Oリングについてキムラ製作所にメールで問い合わせてみました。
すぐの返信、しかもとても丁寧な対応をしていただきました。
あぁ買ってよかったと思うのは、もちろん商品そのものが良い時でありますが、
サポートがすばらしい時にも、そう思うものであります。
LH05で使われているOリングは、規格品で「S-20」。
オリジナルの素材は、固定力を重視した柔らかめのものなので、
潤滑不足だとOリングが溝から持ち上げられやすくなり、キャップで切る事もあるとのことです。
私の週2回の開け閉めは、想定頻度より高めなので、少し固めのOリングを薦められました。
■ついでに最新版の取説も送って頂きました。
私のは2008/03/28印刷版、届いたのは2010/03/31印刷版。ホヤホヤです。
電池、特に2次電池の注意点と、接触不良による不点灯を防ぐための接点クリーニングが、
主な改訂のポイントでありましたが、個人的に一番注目したのは、
ネジ部とOリングのメンテナンス部分でありました。
潤滑と保護に、旧取説ではワセリン、新取説では良質のグリスという違いが。
うーみゅ。デュラグリスは良質だと思うのだがどうじゃろ?これが良質じゃないと、
私の自転車メンテは今まで何をしていたんじゃろ?ってことになってしまうじゃろ。
■切れたのはテール側で、ヘッド側は開け閉め頻度が少ないので、そのままワセリン。
テールは新しい黒ゴムを使ってデュラグリスで潤滑。
接点をきれいに拭き取って、再組み立て。 これで、万事OKなり。
■違う系列のホームセンターをいくつか回ってみましたが、
S-20はなくて、あるのはP-20という少し太めのものであります。
試しに買ってきてみましたが、溝にはまらず使い物になりませんでした。うーみゅ。
S-20は、1個(単価40円程度)から買えるサイトもありますが、
通販サイトでは、送料のほうが高くついてしまうのであります。うーみゅ。
化学成分的は難しい話ですが、ゴムにも優しいグリスなりオイルなりありますものね。
しかし、ここは一発、デュラグリス使ってみました。
きっと大量生産が本意の某国品では、こんなことしないですもんね。
デュラグリス、あの粘度の高さ以外にも、この用途に適することが難しいと判断され得る化学成分的根拠があるのじゃなかろか、と思います。