BES大山(鳥取)

鳥取県大山周辺に関する日々の情報、お知らせなどを載せています

スキー場と大山1

2006-11-30 12:00:09 | スキー場
大山周辺にあるスキー場を総称して「大山スキー場」と呼ばれています。
しかし実際には大山と言う山にスキー場はありません。

大山は国立公園に指定されいるため、
木はもちろん、草を一本抜くのにも許可が必要です。
そのため、観光開発をする事は出来ません。

スキー場があるのは【宝珠山】と呼ばれる山です。
宝珠山の北側には、火砕流でできた大きな斜面があり、
現在、中の原、上の原、国際スキー場のゲレンデとなっています。
(上の原スキー場は豪円山スキー場と合併)
その他にも、名前の通り、豪円山に豪円山スキー場があります。

国際スキー場は12月の第1土曜日がオープン予定です。
このオープン日は日曜日に…と言う事は決まっているのですが、
人工雪と言えども日にちが固定されている訳ではなく、
気温・景観(?)などによってもオープン日が変わってくることがあるそうです。
(1995年には12月5日、2000年は12月3日、2005年は12月9日)

麓から大山を見た際に、国際スキー場だけ雪があると
周りの景観に合わないため、雪が降るまでオープンしなかったこともあるとか。
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8時現在の気温は6℃。12時現在も6℃。天気は晴→曇→雨→晴
すぐ止みましたが30分ほど前は雪が降っていました。

スキー場と雪

2006-11-29 08:36:33 | スキー場
大山国際スキー場では12月9日(土)がオープン日となっています。
それに合わせ、人工造雪機によるゲレンデ整備が本格的に始まっています。
高さ約5mの小山を造り、1日約200tのペースで製造しています。
オープンまでに7000tを製造し、長さ400m(幅約30m、厚さ約50cm)
のゲレンデに仕上げるようです。

ちなみに、大山国際スキー場に現在の人工造雪システムが導入されたのは
1997年11月17日(月)からです。このシステムは、機械室で氷の結晶を作り、
ゲレンデに搬送管を使って送り込み、ノズルから散布するシステムです。
(約5億5千万円を投じて設置)

人工降雪システムの投入自体は昭和58年当時にもありましたが、
氷点下2度以下でしかも湿度80%以下などの制約があったそうです。

現在の新システムは気温が高くても大丈夫で、
雪質も自然に近く、暖冬時にも威カを発揮出来ます。

▼国際スキー場の人工雪

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今日8時現在の気温は5度。天気は曇。

大山寺の豆腐屋

2006-11-26 08:34:52 | 歴史・文化
江戸時代まで大山は聖域であり信仰に関わる人しか住む事を許されませんでした。
しかし、一つだけ例外となっていたのが豆腐屋でした。

全盛期3000人もの宗徒を抱えていたという大山寺でしたが
その、すべてが修業の身であり、肉は食べることは出来ませんでした。

そういう中で豆腐は貴重なタンパク源として必要であったため、
大山で豆腐屋をする権利は大変貴重でした。
大山の豆腐屋は、歴史の舞台にもしばしば登場します。

江戸時代大山寺には3件の豆腐屋があったことが知られています。
一つは、道明院から横手道に降りた所にあった西明院豆腐屋、
現在のとやま旅館のところにあった上豆腐屋、下豆腐屋(場所は不明)

お寺の精進料理の発達は大豆に係り、
良質な名水と大豆は豆腐づくりには欠かせません。
綺麗な湧き水が出ていることも、大山寺と豆腐屋の発展に
関係があるのではないかと思います。

明治維新で混乱していた頃の大山寺では、
坊主は前科者がなるものだったと言ったこともあったようです。
そのため、元は僧侶になろうとして移ってきた人が、
豆腐屋になったと言う話もあるようです。
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今日8時現在の気温は12度。天気は曇。
建物内よりも、建物の外が暖かく感じます。

自然歴史館では…

2006-11-25 08:54:09 | その他
根来たか子先生作による「秋の実リース」が展示されています

▼秋の実リース
此処で出しているのは一例で、
他にもたくさんの、作品が展示してあります。

あと数週間もすれば、国際スキー場も始まりますし、もし、興味がある様なら大山寺に寄ったついでに歴史館に足を延ばしてみては如何でしょう?

ちなみに、休館日は、
平成18年 12/5、29、30、31
平成19年 1/1、2、3
平成19年1月~3月の毎週火曜日


まだ展示のレイアウトは構成中。
と言うことなので、今はまだ一箇所にまとめてあるだけですが、
クリスマスが近くなる頃には綺麗にレイアウトされている…はず。
大坂の方でリース教室もやっている…とか?

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今日8時現在の気温は5度。天気は晴。
昨日はゴロゴロと雷が鳴り響いており明日は雪かな…?
と思いつつ上がって来ましたが降っているのは頂上の方だけでした。
今現在、大山頂上は7合目付近まで雪が降りてきています。
木道付近には薄い圧雪があり、アイゼンが必要。

大山並木松3

2006-11-24 08:21:38 | 歴史・文化
一町地蔵は、昔、大山寺参詣の里程標として、
各街道の一町ごとに地蔵を安置したため、この名が付けられました。
博労座の鳥居の処を1とし、赤松の精進川橋南詰まで51体あったといわれ、
全て信者の寄進によるもので地蔵の右肩に
それぞれ番号が刻んであるのが特徴です。

これらの地蔵は1町(109m)ごとに安置してありますが、
大山で無くなった人が多いから地蔵が多い…という訳ではありません。

とは言っても、当時、人々の大山寺に対する信仰心は非常に強く、
また、医学が発達していなかったため、村で急病人がでると、
夏冬昼夜を問わず、大智明権現の救いを求めて大山寺にあがっていました。
そのため、参拝の途中で不慮の災難に遭うものが後を絶たなかったようです。

慶弔7年(1602年)、参拝者の苦難を見かねた豪円僧正は当時山奉行に命じて
坊領、赤松、溝口の参道に道標として大山参道並木の松を植栽させました。
現在、溝口道の松は、明治維新の際に民間に払い下げられて
殆どが伐採されています。

この木を切れば1本で数千万になるのに…と言うような話があったり、
ある所に食事へ入って「大山は(値段が)高いですね。」と言われて
「1700mですから」と答えた店員の人が居たり居なかったり。

観光地は物価が異常に高いことがあります。
歴史や文化を守って生活する事はお金が掛かる…?

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今日、8時現在の気温は4度。天気は曇時々雨。
雨は殆ど降っていませんが、時折霧雨の様になっています。
風が強く、外に出ると、実際の温度よりも随分低く感じます。

大山並木松2

2006-11-23 09:33:29 | 歴史・文化
大山観光道路、県道大山口停車場線沿いには、樹齢が約400年、
根回り3m~5m、樹高20m以上の黒松の並木があり、大山並木松と呼ばれています。
昭和52年には大山町の文化財に指定され、昭和62年には日本の松百選に、
平成4年には日本街路樹百選にも選ばれました。

ところが、昭和50年代から急激に樹勢が衰え、毎年数本づつ枯れ始めています。
これらの並木松は、自動車で根が圧迫されたり(道路整備のための舗装)、
松くい虫、酸性雨などが枯死の一因となっています。

また、大山は昨年12月~2月初旬に掛け、記録的な大雪に見舞われました。
並木松は老齢に加えて松くい虫などの被害に遭っていただけに、
雪の重みで枝が折れたり、捩れて樹皮が剥がれるなど無残な姿になっています。

こういった事も含め、大山並木松を守ろうと、行政機関、自然保護団体、
ボランティアなど多くの方々の協力によって保護活動が進められています。

平成14年には現存する並木松からクローンを採穂して
関西育種場で苗木に成長させ、約150本を大山観光道路沿いに植樹しました。
平成15年には、この植樹した2代目松の手入れが行われました。

しかし、植栽した場所が日陰になってしまった松の多くは、
枯死している状態で、今後も植栽の取組を検討していく必要があります。

▼現存する黒松とクローン黒松(二代目黒松)

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8時の気温は4度。9時現在は5度。天気は曇時々雨。
木枯らしが吹き荒れています。

大山並木松1

2006-11-22 08:18:42 | 歴史・文化
大山並木松は、江戸時代に大山寺中興の祖である豪円僧正の発意により
慶長年間(1596-1614年)に植栽されたのが始まりといわれています。
大山寺に向かう参拝者の道標としたもので、大山町の文化財に指定されています。
_蒼とした木々に覆われる大山ですが、以前は木は殆ど無く草原であった(?)とか。

一方尾高道は、JR伯誉大山駅辺から米子市尾高を経て大山に向かいます。
尾高の大神山神社は、平安時代の延喜式にも載っている古い神社で、
伯誉二宮として厚い信仰を集めています。

尾高を経て赤松を過ぎると、江戸時代の初め、大山寺の僧が雪で道に迷わぬよう
豪円僧正が植えたと伝えられる大山並木松を道の両脇に見ることができます。

並木松をたよりに道をたどると、やがて坊領道と合流し、
かつては牛馬市で賑わった博労座に至ります。
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今日8時現在の気温は8度。天気は曇。
京都ではちょうど今、紅葉をむかえていますが、
こちらではもう、葉も何も無い木が目立ちます。
槙原の少し下辺りの一部ではまだ少し残っていますが…。

鍵掛峠トイレ冬季閉鎖

2006-11-21 08:26:01 | その他
鍵掛峠トイレ冬季閉鎖
主要地方道倉吉江府溝口線エバーランド奥大山から桝水高原スキー場の
道路冬季閉鎖に先立ち鍵掛峠トイレは凍結防止のため11月20日から
来春4月上旬までの間、機器の運転を停止し封鎖します。
なお、道路の閉鎖は積雪があった日から3月までの予定です
 >>問合せ先 県民局県民課 電話0859-72-2085(担当 土井)

大山自然歴史館臨時休館
常設展示物の整備点検及び展示物の整理のため、12月5日は臨時休館となっています。

大山自然歴史館イベント
大山自然歴史館では、来春に展示するちぎり絵を募集しています。
大山に関するものならテーマは自由。

申込み期間:平成18年11月27日(月)~平成19年1月26日(金)
      ハガキにて受付。
テーマ:大山に関するもの(サイズは自由)
展示期間:平成19年3月20日(火)~4月22日(日)
場所:大山自然歴史館2F 企画展示室

申込み方法:官製ハガキに住所・氏名・連絡先・作品の簡単な説明を記入し、
        大山自然歴史館に申込み。出展される方には別途詳細を連絡。

申込み先:〒689-3318 鳥取県西伯郡大山町大山43 県立大山自然歴史館
       ちぎり絵担当 行

その他:グループでも個人でも出展はできますが、原則としておひとり様
     一点の出展とします。応募者多数の場合は出展期間を調整します。
     作品は展示期間終了時に返却します。
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今日、8時現在の気温は8度。天気は雨。

11/18 紅葉状況

2006-11-18 11:35:32 | 自然情報
桝水原 ×
鍵掛峠 ×
桝水~鍵掛峠 間 △
博労座~香取 間 △

11/18博労座
11/18桝水原
11/18鍵掛峠 伯耆町側
11/18鍵掛峠 江府町側
11/17博労座~香取 間
11/18桝水原~鍵掛峠 間

博労座周辺は一部に紅葉が残っていますが、
枯れ枝が目立ちます。

桝水原、放牧場周辺は紅葉は殆ど残っていません。
鍵掛峠は伯耆町側を見ると少し残っていますが、
全体的には枯れ枝の方が多くなっています。

桝水~鍵掛峠間は途中、紅葉が残っている場所(桝水寄り)はありますが、
山道のため、途中停車する場所はありません。

博労座から香取へと向う道(スキー場)は、
一部残っている部分もありますが、全体的には枯れ枝が目立ちます。
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今日8時の気温は6度。11時現在では8度。天気は曇。
雪が大山北壁に綺麗に掛かっています。

大山街道2

2006-11-17 08:10:57 | 歴史・文化
大山へ通じる道は、大山へ向かう方向により
「坊領道(ぼうりょうみち)」「尾高道(おだかみち)」「溝口道(みぞぐちみち)」
「横手道(よこてみち)」「川床道(かわとこみち)」があり、
これらの道を総称して「大山道(だいせんみち)」と呼んでいます。

坊領は大山の北東部にあり、西部の海岸部から大山に向う入り口に位置しています。
この坊領を経て大山寺に向う道の総称が「坊領道」です。
坊領道への進路は三種類あり、
阿弥陀川東岸の御来屋から進んで上高田で阿弥陀川を渡る道
阿弥陀川西岸の所子から平を経て坊領へ上がる道
淀江から長田を通じて平~坊領(長田~佐摩)から大山寺へ向う道で、
大山寺と鳥取を結ぶ重要な道でした。

尾高は近世以前は伯耆国西部の交通の要所で、
出雲や米子方面からの大山への入り口でした。
尾高から一の谷を経て、途中で赤松からの道と、
丸山(伯耆町)から上がってくる道とも合流しています。
この道は明治以来道路改修が行われ、大山への主要道路でした。

溝口道は、日野川東岸の溝口を起点として、大山寺へ向う道です。
出雲街道の主要な宿場であった溝口からは、
大山寺領の金屋谷を経て大山に向い、横手道と合流して、
大山寺境内へと続いています。

横手道は山陽、美作地方からの主要な道でした。
延助(岡山県)から国境を超えて大山領へ入り、下蚊屋~御机を経て文殊堂へ至り、
標高800メートルの山腹をほぼ水平に北へ進んで大山寺境内へ通じる道です。
この道は備前・備中方面から出雲街道や日野往来を経て根雨~江府と続き、
小柳分れで合流する山陽方面からの大山道の主流でした。
(近世の大山寺と京都や比叡山を結んだ公用の道)

川床道は阿弥陀川の岸にある川床を経由して東の番所へ向う道です。
川床までは二本の主たる大山道があります。
関金温泉方面から地蔵峠~一向平~大山滝~大休峠~川床へ至る道と、
赤碕から羽田井(中山)を経て川床へ向う道です。
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今日8時現在の気温は2度。天気は曇?
右を見れば明るく、左を見れば暗く。

麓に雪が降るのは、大山に雪が降ってから1ヶ月後。
もしくは、3度雪が降ると、雪が降りてくる。
と言われていますが、1ヶ月後はまだ20日近く余裕がありますが、
3度目に雪が降る…となると、下まで降りてくるのは近そうです。

大山街道

2006-11-16 08:39:10 | 歴史・文化
大山街道と言っても、東海道などのように大きな道ではありませんでした。
大山街道はと言うと、脇道(脇街道)という部類に入る道でした。

偉い人(大名)が通るか、それとも一般の庶民が通るか
そう言った違いもあります。

そこでは、生活雑貨を運んだり
伯耆国の由来について以前書きましたが、
伯耆地方の産物には砂鉄、綿、木綿があり、そういったものを
大山街道を使い、江戸へ運んでいたと思われます。

大山参りは本来は東海道を中心に幾通りもの道があったそうです。
しかし、東海道沿いは、賑やかなところが数多くあり、
人々は路銀をそこで使い果たしてしまうことも多々あったとか。

それに比べ、大山街道は店も遊ぶところも無く、
途中で路銀を使い果たして後戻りすることなく、
目的地(大山参り)へ行く事が出来たそうです。

寂れているのにも意味がある…?
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今日8時現在の気温は5度。天気は曇。
大山へ来られる方は一枚余分に上着を。

僧と僧兵3

2006-11-15 08:18:30 | 歴史・文化
自衛力の蓄えは、治安の維持に繋がります。

僧と一言でいっても、「学生」「学僧」「僧兵」と分かれています。
この中でも、最も多いのが、仏教を勉強するもの(学生、学僧)でした。
寺子屋など、当時の寺院は現在の大学などと同意義に属するものでした。
(大山僧兵は、後醍醐天皇を助けるために船上山へ赴いた話などが有名)

豪円僧正は寺領安堵のため、朱印安堵状を取り付けました。
江戸時代には朱印は将軍に限られ、諸大名は黒印を用いていました。

朱印安堵状とは、朱印を押した書状です。
特に、戦国時代以後、将軍や武将が所領安堵や、
海外渡航許可などの際に発行した公文書で、
花押(かおう)の代わりに朱印を押したものです。

朱印状の効力は発出した将軍の在位中+更新期間であり、
代替わりするたびに更新の朱印状が出ます。
基本的に前の将軍の発出した朱印状を取り消すことはあまりなかったようです。
なお、朱印状において幕府直轄地または寺社領になった場所は
「御朱印地」と呼ばれ、幕府、寺社の行政権以外は及びません。
また免税特権も自動的に付与されました。(治外法権)

ちなみに、黒印状とは、黒印を押してある文書で、朱印より略式とされました。

黒印、朱印ともに経済的に寺社を保証することで、
その幕藩体制への従属を強いたものでもありました。
また、朱印地または黒印地を寄進されることは名誉なことであり、
寺社の格を高めるという意味合いもありました。
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今日8時現在の気温は4度。天気は曇。
ちなみに、室内の気温は14度。

鍵掛峠の由来

2006-11-12 08:32:46 | 歴史・文化
大山は、見る方向によって大きく姿を変えているのが特徴です。
大山西側の山容はなだらかな美しい裾野が広がっています。
これに対して大山北側は荒々しく勇壮な大岩壁となっており
「北壁」と呼ばれています。

大山北側は地理的な条件から日照時間が短く雪解けが遅いため、
多くのスキー場があります。
また、南側も大岩壁となっているものの中腹まで広葉樹林が伸びているために、
北壁と比べると、やや穏やかになっており「南壁」と呼ばれています。

とりわけ鍵掛峠から見上げる南壁の紅葉は素晴らしく、
紅葉シーズン中は大山を代表する展望スポットとなっています。

この鍵掛峠と呼ばれる由来は、
大山の牛馬町へ出掛ける農民たちが、どうか高い値がつきますように。と
鍵の形をした小枝を折って、木に掛けたことから名づけられたと伝わっています。
他には、刈掛峠だったという説、狭崖(かいがけ)峠からきたという説もあります。

古来より大山は山岳信仰の聖地として、崇められてきました。
山陽地方では農業神としての大山信仰も深く、本参りといわれる
伊勢参り(三重県の伊勢神宮)の前に奥参りといって、
出雲大社、美保神社そして大山への参拝が念願とされていました。
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8時の気温は2度。(8:30は5度)天気は雪→雨→曇。
今日の朝は雪が少しちらついていました。現在は止んでいますが、
大山へ来られる方はスノータイヤ・チェーンの持参をしておいた方が安全です。

県道倉吉江府溝口線(大山環状道路)の
閉鎖時期は降雪・積雪状況によって決まります。
去年の場合は12/4に閉鎖、一昨年は12/12でした。

紅葉の状況

2006-11-11 08:35:29 | 自然情報
昨日の朝は20度近くあり、暖かかったですが、
昼過ぎになると次第に冷え込み、周辺も深い霧が掛かっていました。

博労座・桝水は木の葉が舞い散る姿が見えますが、
鍵掛峠の方はまだまだ大丈夫でした。

むしろ、これから紅葉が進むのでは…?と言った様子です。

とは言っても今年の場合、
例年より早いかな…と思えば急に紅葉が止まり、
もうそろそろ終りかな…と思えば再び色づき始めたり、
自然のすることとは言え、予測がとても難しくなっています。

▼11月10日15時 鍵掛展望台
11/10鍵掛
鍵掛峠周辺
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今日8時現在の気温は8度。天気は雨。
雲のためか、周辺が暗く感じます。

僧と僧兵2

2006-11-10 08:17:21 | 歴史・文化
僧兵とは、古代~中世の武装した僧侶集団の称です。
下級の僧侶もしくは下級の神職=神人
(いずれにしても寺院・神社に所属して雑役に従事した人々)
が武装し、寺社の武力を構成していた者たちのことを指します。

仏教保護の名目で集まり、戦闘に従事した寺院の私兵であり、
在地地主や武士に抗して寺院や寺領を支配するために集められました。
特に平安末期には強大な勢力となり、
しばしば強_訴や闘争を繰り返したとされます。

_訴とは、朝廷・幕府に対し、仏力・神威をかざして
その訴えを主張した集団行動のことを言います。
(百姓一揆などもその一種)

時代背景的には、平安後期がその活動の最盛期で、
最盛期においては、それぞれに末寺や末社をあわせた
僧兵集団は何千、何百にも達し、
国司でさえもうかつに手を出せないような一大勢力でした。

ちなみに、武蔵坊弁慶なども僧兵の一人です。
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今日8時現在の気温は13度。天気は曇。
寒くはありませんが、人の気配が…。