押しても駄目なら

風が吹けば、と共に非線型現象の第二例でしょう。

衆議院解散2005/8/8閣議決定ーその後の状況01

2005-08-11 11:48:16 | きのうきょうの話題
参議院で郵政法案が否決されたことを受けて、8月8日午後衆議院の解散が閣議決定された。総選挙は9月11日である。

解散決定から三日ほど経ち、あれこれの意見があちらこちらから出て来た。
・朝日新聞の世論調査によると48%が首相の解散を肯定している。これは極めて健全な理解。参議院で否決されたのに、衆議院を解散するのはおかしい、と言う政治プロのご意見があったが、庶民の方が正しい判断をしている。
・反対派の選挙区に賛成の対抗馬を立てることについて「刺客を放った」との意見を亀井静香氏などが述べている。これも健全な庶民には理解されないだろう。反対派は党内の争い、権力闘争としたかったのだろうか?そうとしか考える事が出来なかったのだろうか?だとしたら、「古い自民党はぶっ潰す」と言われても仕方ない。
・この選挙の意義については泥酔論説委員のさるさる日記8月10日号に適切な解説がある。私はこの意見に基本的に賛成。プロより庶民とか酔っ払いの方が正しい判断をしているのが面白い。
民主党は全逓を支持母体としているそうだが、郵政法案否決派でじゃあどうすれば良かったか、を選挙マニフェストで明解にしないととても票を集められない。共産党、社民党は「古い自民党」より古い亡霊にとりつかれている。社民党は村山富市内閣で潰れたんですね。この内閣の適切な評価はまだされていないと思いますが、あったら教えて下さい。この統一原理がないことに関しては別項を見られたし。
・政府・日銀は景気は踊場を脱出した、との報告をした。これを受けて、日経平均株価は四年ぶりに12,200円を越えた。円も買い進まれた。日銀の発表をご祝儀説と見る向きもあったが、そうなら、株価は上がらないと思うが・・・。

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