ルリの鳥見日記

万年初心者バードウォッチャー、ルリの怪しさ大爆発の鳥見とラーメン食べ歩きの記録です。

らぁ麺 鳳仙花(東京都新宿区歌舞伎町)

2021年07月15日 22時41分28秒 | ラーメン
今日は仕事帰りに冷たい麺類を食べたいということで紆余曲折を経て西武新宿駅の
近くの路地に入り込んだ所にある「らぁ麺 鳳仙花」まで足を伸ばしました。

店内に入り、券売機で夏季限定の冷やしらぁ麺(900円)と追い飯(100円)の
食券を購入してカウンター越しに転移さんに渡してカウンター席で待ちました。
ちなみに、冷やしらぁ麺の正式名称は“浅利と蛤の冷やしサーモンミキュイのせ”と言います。

出て来たのはアサリとハマグリの出汁がきいた冷たいスープに冷水で締めた中細ストレート麺が入り、
ハマグリ、サーモンのミキュイ、大葉と梅のソース、紫タマネギ、穂先メンマが乗った一杯と、
塩昆布付のご飯&刻みワサビでした。

スープは貝類の出汁がきいた繊細な味わいで、変なクセもなくバランスがとれています。
麺は滑らかな食感でコシもしっかり感じられ、スープの持ち上げも良好です。

サーモンのミキュイは・・・、調べてみたらミキュイというのはフランス料理の手法らしく、
今回のは低温調理で時間をかけて半生の状態に仕上げたサーモンということのようで、
しっとりとしていて柔らかく、ホロホロと崩れるような食感が印象的です。
そして、このサーモンのミキュイに合うとされるソースの中には大葉のソースが
紹介されており、これに若干の梅を混ぜたのがオリジナルといったところでしょうか。
実際、この大葉のソースが単にサーモンの味付けだけでなく、スープに合わせると
全体が引き締まって結構良い感じの味わいに変化しました。
ハマグリはスープとの親和性の上でも全く問題なく、紫タマネギや穂先メンマの
食感がアクセントになって、最後まで飽きが来ません。

麺を食べ終わった後に追い飯を投入したのですが、ここでご飯の上の塩昆布の
塩気と旨味が加わってひと味違った感じになり、更に刻みワサビでピリッと引き締まり、
スープの味を最後までしっかり堪能出来ました。

全体的には斬新なだけでなく、繊細で計算高い一杯だと思いました。
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