Mr.Dashのぶろぐ館

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2024年10月6日(日) [比良]大津ワンゲル道から釈迦岳、楊梅滝へ、爽やかな縦走!!

2024年10月08日 | 山登りの記録

■メイン写真
楊梅滝の雄滝、落差40m。


■今回のコース
比良駅⇒イン谷口→(大津ワンゲル道)→釈迦岳→ヤケオ山→ヤケ山→涼峠→楊梅滝→
比良げんき村→北小松駅


先週に引き続き、比良山系にやってきた。
今度は釈迦岳、ヤケオ山、ヤケ山へと、大展望の稜線散歩だ。
先週の深谷のようにヤマビル天国になっていないか心配だったが、
この日は天気がいいのもあってか、ヒルの姿は皆無だった。

イン谷口でクルマをデポし、大津ワンゲル道から入山する。
ちなみに現在、比良駅からイン谷口へのバスは運行休止中である。

いきなり沢にかかる細い橋を渡り、少しで支尾根にとりつく。
雑木林の美しい樹林が続き、気持ちいい。

標高600m弱のところで石垣の跡が現れる。

険しいことで知られる大津ワンゲル道、いよいよ急登が始まる。

アキノキリンソウ。

アクシバの実かな?

イチョウガレの岩場を登る。
長い固定ロープがかかるが、ロープにはそれほど頼らなくてもよい。

第2ラウンドの岩場。

高度を一気に稼ぐと、ブナが出てくる。
ガスの中のブナも、ムードが出てよい。

ブナやカエデの緩斜面の先に、釈迦岳の山頂がある。広くなった山頂部。
眺めはよくないが、落ち着いた樹林の中で、安らいだ気持ちになれる。

しばらく絶景の稜線散歩が楽しめる。

ヤケオ山が見えてきた。直下の岩場が印象的だ。

振り返ると、武奈ヶ岳。

ヤケオ山の山頂手前の巨岩に、経箱なのか、四角形の箱型の石が乗っている。

一帯は、イワカガミが非常に多くみられるのだか、この時期にまだ花をつけていた
のは、この一輪のみだった。

後ろを振り向くと、ガスが晴れて打見山、蓬莱山の頂がようやく見えた。

ヤケオ山に到着。直射日光を避けて、ランチタイム。

ヤケオ山から見た蛇谷ヶ峰。

琵琶湖の向こうには伊吹山。

オヤマリンドウ。

ヤケオ山から北に延びる尾根道は、風化した花崗岩。雨で水が流れてⅤ字にえぐれ、
歩きにくくなっている。

705mピークで道は東に転じ、ほどなくヤケ山の山頂へ。
ここは眺めもなく平凡だ。寒風峠への分岐でもある。

ゆるやかに下っていくと、左に面白い岩をみつけた。
誰かが石を、サメの歯のように並べたようだ。

涼峠に到着。ここも、寒風峠への分岐だ。
小松地区に古くから伝わるという「柴出し唄」の歌詞が書かれた立札がある。

ぐんぐん標高を下げていく。

楊梅滝の滝見道に入り、まずは落差40mの雄滝へ。
ほれぼれとする流れだ。

長いハシゴ場を下る。

雌滝の落差は約15mと、雄滝より規模は小さいが、こちらは滝行の跡もあり、
山岳信仰の色が濃く残っていて、なかなかよい。

下から若いママさんと元気な二人の男の子が滝場にやってきた。
お兄ちゃんが興奮した様子で、右手に大事そうにつかんでいたカナヘビを
我々に見せてきた。捕まえたのが嬉しくて仕方ない様子。
久々に、「かつてよくいた、たくましい男の子」に会った気がして嬉しくなった。

比良げんき村の横を通り、北小松駅へ。
駅員さんが「あと2分で電車が来ますよ、次は1時間後です」と叫んでくれた。
駅の階段を全力で駆け上がり、ホームに滑り込んできた新快速にギリギリ乗れた。

お客様とは比良駅で別れ、単身、イン谷口までクルマを取りに歩いた。
比良駅に来てくれるタクシー会社はひとつもなかったからだ。まあ仕方ない。
イン谷口まで地図でコースタイム1時間のところを、40分ほどで駐車地に着いた。


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