涙ナミダの、ケータイ紛失記

携帯電話を紛失したのは１９日のことだった。
講演して、買い物して、疲れたので電車で眠ってしまった。
久宝寺駅までは、ケータイで次の沢登りの情報収集をしていたので、確かにあった。

それが、いつもの駅で降りて、家に帰ったら、なくなっていた。
つまりは電車の中か、駅から自宅までの徒歩の間に紛失したことになる。

早速、ＪＲ、ドコモ、警察に電話。回線もストップをかけてもらった。
最後に使ったとき、電池の残量が減っていたので電源をＯＦＦにしたので、
ドコモでも、ケータイがどこにあるか、おおよその場所も分からない。

ちょうど１週間を迎えようとした２４日の夕方、ドコモから連絡があった。
諦めかけていたのだが、見つかったという。奈良警察署に保管してあるという。
いやぁ、ラッキーと一瞬、思った。

奈良警察署に電話したら、非常に親切な受け答えは感動したものの、
「実は、ケータイですが、半分しかありません・・・」
「・・・？？」
「壊れておりまして・・・」
「さっきドコモさんから連絡を頂いて喜んだんですが、」
「いや、お気の毒ですが」
「しょーがないですねぇ。地獄⇒天国⇒地獄ですわ」
こちらが笑って自虐したので、向こうも和んでくださった。

平日で無いと引き取りに応じてくれないので、２８日に、ともちゃんが
代理で回収しててくれた。担当の人は、「駅のトイレで見つかった」
とのみ。どこの駅かは教えてくれなかったという。
ＳＨ－９０２ｉは、その厚みが掌にちょうどなじみ、お気に入りだった。

それが、無残に液晶画面をもぎ取られたケータイ（カバー写真）。
ＳＩＭカードとミニＳＤカードは無事だったのが不幸中の幸い。

そして２９日、機種交換。ＳＨ－０２Ａ。
いろんな顔が脳裏をかすめ、ＳＨ製しか買う気がしない。
残念ながら壊れた旧機種は電源が入らず、データのトランスポートは
できなかった。これからしばらく面倒だ。

数年ぶりの買い替えで、製品は多いに進化していた。
今回のは、ＧＰＳ内蔵である。ＧＰＳ大好きのＭｒ．Ｄａｓｈの
新たな武器となるか。

それにしても、高くついた。なくさないようにしないとね。