マイク・アルバラード対ミッチェル・ロサレス(2008/05/09)

スーパーライト級10回戦

先週末の試合です。米ニューメキシコ州アルバカーキで行われた10回戦は、無敗の27歳マイク・アルバラード選手(Mike Alvarado)がメキシコのミッチェル・ロサレス選手(Michel Rosales)に7回ストップ勝ちしています。

無敗のアルバラード選手に対し、ロサレス選手も25歳と若くまだプロキャリアでわずか1敗。以前WBC米大陸王座を保持していたこともあるロサレス選手の経歴を眺めてみるとなかなかの有望株のようにも見えますが、以前見たとき同様にスピードが無くバランスも悪い選手で16勝のうち14KOというのが信じられないような選手でした。（前見たときは調子が悪かったのかな？と感じたのですが、このもっさりとした動きが彼本来の動きのようです）

初回から積極的に鋭いアタックを仕掛けるアルバラード選手。ロサレス選手もよたよたした独特の動きからスローなパンチで応戦しますが、両者のパンチの質・強さの違いが顕著でした。
シャープな攻撃を受けながらも、しぶとくしつこい反撃を返すロサレス選手の攻めと前進にアルバラード選手のペースがやや落ちたラウンドもありましたが、6回終了間際に強烈な右フックを決めてチャンスを掴み、続く7回に左右の強いブローを集めてロサレス選手をロープに飛ばした場面でのストップでした。

左腕に入れた「犯人」のタトゥーが眩しいｗアルバラード選手は21勝(14KO)。ロサレス選手は16勝(14KO)2敗(boxrec)。
※試合を中継したTVではロサレス選手の戦績を20勝(18KO)と言っていました。

Alvarado stops Rosales!
Alvarado Shines, Sanchez Struggles In N.M.
(写真)
5/9 Mike Alvarado vs. Michel Rosales

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