USBAスーパーライト級タイトルマッチ
ギリシャ人サウスポーのUSBA王者マイク・アルヌーティス選手(Mike Arnaoutis)が無敗の米国人レイナード・タイナー選手(Lanardo Tyner)に12回3-0判定(118-110x2,116-112)で勝利して、3月に獲得したタイトルの初防衛に成功しています。
堅実なボクシングを見せる実力者28歳のアルヌーティス選手。この日の相手は29歳での遅いプロデビュー以来32歳の現在まで無敗のキャリアを持つタイナー選手。
試合の立ち上がりは身長で4インチ(約10.16cm)低いタイナー選手の積極的なアタックが先手を奪います。タイナー選手が思い切りよく距離を詰めて放つ右ストレートや左フックなどのシャープでテンポの良い攻撃にやや出鼻を挫かれた感じのアルヌーティス選手。2回にはタイナー選手の左フックを浴びてふらつくなど圧され気味の序盤戦でした。
しかしアルヌーティス選手の堅実な技巧はやはり本物でした。右ジャブ、左ストレート、右フックなどのサウスポーの基本に忠実な攻撃で徐々にリズムを立て直していきます。1発1発をしっかりと打ちこむ攻めはなかなか力強くもあり、ボディへの攻撃も有効に見えました。
序盤飛ばしすぎたためかボディが効いたのか、4回あたりから手数がガクッと落ちたタイナー選手。7回にはアルヌーティス選手の正確で力強い攻撃を上下に打ちまくられながら反撃の手を出せず、あわやストップかとも思わせる場面も。
終盤戦はアルヌーティス選手にも疲れの色が見えペースが落ちはしましたが、それでも中盤以降終始試合の主導権を握り続けての明白な勝利でした。
アルヌーティス選手は19勝(9KO)2敗1分。タイナー選手は19勝(11KO)1敗。
試合のハイライト動画(ESPN)
Friday Night Fights Recap
Arnaoutis defeats Tyner!
Arnaoutis Defeats Tyner On Friday Night Fights
FNF Recap: Arnaoutis Fends Off Tyner
写真
Photos: Mike Arnaoutis vs. Lanardo Tyner
マイク・アルヌーティス対ケンドール・ホルト(2007/04/20)
マイク・アルヌーティス対リカルド・トーレス(2006/11/18)
ギリシャ人サウスポーのUSBA王者マイク・アルヌーティス選手(Mike Arnaoutis)が無敗の米国人レイナード・タイナー選手(Lanardo Tyner)に12回3-0判定(118-110x2,116-112)で勝利して、3月に獲得したタイトルの初防衛に成功しています。
堅実なボクシングを見せる実力者28歳のアルヌーティス選手。この日の相手は29歳での遅いプロデビュー以来32歳の現在まで無敗のキャリアを持つタイナー選手。
試合の立ち上がりは身長で4インチ(約10.16cm)低いタイナー選手の積極的なアタックが先手を奪います。タイナー選手が思い切りよく距離を詰めて放つ右ストレートや左フックなどのシャープでテンポの良い攻撃にやや出鼻を挫かれた感じのアルヌーティス選手。2回にはタイナー選手の左フックを浴びてふらつくなど圧され気味の序盤戦でした。
しかしアルヌーティス選手の堅実な技巧はやはり本物でした。右ジャブ、左ストレート、右フックなどのサウスポーの基本に忠実な攻撃で徐々にリズムを立て直していきます。1発1発をしっかりと打ちこむ攻めはなかなか力強くもあり、ボディへの攻撃も有効に見えました。
序盤飛ばしすぎたためかボディが効いたのか、4回あたりから手数がガクッと落ちたタイナー選手。7回にはアルヌーティス選手の正確で力強い攻撃を上下に打ちまくられながら反撃の手を出せず、あわやストップかとも思わせる場面も。
終盤戦はアルヌーティス選手にも疲れの色が見えペースが落ちはしましたが、それでも中盤以降終始試合の主導権を握り続けての明白な勝利でした。
アルヌーティス選手は19勝(9KO)2敗1分。タイナー選手は19勝(11KO)1敗。
試合のハイライト動画(ESPN)
Friday Night Fights Recap
Arnaoutis defeats Tyner!
Arnaoutis Defeats Tyner On Friday Night Fights
FNF Recap: Arnaoutis Fends Off Tyner
写真
Photos: Mike Arnaoutis vs. Lanardo Tyner
マイク・アルヌーティス対ケンドール・ホルト(2007/04/20)
マイク・アルヌーティス対リカルド・トーレス(2006/11/18)
>管理人さんはデラホーヤのようなルックスのいい成功者や奥さんが美人だと嫉妬するようですね。
その通りです。小さい人間ですいませんww
でも最近だとデビッド・ヘイ選手とか、かなりのイケメンだと思うのですが嫌いではないですね。
エリック・モラレス選手もかなり格好良いと思いますが大好きな選手でした。
この辺の好き嫌いの線引きが自分の中でどういう理由で左右されているのか自分でもイマイチよくわかりませんねえ。
でもまあ基本的にヒネクレ者であることは自覚しておりますw
たしかにブラッドレーはまだ決め手がないような選手ですね。けれどウィッターの攻撃すら深刻な被弾をしないなんてたいしたものです。メイウェザーに通じるディフェンス勘が備わっているのかもしれません。
ウィッターは自分も当初は身体能力だけでせこいボクサーという印象でしたがジュダー後、特にビビアン・ハリス戦での圧勝で大変な強さ、恐ろしさを感じていただけに残念です。未だ未練のある選手ですが年齢が高いだけにあの曲芸ボクシングではそろそろ下降線だったのかもしれません。
ブラッドレー選手は以前マヌエル・ガルニカ選手とやった時にダウンを奪ったパンチが素晴らしくていまだに強く印象に残っています。
(動画探してみたけどみつからず・・)
弱点が無いとおっしゃいますが、同様に強い決め手みたいなものがまだ無くて小粒な感も拭えない選手ですが、今後の成長にかなり期待しています。
ウィッター選手は雑な感じがどうも好きになれず、また昔ジュダー選手とやった時のふざけた中途半端な戦いがいまだに悪印象です(しつこいw)。
同じく高い身体能力を武器に戦うホアン・グスマン選手のような洗練されたものが感じられれば、もう少し応援できたのですけど・・
アルヌーティス選手がまだ28歳というのがちと意外でした。(もっと年食ってると勝手に思ってました)
チャンスに恵まれればいますぐに世界を獲ってもおかしくない力を持っていると思いますし、なかなか好きなスタイルの選手なのですが、リングサイドで応援していた奥さんがかなりセクシーなお方で、ちとアルヌーティス選手に対する好感度がダウンしてしまいましたww