でこぼこ道を歩いて  (クッキーの日記 )

中1に五月雨登校から不登校へ
中2の2学期に復学、でこぼこ道を歩きながら大学生になりました

中1 6月 五月雨登校の始まり

2011-11-17 10:47:42 | 中1 五月雨登校

5月末から4日間続けて、腹痛と下痢で欠席しました。かかりつけの病院へ行くと「今、流行の胃腸炎やね。」と言われ治ったら大丈夫と思っていました。

次の週は、1日欠席。その次は、2時間の遅刻と1日欠席。4週目は、4日欠席と休みが増えていきました。

毎朝、時間には起きますが朝食後お腹が痛くなり、おトイレに篭もるようになります。出てきたら部屋に入って横になってしまう。

 

毎朝「6時45分、はよ起きよ。ご飯できたよ、まだ起きてないの、はよ起きな遅刻するよ。」おトイレに入ると「今○○分、早く出ておいで。まだ?学校に連絡する時間やけど、どうするの?」

こんな風に毎朝、母はイライラしながら息子に同じことを言っていました。パートに出ていた私は勤め先から休憩時間に必ず息子に電話やメールをしました。気になって仕事に集中できません。

 

休んだ日、息子は勉強が遅れることを気にして勉強していました。この頃は、学校を休んだ罪悪感が息子の中にあり、ゲームはしていませんでした。朝もきちんと起きますが行けません。

 

親も何度もしつこく休む理由を問いただしますが、

父「あれだけ勉強して入ったのに全部パーにするんか、何が嫌やねん。虐められてるんか?」どの親も何かあったのでは?と心配しますよね。

息子の答えはいつも「何にもない、お腹が痛くなるだけや。学校でトイレばっかり入ってられへんから。」

母「こんなに休むとついていかれへんよ。公立には、変わられへんよ。ちゃんと行かな。」 なんで「公立には、変わられへんよ。」と言ったのか親のプライド?

息子「わかってる、明日はもっと早く起きてトイレに入っても間に合うようにする。」 いつもこんなやり取りです。

 

精神的ストレスからくるものなのか?ネットで調べました。過敏性大腸炎、男の子に多い下痢型まさにこれだ

でも息子は病院に行ってくれません。昼過ぎには治るので「薬は、いらん。病気と違う。」 

 主人も心配して休みを取り、心療内科に連れて行こうとしましたが梃子でも動きません。

息子は、頑固です。何度説得しても駄目なので、うそを付いてでも連れて行こうとしましたが車に乗せようとすると何かを察し部屋に逃げられてしまいました。

 

 

母は、学校との連絡は怠りませんでした。何も手を尽くしてないと思われるのが嫌で、学校と何処かで繋がっていないと不安で

何しろ、こちらから連絡しないと学校からは時間割の変更等が無い限り連絡は有りません。公立ですと毎日のように担任から連絡があったり家庭訪問に来られたりと聞いています。

連絡が有りすぎてもても辛いですが、、、、

 

期末テスト1週間前になり学校にプリントやらロッカーに置いているサブ教材など取りに行きました。

担任は若いと~てもやさしい先生です。不登校の生徒さんを一度受け持ったことがあり、母を励まして下さいました。

担任「高校に上がる頃には目標もでき、きっと治りますよ。○○君にも言いましたが、中2まで来れない子がいて中3から頑張ってきちんと高校も卒業していったから大丈夫だよ。」と

「私も離れて様子を見ていますので、何時間目でもいいですから来てください。」 とっても嬉しくて涙が溢れました。

 

テストに行けるかわからない息子の為に授業のプリントもまとめてくれていました。頭が下がります。母は「ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。」と深深と頭を下げるのみでした。

帰り、通学路を歩く生徒を見て涙が止まりませんでした。  「なんでうちの息子だけ行けないんだろう」と

 

 


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