Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

8/28(日)、大峰・釈迦ヶ岳に登りました

2005年08月30日 | 山登りの記録
最近、異常に熱心な登山を展開しているT中さんから、「今週日曜日、空いてんねん」とのお誘い。そこで、T中さんがまだ知らない大峰・釈迦ヶ岳に行くことにした。

旭口から林道を尾根まで上がる「手抜きコース」。急に決まった山行計画だが、なんと8人のエントリーがあった。9月にキナバル登山を企てている人もいる。部の最年少ギャルも久しぶりの参加だ。男2名、女6名の華やかなパーティとなった。

峠の登山口には、いつの間にか新しい公衆トイレができていた。登山口の法面も、崩れないようきちっと処理がなされている。これも世界遺産認定の落とし子か。クマザサの茂るゆったりとした道をしばらく登ると、ブナ、トウヒ、シャクナゲ、カエデ、ムシカリなどが美しい尾根となる。やがて背の低いササ原となり、下の登山口からの道が合流する。雄大な景色が我々の眼に飛び込んでくる。右に、南奥駆の、遠くまで続く山稜が青空に吸い込まれている。左は七面山の大岩壁と、その奥に近畿の最高峰・八経ヶ岳。

古田の森を過ぎて、カクシ水で喉を潤す。最後の登りもたいしたことなく奥駆道に出ると、山頂は近い。お釈迦様に挨拶して改めて景色を楽しもうと思ったら、にわかに空が曇り、瞬く間に孔雀岳や五百羅漢がガスに隠れてしまった。夏の終わりの大峰は、午後にガスる。それでもみんな、「近畿の背骨」の迫力に、しばらく言葉を失う。ガスを持ってきた風はひどく冷たい。昼食をすませ、早々に下山する。

下山途中、休憩箇所で某氏が手持ちの荷物の一部を置き忘れたまま、登山口に到着。大騒ぎとなり、その人とMr.Dashは大急ぎで探しに戻る。久しぶりに山道を走って登った。下の登山口からの道の合流点までは、標準コースタイム35分だが、18分で着く。まさか某氏はついて来れないだろうと後ろを振り向くと、必死の形相で追いかけてくる。いや、なかなか恐れ入りました。25分で休憩地点に着く。すぐに持ち物が見つかった。30分かけて一緒に戻る。

登山口では、残った6名が「ツェルト・ビバーク」の講習をして時間をつぶしていた。なかなか有意義だったようだ。途中でヘリコプターが飛んできて、Oさんがこともあろうに手を振ったため、近づいてきて着陸しそうになったというハプニングがあったそうだ。

帰路は夢の湯で汗を流し、愉快な日曜日はゆっくりと終わりを告げていった。
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