ルリの鳥見日記

万年初心者バードウォッチャー、ルリの怪しさ大爆発の鳥見とラーメン食べ歩きの記録です。

ルリの怪しいDigiscoping ~液晶フードと照準器~

2008年09月02日 14時34分49秒 | 機材ネタ
デジスコに使えるコンパクトデジカメの液晶画面なんて
元々は撮った写真を大雑把に確認する程度のものであり、
それを見ながら精密にピントを合わせるなんて使い方は想定していません。
しかも晴天条件下だと液晶画面にナニが写っているのかさえ確認しにくくなります。
が、デジスコをやるならその困難を乗り越えなくてはなりません。

とは言っても今ではノウハウが広く共有され、
必要なパーツが市販されている昨今では
それも大して難しいことではありません。

液晶画面の周りに日差しを遮り、更に画面そのものを拡大して見るために
ルーペ付の液晶フードを使うのが一般的ですが、ルリの場合はフードのみです。
ルリの愛機、ソニーW5は2.5インチ液晶で画素数は11.5万です。
この前身のW1が発売された当時はまだ小型液晶が幅を利かせていて、
2.5インチというサイズは非常に見易いということで評判になりました。
が、このサイズで11.5万という画素数は精密にピント合わせをするには
物足りず、ルーペで拡大しても画面の粒子が粗く見えるだけでピント合わせには
あまりプラス効果はないという話もちらほらと聞くようになりました。
W5の代になって見やすさは多少改善したものの、やっぱりキメは荒いまま。

という訳でルリは日差しを遮る折り畳みフードだけを装着しました。
モノはハクバで売っていたW1専用品と銘打った代物(現在、製造中止)です。
W1とW5(それとW7)は外装というか外側の形状は
ほとんど一緒なので全く問題なく装着できました(W7でも実験済み)。

あとは液晶画面を覗き込んで、この位の写りならピントが合っているかな?
という見え具合を見極めてシャッターを切ればOK。まあ、この辺の見極めに
関してはルーペ付フードを使う場合と同じ考え方ですが、ルリの場合は
目を近づけて覗き込むのではなく、少し離れた所から見ます。故に目があまり疲れません。

続いて照準器。最近はダットサイト(ドットサイト)を
使うのが主流で、ルリも一時期使ってたことがあります。
が、結局は写真のような素通しのものに落ち着きました。
右目で液晶画面を見ながら左目で素通しの穴を見るという使い方です。
慣れるまで多少の練習が要りましたが、慣れてしまえば
ダットサイトのように電池を消耗する訳でもなく、非常に経済的です。
あと、レリーズステーのネジ穴にチョウネジを使って固定しているため、
ネジで締めてしまえば微調整は全く不要で取り外しも簡単。
チョウネジさえ弛まなければ使用中に動いてしまうこともありません。
そして、金具とボルト穴、チョウネジを合わせた材料費はわずか数百円(笑)。
別にダットサイトを否定する訳ではありませんが、
こういうアプローチもあるということで・・・。
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