さ~て、どうしようね?この下りはまだまだ続くし、抱きつき3連発でクリアランス環境は激変だし。
ピストンが熱を持ってるうちは動くのはやめて、ちょいと自分のアタマもクールダウン。
シムに代用できるワッシャを探して、車体のあちこちのネジ・ボルトを見て見るが
最近の車両って部品点数を減らす為か、ボルトとワッシャが一体となったモノが多く
適当なのが見つからない。
ん~…と、うなりながら縁石に座って、なにげに眼をやった先に…
あら?厚み的にはステキじゃない?
でもこいつを切り出してシムの代用は、刃の丸いラジオペンチじゃ無理…
ん~、行けるかな…
リベットと思ってた中央の「芯」はプルタブを通した後にプレスしただけで
タブをこじっていたら取れてしまったw
とりま切り出して平らにしてみる…
プランジャーのネジ部の方がでかいw
+ドライバーで穴を大きくしようと思ったら、一部が折れてCリング状に…
ならばCの字をでかくして、ネジ部に装着…
エンジンが冷え切った頃に再スタート、様子を見ながら走ってみる。
途中、DIY店をみつけて飛び込むwワッシャが置いてあるハズ…
けど、軸径5ミリだと、ワッシャの厚みは1ミリ近い…
データ取りの為に、抜くときのことを考えてあまりオイルは入れてない現状で
こんな厚みを入れたらオイルでかぶるだろうし、あっという間にタンクが空に…
いちお探したが、やはりカストロールは置いてないし…このまま行くかで店を後に。
その後帰宅までに、200キロくらい走ったけど抱きつきは発生しなかったので
まぁ、とりま生還はできたかな…データ取りに失敗し、わざわざエンジンを壊しに行ったようなもん┐(´д`)┌
ま~~~~~~~~~~やっちまったな…w
ちな、ツーリングペースでリッターあたり1.5~2kmの低下…
7000rpm以上は打音がはっきり出るので、あまり回す気にはなれなくなったとさ…
ま、現状その回転域では自分がついていけないので、現状では問題ありませんがw
しかし、2ストはここが難しいよね。恐らくホントの絶好調は、かなりリスキーな領域にあるんだろうね(笑)
単純な原因なんだけど、ちょっとリア周りを服がかすっただけで
黒い筋が服についたり、乗ってる最中になにげに後続車が車間距離を取ったりとか
まぁ、「オイルの垂れ」が我慢ならなかったw
なんとかサイレンサーエンドが「湿ってる」くらいに絞れないかと始まったわけだけど
考えたら、オイルポンプの設定基準は一定でも、個体によってエンジンの磨耗度が
違うわけで、メーカーは当然に「絶対壊れない設定」で出してくるから、
まぁ濃いのは仕方がないのかな…と。
純正オイルも、エンジン設計時からこいつを前提で作ってるハズなので、一番信頼
できるオイルなんだろうけど、どうも匂いが…服とか髪に染み付くと、いつまでも匂うw
この匂いだったらカストの方が好きかな、ちと燃え易いみたいだし…でパワー1を
使ったわけだが、今回30:1~50:1まで試してみた。
混合比が変わると燃焼ガスの匂いも変わると知って、結構面白かったが30はさすがに
濃いかな、薄くなるほどファンファン回る…ただ50で高速道路は
自殺行為の気がする…走った後で打音が大きくなったような。
ファンファン回る=オイル油膜が適正かというと、そうではない。
エンジンが動き易いオイルの濃さと、パワー感は別と知った。
中低速などの街乗りはホント、気持ちいいが回すと磨耗が早い…
高回転に合わせれば、中低速でオイルが飛ぶ…これが原因で
混合 を諦め 分離給油 に戻った。
アイドル時の1吸気に1mlが適正として、無負荷で9000回転なら、多分焼きつかない。
けど、その設定でトップスピード狙いで9000回転時の燃焼温度は無負荷時とは違う…
この場合は多分、おそらく…焼きつくと思う、オイルの絶対量が足りない。
1燃焼あたりの要求油量が回転数によって、エンジン負荷によってどう変わるか…
今回、いろいろと考えさせられて、いい勉強になったと思う。
R1-Zのエンジンは、ずいぶん無理をさせてしまったが、TZRに生かせればいいかな、と。
構造上、ある特定の回転域での使用が宿命の2stエンジン…全回転域で気持ちよく、
余分な油量は削減なんて、最初から無理な話なんだろうね(笑)