鶴岡市民市民写真展 準受賞

　今年の鶴岡市民写真展に準受賞のお知らせが届きました。『準受賞ってなんだろう？』ホームページを見ると、鶴岡市長賞や教育委員会賞等、冠の付いた賞が２７作品。それには外れたけれども、賞状をいただける４０作品が準受賞という事のようです。アートフォーラムで授賞式に参加できると言うことで、招待状のような物も同封されていました。もちろん賞を狙ってもいませんでしたし、いただけるとも思っていなかったので、本当にビックリしました。昨年の第１回鶴岡市民写真展を拝見して、少しでも多くの作品が出展されれば盛り上がるのかな？という程度の気持ちでした。

　２作品出させていただき、１つは冬の夜の鶴岡公園（むしろ苦労したのはこちらでした）。受賞させていただいたのが、大山小学校の西校舎です。通称オマル校舎と言われたレトロな校舎です。取り壊されるという話を聞いていましたので、小学校２年まで大山小に通っていた事もあり、単純に撮っておきたいという気持ちがありました。

　あのレトロな雰囲気を出すには、空の色は春でもなく、夏でもなく、少々深い青を出せる晩秋の晴れた日と決めていました。露出も何パターンも変えて撮ったのですが、やはりアンダーで撮ったのが良かったと思います。

　タイトルにはこだわりも無く、ずばりオマルにしようかと思ったのですが、校舎がツェッペリン型の飛行船に見えたのでＺｅｐｐｅｌｉｎ、、、、イヤちょっとひねってＬｅｄＺｅｐｐｅｌｉｎの曲名ＭｏｂｙＤｉｃｋにしました。

　４月１０日（金）～１９日（日）まで鶴岡アートフォーラムで開催しております。ちょうどお花見の時期にもなりますので、ご覧頂ければ幸いです。

　鶴岡市長賞の作品などを拝見させていただくと、あまりにも素晴らしく『来年は準ではなく、、』という気持ちには全くなれません。来年も『賞はいただけなくとも』という気持ちで出展しようと思っております。