つけ麺 五ノ神製作所（東京都渋谷区千駄ヶ谷）

今日は降雪のために電車のダイヤがかなり乱れていましたが、足止めを食うことなく
新宿にたどり着いたので、高島屋の近くにある「つけ麺五ノ神製作所」に食べに行きました。

ボタ雪が降り続く中、店の前には１０数人の行列が出来ていたので、先に店内の
券売機で“肉の日（毎月２９日）”限定の濃厚鴨つけ麺（９５０円）の食券を
購入し、店の外に並んで待ちました。

待ち時間２５分ほどで店内のカウンター席に案内され、更に待ち時間数分で出て来たのは
鴨の風味が出ているつけだれに鴨肉で出来た大きめな肉団子と三角形にカットされたメンマが入り、
冷水で締められた極太ストレート麺の上には低音調理された鴨肉と
ローストされた鴨肉、ルッコラの葉が乗った一杯でした。

つけだれは粘土が高く麺によく絡むのですが、鴨のクセがそう強くないので食べ進めやすいです。
麺自体は相変わらずコシがあって食べ応え十分です。
が、ここで何度食べても感心するのはつけだれと麺の親和性です。
どんな味のつけだれにも合う麺なのか、麺に合うようにつけだれを作ってるのか、
どちらにせよかなり美味しくまとまっていることに変わりはないのですが・・・。

トッピングは３種の調理方法による鴨肉を引き立たせる為に敢えてシンプルにしているのでしょうか。
個人的には低音調理されたものがしっとりしていて鴨肉そのものの味わいが
ダイレクトに感じられて好印象でした。それ故にローストされた方が
少々固めでぱさついた感じが気になりましたが、これとてなかなかの出来栄えです。
肉団子は良くも悪くもつけだれに馴染んでいるのか、
言われなかったら鴨肉って分からなかったかもしれません。（笑）。
また、全体的に濃厚な味わいの中でルッコラが箸休め的な感じになっており、
肉厚なメンマがアクセントになっています。

全体的には濃厚で食べ応えがあり、鴨の味をしっかり出しながらも
バランスがしっかりとれた、食べやすい一杯だと思いました。
ただ、これに限らず肉の日限定メニューは原価率がかなり高そうです。
今日も食べ終わった客の中に“美味しかったから定番メニューに（加えてくれ）！”
なんて言ってる人がいましたが、こんなのしょっちゅう出してたら赤字垂れ流しでしょうに・・・（笑）。

あと、今日は厨房内のオペレーションが乱れてました。
特にスープ割りを出す辺りが・・・ってことで、いつもなら“スープ割りお願いします”と
頼むところを、思わず“スープ割りお願いして良いですか？”って聞いてしまいました（笑）。
ちなみに、スープ割りを頼んだらネギを加えた上で割ったものが出て来ました。
これもネギの香りと鴨の風味がマッチしていてグッドでした・・・って、
これはいわゆる鴨鍋の組み合わせですから合わない訳がありませんね。

更に余談ですが、ここの店長のヘアスタイルが気になって仕方がありません。
以前はモヒカンの髪型が印象的で、メルマガでも時々自らネタに
されていたのですが、最近は帽子をかぶっているので髪型が分かりません（爆）。