナゴヤ谷の渡渉箇所だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/19/16b49638cfc31bcfa000b030659ddabb.jpg)
こういう景色を見に来たのだ!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/f6/0e098ef5f1ded552ea399b1ddb66299f.jpg)
カエデはもう落葉が進んでいる。地面に落ちてなお、美しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/8f/66457c4b60cda0c644dd63e09bab9a80.jpg)
ブナの黄葉は、もうちょっと先かな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/f9/5f9e8b5fcf6942fc928825efe3bf9969.jpg)
キノコは種類が豊富。
木はブナではないのだが、ブナシメジかなぁ。よくわからん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/a8/51e6d779562c3095c3ea6bbfc40ec4ad.jpg)
ちょっと時期が遅い気がするが、ツキヨタケかなぁ。これも全然自信ない。
誰か教えて。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/07/fdb12321dec5c35c8bb006efad73facb.jpg)
たまにこうしたカエデを見つけると嬉しくなる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/bd/21017b9385bb049600549189065c8758.jpg)
このハート型の葉っぱ、何? シナノキかな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/92/36c97d6da681f6d6ceff0c0c048c6e6f.jpg)
ブナハリタケだろうか。
もちろん大台ヶ原では植物等の採取はNGなので。念のため。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/71/259b3d9bf68af743dde705a35db8cac7.jpg)
七つ池でランチタイム。のどかな気分にひたる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/43/9b59a9e4b6e94d5fb23f7a24a0666d65.jpg)
きれいなコケのアップ写真もどうぞ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/06/4d456f6baacf6a999963cdcddb03849d.jpg)
大台ヶ原には500種を超えるコケが生育しているというが、
中でも代表選手はこのセイタカスギゴケ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/00/db7a11d04d13af00fea288c2b12164d0.jpg)
風倒木の空洞の中に生えたキノコ。
生命のはかなさと、たくましさと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/98/c428332bd36b1cd1aaa993d83847e75f.jpg)
個人的には、このあたりの樹林帯の雰囲気が好きだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/45/d3388cd5f4241e62f2d44d882ede34ca.jpg)
うっそうとしたコケ地帯を抜ける。古き良き大台のムード。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/9d/af42f0aa95d4530ed87bbbec233d818e.jpg)
ヤマブシタケを見つけた。いろいろあるなぁ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/f2/a62b0729e30500972280fa8c01059ebc.jpg)
開拓跡にたどり着くには、沢を2回、渡渉しなければならない。
水量が多い時は難所となるが、この日は水量が少なく、ラクラク渡れた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/f3/0c45a4a1a0f2e599e6836078cf1fe1d8.jpg)
開拓跡の標識もずいぶん劣化してきた。
これは新しくする予定はあるのだろうか。この程度の解説板は必要だと思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/f2/72acfe9ff3af93e2577221ba4c713b85.jpg)
開拓跡には、ブーストイレがある。
中に携帯トイレが吊り下げられてあり、使用方法が写真入りで掲示してある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/f8/736be203fb876bf447eb118adb5654ca.jpg)
ミズナラの実(ドングリ)に、なにやら見慣れないものが…
これはミズナラミイガフシといって、ミズナラミイガフシタマバチの幼虫が
中に入ってできた虫えい(虫こぶ)である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/a1/6f8e7e1fa3dec0a272e465941eb2253f.jpg)
開拓跡は、こんな山奥に似つかわしくない平坦地。
明治時代の入植は、厳しすぎる気候の前にあえなく失敗したのだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/40/30b0f280c286a216ae2731d1e57f3f28.jpg)
開拓分岐にて。ここから小処への登山道が分かれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/12/efd026e9c54dc301433cf8fbc9482810.jpg)
周回の後半は、駐車場まで登り返すことになる。
まずは吊橋を2つ渡る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/0f/67d3307cc58d5f14744986f2712e9dcb.jpg)
ガレの長い坂道を登っていく。遠くに見えるのは又剣山か。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/f7/dd904bf976e20b50bf0c4e9cf889d45d.jpg)
登山道脇の樹に、古い碍子が残されていた。
これは大正時代、大台ヶ原の気象情報をいち早く麓の林業組合に伝えるために
引かれた電話線の名残。
西大台は、人の手が入らない未開の地なのではなく、開拓の失敗や、
もう1世紀近く前の通信設備跡など、人の痕跡が垣間見られる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/27/fd95a413de607dd4e6541cdc73faffed.jpg)
巨岩の下から湧き出る「たたら力水」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/7e/b71e1466a2fcbc4efad105a618345ac9.jpg)
甘露である。さきほどまでの渡渉箇所などの水は、上に大台ヶ原ドライブウェイが
走っているため、飲みたくないのだ。そういう意味では唯一の水場。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/05/f0ad49fef4c65a9a1fa9e6f8744e6290.jpg)
帰りの道は、橋もかかっており、かなり歩きやすい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/6b/e9757bc7cb3302785916a71f23de0dfe.jpg)
ゆるやかな上り坂を歩きながら、黄葉をめでる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/d4/7c53faff5790bab2b934ece03ae574c3.jpg)
なんとも美しいナゴヤ谷の清流に沿って、最後の登りへ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/d0/23ee17ab8718cb6f8b1a8a008f01eaee.jpg)
そして、快調なペースを維持したまま、本日の最高標高である駐車場に戻る。
おつかれさま~!
夕刻から雨が降る予報だったが、空もなんとか、持ちこたえてくれた。
上北山村の温泉無料券がつくキャンペーン中のため、帰りに小処温泉に立ち寄った。
この日の山は12度くらい。知らず知らずに身体が冷えていたらしく
湯船に浸かったとき、全身がジーンとしびれた。
[西大台への入山について]
西大台は、環境省が定める利用調整地区だ。
予め入山許可をとり、当日も大台ヶ原ビジターセンターで簡単なレクチャーを受ける必要が
ある。加えて、歩行中は所定のネームプレートを首から下げ、パトロールの係員に出会ったら
それを提示しなければならない。
※西大台利用調整地区に入るには、自然公園法に基づく申請手続が必要。
手続きは、「ここをクリック」!!
また、より深く大台ヶ原の魅力に触れたい方は、「大台ヶ原登録ガイド」による
ガイドを頼むとよい。
※「大台ヶ原登録ガイド」ガイド紹介は、「ここをクリック」!!
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