松戸中華そば 富田食堂（千葉県松戸市松戸）

今日は鳥見で予定通りではなかったものの最終的には十分な成果が上がり、
気分良くラーメンを食べられるなぁ・・・ということで向かったのは
かねてより気になっていた「松戸中華そば　富田食堂」。

店の前には１０人ほど並んでましたが、並んでしばらくしたら店員さんが
食券を買うように案内してくれたので、店内の券売機で特製中華そば（中）（９５０円）の
食券を購入し、店員さんに渡して再度、店の前の列に並んで待ちました。
待ち時間は大体２０分ほどでしょうか。カウンター席に案内され、出て来たのは
動物系に煮干を合わせたスープに中太ストレート麺が入り、
チャーシュー、海苔、ネギ、メンマ、ワカメ、味玉が乗った一杯でした。

スープは見た目よりはライトだけどいわゆる中華そばとしては濃い目なのが独特で、
コシが強くしっかりした麺とのマッチングについても卒なくまとまっていてさすがといったところです。

チャーシューは焼き目が入っていて香ばしく、パリッとしていて香りも十分な海苔、
適度に歯応えのあるメンマ、地味～にクオリティの高いワカメ、ほど良く味が染み、
なおかつ黄味がしっかり半熟になっている味玉・・・と、抜かりはありません。

全体的にはおとなしめながらもオリジナリティを感じ、なおかつ隙のない一杯で、
幅広く受け入れられそうな雰囲気ですが、アプローチと言うか切り口が
マニアックかなぁという気がしました。この辺を考慮すると、
ルリがまた食べることはあっても、他人に勧める際には相手の好み・・・というか、
ラーメンというものに対するスタンスを分かった上でないと期待外れと言われそうです。