押しても駄目なら

風が吹けば、と共に非線型現象の第二例でしょう。

阪神淡路大震災ー11年

2006-01-17 23:54:06 | きのうきょうの話題
1月17日で11年目だと言う。6千4百人余の犠牲者の内四分の三は建物の倒壊による圧死だと言う。多分その殆んどは木造家屋だろう。古い建築基準法に基づいた家のれフォームによる耐震性の強化について半年ほど前テレビで放映されているのを見た。記憶が正しければ、壁を張り替えることを出来るだけ広い面で行う。新しい壁面には10 mm厚のベニヤ板を張ると強度が増し、震度7でも緩やかな倒壊になるまで持ちこたえられるそうな。これなら倒壊家屋の隙間から脱出する事が可能になり、犠牲者の数を減らす事が出来るとか。費用は100万円という桁だった。あとは土台との接合、結合を再検討する、というのがあった。
最初の一撃で瞬時の倒壊することを避けることが出来れば良いらしい。

宮崎勤被告上告棄却・結審

2006-01-17 21:41:26 | きのうきょうの話題
宮崎勤被告の犯罪は17年前だったそうな。近頃はこの種の幼児に対する性犯罪が多いが、その嚆矢であったらしい。最近の犯罪者、名を忘れた、は第二の宮崎になりたい、と言ったとか。
こうした性癖を持った人間がある確率でいるらしい。それが村にいた時は周囲の人達に判っていて、警戒する事が出来たが、都市化が進むと共に、匿名性が蔓延し、警戒できなくなったのだろうか。だからICタグをつけ、受信装置を張り巡らして、誰でもが警戒出来るようにしよう、と言う考え方が欧米諸国ではあるらしい。
これもまたある種の性悪説に基づくルール作りの一つなのだろうか。動物社会ではどうなっているのだろうか?人間社会で、こうした反社会的な存在が淘汰されないで、再生産され、持続的に存在するならば、動物社会でもそうした存在はあり得るように思うのだが、はて。
いずれにしても宮崎勤被告に死刑を執行しても問題は片付かない。我々が第二第三の宮崎の出現をどのように防ぐか、を考えなければならない。