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仮宿 451のミニベロ

OCNブログ人の終了に伴い、一旦こちらに退避しました。

ハブのメンテ(3)

2009年12月06日 | 09: メンテ

メンテしてから2000kmのハブの玉がカランコロンしてきたので、メンテであります。

前回のメンテ

ホイールの仕様(後半部分)

今回は、FINISH LINEのセラミック・グリスではなくて、普通にデュラグリスを使いました。

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■前輪、開ける前。グリスはほとんど流れてしまったようで、とても軽く回ります。

 

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■ハブの胴にたまっていたグリスが、すこしづつ玉に供給されていた様子が見えます。

 サラサラです。こういう粘性の低いグリスは、ハブを分解せずに、胴の外側から補充できる

 タイプのハブにはいいのかもしれません。

  

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■きれいにクリーニング。

 

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■パーツもクリーニング。あとは組み立て、調整。

 汚れていたパーツがきれいになるのは気持ちがいいです。

   

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■ワンの奥までグリスを充填してから、玉を並べます。

 粘性があるので玉が落ちないです。

 

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■更に、グリスをサンドイッチ。

 そういえば、ヘッドの交換用ボールベアリング・パーツはこんな状態で売られていました。 

 

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■後輪を開けた状態。前輪よりはグリスが残っていました。

 写真ははしょりましたが、これもクリーニングして、組み立て。

 玉押しを閉めた時に、はみ出すほどたっぷりグリスアップしました。

 玉押し調整して終了。

 あとは、フレ取りして保管。次の交換まで待機でありますが、

 今、乗っているのは同じ FINISH LINEのセラミック・グリスを使ったものなので、

 早速交換したくなってきました。むー。


異音対策

2009年11月29日 | 09: メンテ

今日は午後から思いっきり雨の予報でしたが、降りませんでした。

車で日用品の買い物した後、午後から自転車のメンテしていました。

8700km使ったプーリーとチェーン、メンテしてから2000kmのハブの玉から、

異音が出始めたので、交換作業とメンテであります。

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メンテしておいたホイールに交換。BB、プーリー、チェーン、ワイヤーは新品交換したので、

後ろ半分のオーバーホールでありますね。

 

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■BB。8700kmぶりに開けてみましたが、見た目は問題ありませんでした。

 赤く見えるのは錆止め塗料であります。

  

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■直付けのワイヤーリードは好きなところです。

 BBとのあたり面の塗料、きれいに落としてないですね。ここはきれいにしました。

 

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■刻印は「TOEI 26613」。連番なのでしょうか? 今度聞いてみよう。

   

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■BBはオクタリンク。交換したのは一番下の新品のBB-6500。

 BB-7700に比べれば重いですが、玉あたり調整の必要のないカートリッジ式であります。

 BB-7700は、時間のあるときにきれいにクリーニングしておいて、次の交換まで待機です。

 

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■プーリーも新品交換。汚れて動きの悪くなったものは、クリーニングして様子見であります。

 

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■ペダルも、バネ力調整ボルトの不調部分を分解再組立してOKになりました。

 もう少し使ってみます。シャフトが簡単に緩むようだったら、

 今度はロックタイトでも使ってみましょう。

 ケーブル張りなおして、シフト調整して終了。明日の通勤は楽しみであります。

 

■覚書

メーター距離8695kmでの交換作業。

・BB BB7700 -> BB6500

・チェーン CN-HG93 新品交換

・プーリー 新品交換

・ホイール 前後輪とも交換

       リム「DA22」、ハブ「5500-32H」のセットから、

       リム「ARAYA 20A-R」、ハブ「6600-36H」のセットへ

・タイヤ メーター距離6270kmで新品交換したプリモ・コメット(BKサイド・26-451)を継続

     ※7400kmで前後ローテーション済


ハブのメンテ(2)

2009年08月02日 | 09: メンテ

雨が降ったりやんだりの日曜日でした。

車で買い物に行った後は、午後、自分のTOEIのホイールをメンテしました。

451(20×1 1/8)として6400km走っています。

ほんの少しゴリゴリする感じになっています。

 

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■ハブ

 フロント : HB-6600(シマノ)・36H

 リア   : FH-6600(シマノ)・36H

 

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■リアの反フリー側 グリスの量も粘性も少ないです。

 

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■リアのフリーホイルを外したところ。中心部に汚れが付いていなければ、

 動作に問題はないですが 、やっぱりきれいが気持ちがいいので、掃除します。

 

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■前後ハブのパーツ。クリーニングしながらキズのチェック。

 前回メンテしたハブ(HB5500:旧9段の105)とほぼ同じですが、

 違うのは前ハブの玉:ベアリングがこれは片側11個で1個多い事と、

 前ハブのハブシャフトにゴムの輪シールドが片側2本、左右で4本付いている点です。

 

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■きれいになった状態。やっぱり気持ちがいいです。

 あとは玉押し調整を何度か繰り返して終了。

 スルスル回るようになりました。

 

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■工具

 今まで使っていたのは、下のスギノの両口レンチ。

 フロントはサイズが違うのをだましだまし使っていましたし、

 力を入れて握りたいところが、膨らんでいて握りにくいし、痛いです。

 グローブなしには作業できません。

 上のシマノですが、グリップがしっかりあるので、締めたり緩めたりが楽です。

 差込部分もハの字のカットしてあるので、作業性も良いです。

 

 


ハブのメンテ

2009年07月30日 | 09: メンテ

カミさんのポケロケから外したDA22リムのホイールのハブのメンテです。

ハブは700cで使っていたものをばらして451に組みなおしたもので、

合計で6000km程度使っています。

これをメンテしておいて、自分のTOEIのホイールをメンテする間、貸してもらうのであります。

  

H1

■新しいハブスパナ買ってしまいました。いままではSuginoの両口のハブスパナで、

 幅が1mm違っても、だましだまし使っていました。でも薄いし手が痛いし。

 これはいいですね。厚みもきっちりしていますし、片口でグリップも付いているので、

 締めたり緩めたりが気持ちいいです。

 

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■ハブシャフトを抜いた状態。

 思っていたよりきれいでした。フロントの玉は片側10個。

  

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■古いグリスをきっちりふき取ってカップのキズチェック。問題ないです。

 

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■パーツはきれいにしながらキズもチェック。玉押しもきれいでした。

 

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■カップにグリスをたっぷり詰めたら、ピンセットで1個1個セットして、

 最後にまたグリスをサンドイッチ。

 今回はフィニッシュラインのちょっと高いセラミック入りを初めて使ってみました。

 でも、普通の テフロンもそうですが、これは更にさらっとしていて少し物足りないですね。

 やっぱりデュラグリスのように透明で粘性が高いものがグリスってイメージです。

 性能は申し分ないと思っていますが。

 この後は、組み立てて、玉押し調整です。

 クセをつかみながら、何度も何度も締めたり緩めたりしながら調整します。

 自分なりにきちんと調整したつもりでも、やっぱり不安ですね。

 

H6

■リアホイールも同様ですが、今回はフリー本体も外しました。

 固くしまっているので、短い10mmのアーレンキーでは歯がたちません。

 木槌でコチコチたたいて外します。

 反対に締めるときも、最後は木槌でコチコチたたきます。

 

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■フリーホイールを外した状態。細かい砂が入いって汚れています。

 仕方がないところですけれども。

 

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■クリーニングとチェックです。リアの玉はちょい大きめが片側9個。

 

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■古いグリスをきっちりふき取ってきれいになった状態。気持ちいいです。

 メンテで楽しいのは、こういう気持ちいいところですね。

 

Ha

■フリー部は、ノウハウが無いので、分解できません。

 シールをはずしてグリスを注入するだけです。

 少しがたがあり、調整したいところですが残念です。

 交換部品があれば買うでもいいですね。次回探してみよう。

 

Hb_2

■TOEIのホイールから外したスプロケットを、きれいにしてから組み込んで終了。

 9段の11-23Tです。

  

以下はTOEIで使っているホイールの覚書。

久喜のお店で組んでいただいたものです。

できれば28Hか32Hが良かったんですが、当時、リムがそれしか手にはいらなかったんです。

リムも、シルバーで薄いシンプルな物って条件で探していただきました。

でも、がっちりしていて1本や2本折れてもびくともしなさそうなところが気に入っています。

少し重いのが欠点であります。

 ●フロント

  リム : ARAYA 20A-R 20X1-1/8 36H

  ハブ : HB-6600(シマノ)・36H

  実測重量 : 735g

 ●リア

  リム : ARAYA 20A-R 20X1-1/8 36H

  ハブ : FH-6600(シマノ)・36H

  実測重量 : 950g

  ※ハブシャフト含めず。リムテープ含む。

  ※スポークは星の2mm。

Hc

■8本組み

Hd

■このホイールは6400kmほど走っています。

 次はこれのメンテナンスです。なんかすこしゴリゴリ感があります。

 

 

 


ペダルのグリスアップ

2009年06月02日 | 09: メンテ

TOEIのミニベロも積算走行距離が5000kmを超えたので、

ぼちぼち、梅雨の時期を越えたくらいに、オーバーホールだなぁなんて考えております。

ところで、このところ愛用していたペダルの回転が、片側だけ無抵抗にヒュンヒュン回る

ようになったので、グリスアップして調整です。

 

M1

■Wellgo MG-10

   チタンスピンドルで片側140gの軽量ペダルの部類です。シマノコンパチなところもいい。

 15mmのペダルレンチと、裏からの6mmのアーレンキーの両方使えるところもいい。

 ウェルゴは台湾のブランドだと思いますが、吉幾三みたいな名前で憎めない。

   

M2

■シマノの専用工具「TL-PD40」を使って、ロックブッシュをはずします。

 ロックブッシュが樹脂製だからしょうがないにしても、このためだけの樹脂製工具って、

 微妙に納得が行かないところです。

 

M3

■軸ユニットを取り出したところ

 頭の9mmボルトを外して、全てバラバラにします。

  

M4

■グリスと埃と金属粉が混ざった汚れがスピンドルにベトッとしてます。

 左右のペダルを分解しましたが、無抵抗にヒュンヒュン回るほうのグリスは、

 粘性がなくなっていました。

 

M5

■汚れを取った状態

 シールドベアリングなので、パーツが少なくメンテも楽です。

 後は各部グリスアップしてシッカリと元に戻すだけ。

 メンテ後は、両ペダルともヌルヌル回るようになりました。

 

M6

■このペダルの肝、チタンスピンドル。