今日は鳥見を終えてから半ば強引に御徒町に寄り道するルートを選び、やって来たのは
御徒町駅の南口から少し南下した線路下に入っている「麺屋 翔」でした。
とりあえず店内に入り、券売機でローストビーフ塩まぜそば(1000円)の食券を
購入して店員さんに渡し、今回は珍しく4人掛けのテーブル席でしばし待ちました。
※まあ、カウンター席が満席でしたからね。
出て来たのは湯切りした極太平打ち麺の上にローストビーフ、ネギ、味玉が乗り、
ローストビーフにはバルサミコソースがかけられ、丼の縁には柚子胡椒が添えられた一杯でした。
食べ始める前にしっかり混ぜ、底に沈んでいる塩ダレをひっくり返して全体に馴染ませます。
食べ応えのある麺に程良い塩気とネギの香りでどんどん食が進みます。
塩焼きそばに少し近い雰囲気の味かも知れませんが、とにかくこの塩ダレが良い感じです。
あまり塩の角が立たず、実に絶妙な加減は「塩」をメインに据えている店だけのことはあります。
柚子胡椒も混ぜ込むとピリッと引き締まって味が完成するといった趣きですが、
個人的にはこの柚子胡椒の量がもう少し多いと嬉しかったです。
ローストビーフはバルサミコの酸味が牛特有のクセを緩和し、食べ応えがありながらも
さっぱり頂けます。味玉は安定の半熟具合と味のしみ具合ですが、常連様サービス?(汗)
全体的にはさっぱりしつつも食べ応えがある一杯だと思いました。